先週末は、ゴルフの日本オープンがありました。最終日最終組の池田選手と小平選手の一騎打ちは、日本男子ツァーでは久々の見ごたえある名勝負でした。
また、ボクシングではミドル級のゴロフキンとフライ級のゴンザレスが最強挑戦者と戦い、鮮やかな勝利で強さを見せつけました。
さて、どっちをブログに書こうかな?と思いながら昨夜代々木ナルにお邪魔しました。寝占さんの歌を聴いてぶっ飛びました。これを書かずにいられましょうか?
廣田ゆりさんのピアノと三井大生さんのバイオリンのインストで始まりました。廣田さんは綺麗な音色と堅実なテクニック、いいグルーヴ感を持つ素晴らしいピアニストです。
三井さん、数年前に拠点を東京に移してから引っ張りだこの、これも美しい音色とテクニックで聴く人を唸らせるバイオリニストです。
広瀬さんのオリジナルやアレンジした曲は、廣田さんがほれ込んだと言う三井さんの音色にぴったりハマりますね。手足でのパーカッションも含めてカッコいいタイミングで曲が流れました。
「猫ふんじゃった」って「Stomping cat」なんでしょうか?(笑)
さて寝占さん登場。いやぁ・・・。もう、凄い!としか言いようがないなぁ・・・。彼女のスキャットを含めた歌いぶりには、何度も背筋がゾクゾクしました。
三井さんのバイオリンとの掛け合いはまたすごい!三井さんも気合入って来ましたが、寝占さんも負けてないですね。
インストの人に負けないようなスキャットのアドリブを出来る人はあまりいません。というか、日本人でこれだけ歌える人がいるだろうか?それもこの若さで・・・。
あっと言う間に1セット目が終わってしまいました。いつも1セットで帰る私ですが、もっと聴きたくなってしまった。食事を頼んで、もう一回聴いて行くことにしました。
2セット目も始めっから全開でした。あたかも後ろの二人が寝占さんにひっぱられているようにさえ感じられます。全員の素晴らしいコラボレーションはまたまた私の背筋をゾクゾクさせてくれました。
まだ若いですから、課題もあるのでしょうが、このまま順調に育ってほしいなぁ・・・。インストの人はともかく、ヴォーカルでは世界に通じる日本人歌手は本当に少ない今、とても可能性を秘めた素晴らしい歌を聴かせてもらいました。
余韻を感じながら、最後のセットも聴きたかったんだけど、さすがにそこまで遅く帰るわけにも行きませんのでね、帰途に着きました。何回でも聴きたい寝占さんのライブでした。