あの衝撃的なKO負けから約一年、マニー・(パックマン)パッキャオが戻って来ました。フィリピンの国会議員でもある彼は、「この試合を台風による未曾有の被害にあっている母国の人々に捧げる」と言って試合に臨みました。
リオスも強いボクサーですが、殆どフルマークの圧勝でした。ただ、いいパンチもいくつか貰っていたし、リオスのパンチは最後まで死んでいませんでした。
前回、決めに行ったところに見事にカウンターを合わせられてマルケスに敗れた反省もあったのかも知れませんが、全盛期の飛び込みの速さがあったのかどうか?解説陣が言うほどの圧勝だったのでしょうか?
でも世界のトップの試合は本当に一秒たりとも目が離せない12ラウンドでした。いろんな団体が世界チャンピォンを乱造している今、世界にあまり評価されない複数階級制覇チャンピォンもいますが、この人たちの試合はタイトルマッチなんか関係ないよ、と言っているようなファイトでしたね。
今度こそメイウェザー戦は実現するのでしょうか?もう数年前にやってほしかったですけれどね。でもやることになれば、世紀のファイトと言われるでしょうね。
近い将来、内山選手や村田選手たちにも是非こういう晴れ舞台にたってもらいたいなぁ・・・。山中、井上選手・・・、久々に素晴らしい日本人ボクサーが育っています。期待したいですね。
マジカルボックス・佐藤選手、潔い引退でした。もっとやって欲しかったと思うのは私だけではないでしょう。彼の代わりに赤穂選手に期待します。(実はつい先日、砂町Arioのヨーカドー食品売り場で佐藤選手を見かけました。近所に住んでるのかなぁ?感動です。)