新原歯科医院のホームページの、どのページがよく開けられているのかチェックして見ますと、圧倒的に多いのが、「急性化膿性根尖性歯周炎」と題したページです。
この症状で苦しむ方が多いのであろうことが窺い知れます。治療の頻度では、虫歯の治療の方がはるかに多いはずですが、虫歯の痛みは比較的簡単に緩和することが可能です。
根尖性歯周炎の場合は、腫れや熱を伴う事もあり、痛みが引くのに時間がかかることも多く、痛みをとることが難しいケースも多々あります。治療後の予後が悪くなる時もあります。
この治療で苦しむ方が多く、そのためにこのページがよく開けられるのでしょう。
「歯でお悩みの方へ」と言うボタンをクリックして頂くと、いろいろな症例について書いたブログの一覧に行きます。そこの「急性化膿性根尖性歯周炎」のページを読んで頂くと、なぜ痛むのか?なぜ治療が難しいのか?等々解りやすく説明したつもりです。
私たちにとっても苦しい治療になることもあります。古い治療の後遺症であることが多く、治療を難しくします。
昔に比べると、最近は根管治療がしっかりとされるようになりました。ただ治療後のX線写真だけでは解らない治療の過程の難しさがあります。
なるべくそういう治療にならないようにするためには、予防をしっかりすること、そして早期発見、早期治療を心がけることに尽きるでしょうか。頑張って下さい!