コロナ禍で中々試合を組めなかったボクシング界も少しづつ動き始めました。1(日本時間)11/01、オーストラリアの強豪モロニー選手とのWBA&IBF世界バンタム級防衛戦、ボクシングの聖地ラスベガスのMGMグランドホテルでの無観客マッチでした。
下馬評は・・、勿論井上選手圧倒的な優位でしたが、挑戦者も22戦21勝、18KOの戦績を誇る強敵です。さてゴングが鳴ります。
序盤はモロニー選手、全く下がらずに勇敢にプレッシャーをかけて来ましたが・・・、徐々に井上選手のパンチの強力さを身に沁みて感じて来ています・・・(⊙_⊙;)。
徐々に井上選手のパンチがヒットし始めました。第6ラウンドには初めてのダウンを奪います。そして、次の第7ラウンド・・・、モロニー選手が左ジャブからのワンツーを狙います。
ドンピシャのタイミングで井上選手の強烈な右カウンター!!!
違う角度から・・・(-_-;)、うぅ・・・・w(゚Д゚)w、凄いパンチが見事に・・・!!!
ほんの少し遅れたモロニー選手のワンツーの右が井上選手の顔の右をかすめて行きます。まさに切るか切られるか・・・(-_-;)、モロニー選手が勇敢にアタックしてきたからこそ生まれる激しいボクシングシーンです。ファンはこういうヒリヒリする勝負を見たいんです。逃げてばかりのボクシングはじゃぁ面白くもなんともない・・・。
完全に足に来ているモロニー選手は立ち上がれませんでした。強打の井上選手に対し引くことなく勇気を持った戦いぶりは称賛に値します。帰国後に地元メディアに「井上選手は私にとっては強すぎたに。」とコメントしたそうですが・・・、いやぁいいボクサーでした( ´∀` )。
これからは4団体統一を目指す・・・、とも聞いていますが、いずれ階級を上げて行くんでしょう。実はロマチェンコがその数週間前にまさかの敗北、それもあって老舗のアメリカリングマガジン社のPFP(パウンドフォーパウンド)ランク2位にまで上がりました。過去に内山高志選手もトップ10に入った事がありましたが、まぎれもなく日本人ボクサーの中では最高ランクですね。
ロマチェンコが負けた試合もライブで見ましたが、解説陣も私も間違いなくロマチェンコ有利と思っていたところに、まさかの逆判定が出ての敗戦でしたが・・・負けは負け。ロマチェンコ選手は階級を上げ続けてライト級まで来ましたが、流石にこのクラスにこまで上がると、彼のパンチでは強豪相手のKO勝ちは難しいように見えます。かつてのローマンゴンザレスもそうでした。
ロマチェンコはスーパーフェザーに階級を戻すかもしれませんね。井上選手は今バンタム、まだ少し差がありますが・・・、近い将来クラスが合うようになる時が来る可能性もあるんではないかなぁ( ^ω^)・・・、そうなれば面白いんだけど( ´∀` )。
そろそろミドル級の村田諒太選手の試合も組まれそうです( ´∀` )。ボクシングがやっと動き始めた事は嬉しい限りですね( ´∀` )。他のスポーツも動いています。先週のアメリカPGAツァーの試合では松山英樹選手が最終日に猛チャージ、2位で終え、久々の情9位入賞を果たして、今週のマスターズに臨みます。いやぁ楽しみではないですか( ´∀` )。
残念ながら世界中で未だにコロナウイルス感染症は拡大していて、日本でもついに第3波が来たか・・・(-_-;)、と言われています。本当に充分に気を付けなければいけませんが、徐々にコロナ禍での新しい日常を創り上げていかなければいけないのかなぁ・・・(-_-;)、皆さまも十分にお気を付けいただいて、でも少しは楽しみも持とうではありませんか( ^ω^)・・・。