グレコに行って来ました。まさに「隠れ家」と言う雰囲気の大塚Greco、有名な箱ですからね、もう隠れ家とは言えないのかも知れませんね。
この日の出演は、榊原大さん(Pf)、伊藤大輔君(Vo)、岸徹至君(B)の3人でした。
この3人の中では 榊原さんが一番のベテランでしょうか、また各方面で活躍しているメジャーな音楽家ですね。伊藤大輔さんは、もう10年くらい前かなぁ、小岩COCHIに出演した時に一度だけ聴いたことがあります。
歌も素晴らしかったけど、ヴォイス・パーカッションが印象に残りました。その後、よく名前は聞いていましたが、なかなか聴く機会がなく、今回が2回目です。どんな歌いぶりなのか楽しみにしていました。
岸さんはあちこちで引っ張りだこのベーシストですから、3人の中ではいちばん数多く聴いています。代々木Naruにもしょっちゅう出ていますしね。今日は(私は1セットしか聴かなかったのですが)エレキベースを使っていました。曲によって、ウッドと使い分けるようです。
グレコは普段は2回のリビングのような部屋でやりますが、ミュージシャンの編成が多いとき、お客さんの予約が多いときは地下の広いスペースでやります。
この日は地下のスペース、ほぼ満員、30人以上入っていました。しかも殆ど女性ばかり。オーナーの美好さんに聞いたら、男性は私で3人目だということでかなり肩身の狭い思いでおとなしく聴いていました。
3人とも素晴らしい!伊藤君は彼の声、彼自身が楽器のようなステージングです。歌、スキャットのアドリブ、他の楽器のソロの時には音を下げてボイパでバッキングします。
ピアノ、ベースのソロもバッキングもいい感じです。それに加えて曲の間の3人のトークで女性たちを魅了していました。私には少しトークが長く感じましたが、皆さん大喜びだったからなぁ・・・。良しとしましょう。
そういったトークも含めての素晴らしいエンターテイメントですね。私も小さくなっているつもりでしたが、ステージが徐々に盛り上がって行くにつれ、いい音を聴くにつれ、お酒が進むにつれ、ついつい「いいぇ~~い!」とか、雑音を立て始めてしまいました。他のお客さんには申し訳ありませんでした。
河波君や牧野君、この伊藤君と、若い素晴らしい男性ヴォーカルが出てきています。もっと聴きに行きたいし、多くの人に聴いてもらいたいなぁ・・・。