昨夜、寝ようと思っていましたら、始まったNHKの番組が面白くて、最後まで観てしまいました。
東田直樹さんと言う、重度の自閉症でありながら執筆活動を続けている方の話でした。
心が動かされましたね。昨年から欧米で彼が中学生の時に書いた「自閉症の僕が跳びはねる理由—会話のできない中学生がつづる内なる心」の訳本が出版され、話題になっているそうです。私は全く名前を聞いたことがありませんでした。
この番組で紹介されたことによって、日本でもかなり知名度が上がることでしょう。(知る人ぞ知る方であったのでしょうが・・・)
「クラウド・アトラス」と言う映画(結構面白かったですね、トム・ハンクスやハル・ベリーが出ていたSF映画です)の原作者、ディヴィッド・ミッチェルさんが彼の本を知り、自身のお子さんが自閉症なんだそうですが、これは多くの人に知ってほしいと思い英訳して出版したところ、大きな反響を呼び多くの言語に翻訳され始めたということでした。
欧米の大手メディアがこぞって取り上げ、欧州8か国での出版が決まったそうです。日本のメディアはどうなんでしょう?私が知らなかっただけなのかなぁ?
海外で注目されて、それにより日本でまた紹介される形になりそうですね。どんな形であれ、東田さんのみならず、多くの方々の幸せに繋がって行ってくれたらいいなぁ・・・、と祈っています。