私には娘が二人いるんですが、下の娘は川崎から南武線で二駅のところにある某電気メーカーに勤めておりまして、上の子は某金融機関の墨田区にある支店に勤めているのですが、今年の春から川崎で一人暮らしをはじめました。
以前から時々ライブに付き合って貰ってたんですが、こんどは川崎か横浜の店を探して行ってみよう、と言うことになりまして、行ってまいりました。(ちなみに息子もいますが、全く付き合ってくれません)
家庭的でよいお店ですね。とっても笑顔のいいママさんと、大きな猫が一人。料理もいいし、なんと言っても日本酒を置いてあるのが良い!(ジャズの店では少ないです)
この日はピアニストが高田ひろ子さん、ヴォーカルは、ほんごさとこさんでした。
高田さんはもうだいぶ前に(10年前くらい?)お茶の水ナルで聴いたことがあったと思います。ほんごさんは初めて聴きました。
いやぁー、上手でした。とっても情感がこもっていて、声もよくのびるし、英語の発音もグーでした。一曲目から僕の大好きな、Someone to watch over me、よかったです。
また機会があったら聴いてみたいですが、私のなじみの店にはなかなか入らないようですが・・・。店によって出るミュージシャンにかたよりありますからね。
英語の話になりますが、私はあまり会話はうまくないんですが、長いことアメリカに住んでましたから、発音がいいとか、下手だとか・・・・、と言うことはわかるんです。
歌を聴いていて、あまり発音がよろしくない歌は、その時点でもう聴くのがいやになってしまいます。
かなり有名な歌手でも、歌はうまいんでしょうけど、英語が下手だと何言ってるのかわかんなくて、おまけに演歌のこぶしが入ったりすると、もうダメです!
日本語の歌詞のある歌なら日本語で歌えばいいのに・・・、と思うこともありますが、でもやはり元の言葉のの微妙なニュアンスは伝わらないかな。
いつも思うのは、せめてテレサ・テンさんの日本語くらいには練習してほしいと言うことです。
私がアメリカに行ったばかりの頃、(学生寮に入ったんですが)あるとき、ルームメートと部屋で歌を歌っていました。(P.P.Mの歌だったでしょうか)すると、”Hey! Who`s singin` in` ere! Maaaan!”(おい!歌なんか歌ってんの誰だ!)
と言って他の部屋の奴が入って来ました。私を見てびっくり、「おまえ、英語全然しゃべれないくせに、歌ってるとアメリカ人かと思ったぜ!」
子供のころから、少ない小遣いやアルバイト代で買った少ないレコードを、歌詞カード見ながら、それこそレコードがすり減るまで聴いて、発音をまねして歌っていましたから、歌っているときは発音良かったらしいです。
素人の私でさえある程度出来たのだから、プロの歌手の方にも頑張ってもらいたいなぁ・・・。なんて思ったりして・・・。(プロの方々に偉そうなこと言ってゴメンナサイ!)