見て来ました。友達に「良かったよ」と、だいぶ前に言われて行きたかったのですが、やっと行けました。
歳とともにたるむ体同様に涙腺も緩んできておりまして、こういう映画を観るときにはハンカチが欠かせなくなりました。
百田さんの発言が最近物議をかもしていますが、伝えたいことはよくわかるのですよね。論点によっては、まぁ少し語彙を変えてもいいかなと思うこともありますが。
この映画の最後のほうで、そのとき、一人ひとりにそれぞれの物語があったんだ・・・。と語るところがありました。これ戦争云々と拘わらずともいつの時にもそうなのだろうな。自分には図り切れないことがいつも多々あるのでしょう。
それにしてもCGの進化はすごいですねぇ。ちょっと前なら考えられない映像を実写のように見せてくれますね。
話はかわりますが、実は私はゼロ戦おたくなのです。実際はそれほど細かいところまで知識はありませんから「おたく」と言うのは本物のゼロ戦好きの方に失礼かな?ゼロ戦マニアくらいにしておきますか?
多くの戦争映画では私から見るとおかしいシーンがよく見られます(増槽を付けたままで戦闘したり)が、この映画ではよくそういうところも正確に作っていたのは日本の映画では珍しいです。いろんな意味でよくできた映画だと思いました。勿論感動も与えてくれました。
ひとつ細かいことを言わせて頂くと、ゼロ戦の時代にはもう巴戦で戦うことは殆どなかったということを多くの当時のパイロットたちが言っていますが、まぁこのほうが映像的には面白いですからいいかな?
友人が言っていた通りサザンのエンディング曲も良かったですね。歌が終わっても目が乾くまで座っていましたが、だれも席を立ちませんでしたね。最後までみてたら、なんて多くの人が映画作りに関わっているんだろう…(クレジットの名前の多さを見て)と思いました。