12月20日の土曜日、千葉の高滝湖へワカサギ釣りに行って来ました。ここ数年あまり釣れたためしがなかったのですが、久々に(ポツポツですが)コンスタントに釣れました。
朝9時半過ぎにのんびり亀戸を出ました。時期的なものか、高速はノー渋滞でスイスイと走り、1時間ちょっとで高滝湖到着です。
運転しながら携帯を忘れた事に気が付きました。不思議なもんで、特にメールや電話が来るわけでもないのに、携帯がないと不安になります。慣れっていうものは恐ろしいものですね。
携帯のなかった時代からまださほど経っていないのに・・・。なにより写真撮れないからなぁ。
6年ほど前に撮った写真です。こんなところです。
なにはともあれボートに乗り込み小雨の中、2本竿に仕掛けを付け、紅サシを付けて正味2時間で30数匹釣れました。でもまぁ小さい事、5センチあるかないかです。昔はもうちょっと大きいワカサギが釣れたんだけど・・・。
ここに初めて来たのはもう20年前くらいでしょうか?あのころはもう少し大きなサイズのワカサギが、鈴なりとまでは行きませんが、5~6匹ついてくることは珍しくなく、2時間もやると100尾くらい釣れたこともありましたが、ここ数年は不漁が続いていました。30尾と言うとワカサギ釣りとしては少なく思われるかもしれませんが、ここでは久しぶりに釣れた実感がありました。また増えてくれるといいなぁ。
今一緒にゴルフをやっているG君、O君、Hさん、あと数人、高校の同期生たちと昔は毎月船釣りに行っていました。保田、勝山、大原、などの港から釣り船に乗り、アジ、タイ、ショウサイフグ、イサキ…等々いろんな魚を釣っていました。
あるとき、ワカサギ釣りやってみたいな、と思いついて釣りの雑誌を頼りに一人で神奈川県の津久井湖へ行ったのが私のワカサギ釣りのはじまりです。
何もわからず、手持ちのシロギス釣り用の15号、165センチくらいの振りだし竿にスピニングリールを付けて行きました。貸ボートをやっていた釣り具屋さんで餌(赤虫でしたね)を買い、初めてのワカサギ釣りに挑みましたが、ほぼオデコに近い惨敗に終わりました。
ワカサギ釣りと言うと、50センチもないような短い竿に7本バリくらいの仕掛けを付けて釣るイメージしか無かったのですが、津久井湖のワカサギ釣りは全く別物でした。
かなりボートがいっぱい出ていましたが、みんな磯釣りに使うような4メートル前後の長竿に20~30本くらいの針を付けて、それを4~5本出して釣っていました。25~30メートルくらいと水深があるので、長仕掛けで広くタナを探るのですね。
またワカサギは底近くにいると言われていますが、けっこう中層、表層にいることもあることをここで教えられました。14本バリの仕掛けを二つ繋ぐと28本バリ、約4メートル程の長さになります。それを数本違うタナに置くと15メートル以上のタナを探れます。アタリがあったら他のタナに置いた竿を当たったタナに合わせ、食わせます。
その長い仕掛けを取り込むには長竿でないと勝手が悪いわけです。隣のボートで釣っていた人が、私の釣り方を見て気の毒に思ったのでしょう、ポツリポツリと津久井湖での釣り方を教えてくれました。
その後、津久井湖仕様のギアを揃え、リベンジに行きました。あそこは2年魚が多く、ワカサギにしては大きい7、8~10センチくらいのいい型が結構釣れました。天ぷらで晩酌をして、釣れすぎたワカサギは南蛮漬けで楽しませてもらったものです。残念ながらブラックバスに食われてしまうのか、年々ワカサギは釣れなくなり、その貸ボートをやっていた釣り具屋さんもある年行ってみたらなくなっていました。
今回使った竿です。波止用210センチ、5号くらいかな?
その後高滝湖でワカサギが釣れる事を知り、こっちの方が近いですから来るようになりました。津久井湖のときほどではありませんが、ここでも長めの竿と仕掛けを使います。はじめの頃は20本バリくらい使いましたが、餌づけに時間かかってめんどくさいので今は14本バリでやります。ここは竿は一人2本までと制限されていますから2本です。
ま、ここは浅い(3~5メートルくらいかな?)からそれで十分です。7本バリでやっている人がほとんどですが、14本バリの上と下に掛ってくることもしょっちゅうですから、やはり長仕掛けの方が有利だと思っています。
竿にうろこがいっぱいついてしまいました。
以前よく釣れていたころは、餌づけしながら仕掛けを垂らしていると、全部の針に付け終わる前にアタリが来たこともありました。つまり上から1メートルちょっとの表層に群れが来ていたわけです。
短い仕掛けで底だけさぐっていてはチャンスが少なくなります。ただでさえ釣れないのに・・・。でもこの日はまぁまぁでしたね。11時近くの遅い時間からのんびりやってもポツポツ釣れたし、スレで掛って来たワカサギも多かったから、魚影は濃かったのかも。
朝早くの朝まずめからやっていれば結構釣れたかも知れませんね。高滝湖のHPでは、その前の週に1000尾超の釣果を出した釣り人がいたそうですから。
恥ずかしながら・・・。
なんとかブラックバスに食われずに越年して大きくなってほしいものです。私も息子が小さいときは一緒に来ましたが、解禁当初ならさほど寒くないし、(今はドーム釣り場もあります)交通の便も良く、ファミリーフィッシングに最適の場所です。このような雨の時は空いていますが、普段の週末は家族連れで賑わう釣り場です。子供たちの喜ぶ姿をいっぱい見られるようになってほしいですよね。
2014年12月22日 カテゴリ:日々のこと