日曜日、高校の同窓会がありました。東京都立墨田川高校、昭和47年卒業の同期会です。「七星会」と言って、4年に一度、オリンピックの年にやっていますが、今年は還暦記念ということで、2年ぶりの開催となりました。
G君に写真貰いました。私は写真撮ることさえ忘れて飲んでいました。Y君の赤いちゃんちゃんこが似合っていますね。
日の出桟橋からランチクルーズの客船シンフォニーで2時間の東京湾回遊、海からの眺めを楽しみながらの筈でしたが、テンション上がりすぎ!殆ど外の眺めを見ることもなく、皆あちらこちらで喋りまくっているうちにあっという間の2時間、日の出桟橋に戻って来ました。
幹事諸君の奮闘により、今回も90人程集まりました。私は実は10年ぶりくらいの久々の参加でしたが、ちょっと老けたものの、皆さんの高校時代と変わらぬ笑顔を見て、楽しく過ごさせて頂き、また本当に癒されました。
流石に先生方もお歳をめされ、今回は私たちが高二の時に新卒で教員になられたK先生のみのご出席となりましたが、同期生も徐々に逝ってしまう年代ですから、淋しいですが、出て下さったK先生には感謝ですね。
2次会は浜松町まで歩いて、同期生のH君の所属する会社の某居酒屋さん、数人を除いて殆ど出席、2次会のみの参加者もいまして、またまた盛り上がりました。
共学の都立高でしたが、私は(いまだに・・・、ですが)とってもシャイな高校生でした。当時女子生徒とは殆ど口を聞けなかったのですが、40数年たち、数人の女性と初めてお話をさせてもらいました。これだけの時を経て初めて親交を持つというのも不思議な感じでしたが、少しでも覚えて頂いていた事には感謝です。
今はシステムが変わっているようですが、当時は東京都は幾つかの学区に地域分けされていまして、他の学区にある都立高校には入れませんでした。
私たちの地区は第6学区と言って、墨田区、江東区、葛飾区、江戸川区のいわゆる「川向う」の墨東地区にありました。皆、下町の同じような環境で育って来た子供たちでした。
大学で初めて他の地域の人達と本格的に交流し、社会に出てまた違った環境で仕事を始めました。時間を経てもこうして久々に顔を合わすと、一瞬で下町育ちの高校生に戻るのです。とても楽しく、貴重な時間です。
不思議なもので、同期でもあり、ほんとに狭いエリアですが同郷であると言うことが安心感をもたらしてくれるのですね。
あちらこちらで記念写真を撮っていましたが、私も少し撮っておけばよかったなぁ・・・。話で盛り上がりすぎました。それにしても、毎回こうして会を準備してくれる幹事団には本当に感謝です。みなまだ現役ですから、日々忙しく仕事をこなしながらの準備です。彼らなしでは七星会はここまで来なかったのですからね。ま、それも彼らには楽しいひと時になっているのかも知れません。
数人はいまでもしょっちゅう会って飲んでいますが、多くの方とはここ以外ではお会いすることはありません。今回は還暦記念の特別企画でしたが、次回はいつも通りオリンピックイヤーの2年後です。どうか、皆さんお元気でいて頂いて、またお会いしたいものです。