台風が近づく中、強風ですぐに止まってしまう総武線に乗り早めに帰宅しました。錦糸町まで無事に着き、ここまで来れば亀戸まで歩いても帰れますから、ついつい途中下車。アーリーバードへ向かいました。
ここはサックス奏者の小形登さんがやっている小さなライブハウスです。家から近いので時々お邪魔します。
この日は、ギター・ヴォーカルのベティー大竹さんとパーカッション・ヴォーカルのクラウジオさんの、ボサノバデュオでした。
窓の外の風に揺れる木の葉をバックに心地よいボサノバの名曲を奏でてくれました。
クラウジオさんのタンバリン、時々タブラのような、ホワンとした音が出ます。聞いてみたら、「そう、こうするとね、そんな音出るのよ」と、セルジオ越後さんのような、ブラジルなまりの日本語で答えてくれました。日系ブラジル人だそうです。タンバリンにもいろいろな仕掛けがしてありました。
徐々に盛り上がって来ました。最後に、私のリクエストに応えてくれて、Saudades・Da・Bahia(サウダージ・ダ・バイーヤ)を歌ってくれました。感謝、感激です。
恐れていたような大雨にもならず、心地よい音楽を聴くことが出来た夜でした。