根本先生と昔の話をしていまして、ゴルフに行った時のことなど懐かしい話で盛り上がりました。
学生時代には根本先生ほか、数人ゴルフ仲間がいまして、よくご一緒しましたが、それぞれ一人でフラッとゴルフ場に行くこともよくありました。
歯科大も最後の一年は殆どが臨床(患者さんに実際の治療をしました。)だったように感じるほど、クリニックに長くいました。
私は、だいたい午前に一人、午後に一人の患者さんの予約をとり、一日二人しか診ない事が多かったです。
たまに午後の患者さんが都合悪くなりキャンセルされたりすると、午後まるまるヒマになります。そんな時は迷わずゴルフ場へ行っていたような気がします。
平日ですから、ゴルフ場も空いていることが多く、一人で回ることもありましたが、やはりフリーで来ている人と組まされてプレーすることも多々あり、いろんな人と一度きりのゴルフをしましたね。
あの時代、近くのパブリックのコースのグリーンフィーは安いところで3ドル50セントくらいでした。映画を観るのが5ドルくらいだったでしょうか?映画に行くより安くゴルフが出来ました。
高いところでも10ドル程度だったように思います。アメリカのプロゴルファーが強くなるはずですね。子供のころから気軽にゴルフを出来るんですから。
関係ありませんが、テニスも学校や公園にあるテニスコートでただでプレー出来ました。日本では高いお金を払うか、区営コートの抽選に当たるのを待つか、テニスをするのも大変です。40年前から環境は日本と大きな違いがありました。
さてゴルフの話に戻ります。本当に多くの人とプレーさせてもらいましたが、あまりいやな気持にさせられた事はありませんでした。気持ちの良い人が多かったなぁ・・・。いつも楽しく話をしながらゴルフをしていたように思います。
そうやっていろんな人とゴルフをしてみて気づいた事がありました。殆どのゴルファーは、「今日は調子が悪い・・・!」と言いながらプレーをしていたのです。
これは、今、日本でゴルフをしていても共通しているかも知れません。「今日は絶好調!」と言う人はめったにいませんね。よくて「まぁまぁ・・」でしょうか?やはり「調子悪いよ~!」と言う人が多いですね。
みんな本当はとっても上手なゴルファーなんだろうなぁ(笑)・・・。たまたま今日は調子悪い人の多い事ったらありません。この点に関してはアメリカも日本も大差ないようですね。
それで私は昔からなるべくなら「今日は絶好調だ!」と言うようにしています。(あんまり酷いスコアの時はさすがにその言葉は使いませんが・・)
そうすると、「いやぁ、ほんとに調子いいねぇ」と言われることが多いのです。皆さん私の実力をよ~くご存じなんですね(笑)。多分自分のことよりも他人のことの方がよくわかるのかも知れません。
私はそんな風にして自分の実力が分かって来た事を思い知ります。ま、たまに100を切れる程度の腕前です。好調、不調なんてありませんよ(笑)。大したことないです。
でも皆さんのその日の調子を聞く・・・、これも密かなゴルフの楽しみ方の一つなのであります、ふふふ・・・。