先週の日曜日、ボクシングファンにとってはドリームマッチと言える好カードがありました。天才メイウェザーにメキシコの無敗の22歳、サウル・アルバレスが挑みました。
アルバレスのこれまでのファイトを見てきたファンの多くは、彼が何かやってくれるんじゃないか?と期待していたはずです。
しかし!終わってみれば、メイウェザーのスピードとテクニックの素晴らしさを改めて思い知らされました。
ひとりのジャッジはドロー判定をつけましたが、アルバレスの表情が完敗を認めていましたね。
こんなに強いんだから、パッキャオとやってくれたらよかったのに。もうパッキャオは残念ながらピークを過ぎてしまった感がありますから。
アルバレスはまだ22歳、これからもっと強くなるでしょうけど、そのころにはメイウェザーは引退しているかも。
ボクシングに興味のない方にはまったくつまらない話でしょうが、実は私はボクシング大好き人間なのです。
私の学生時代は中量級の黄金時代でした。私が好きだったのは、「デトロイトのヒットマン」と言われたトーマス・ハーンズ、そして、メキシコの英雄フリオ・セザール・チャベスですね。
マービン・ハグラー、ブンブン・マンシーニ、アレクシス・アルグェロ、ロベルト・デュラン、そしてあのシュガー・レイ・レナード、・・・・・等々。
きらめくスターたちがいっぱいでした。今WOWOWで解説している浜田さんもジュニア・ウェルターだったかな・・・、世界チャンピォンでした。
音楽の話とも繋がりますが、レナードとデュランの2戦目でリングサイドでアメリカ国家の代わりにアメリカ・ザ・ビューティフルを歌ったレイ・チャールズには本当にしびれました。
もう一度聴きたいけど、あの映像は見つからないのだよなぁ・・・。