私は子供の頃から目が弱くて、(まぶしさに弱いと言う意味です。)陽射しの強い日は目を開けていられないほどでした。まぶしい陽の下ではすぐくしゃみが出ました。
視力はいまだに1.2はあります。近くは老眼鏡を使わなければ見えなくなりましたが、遠くはいまだによ~く見えます。
ちょっと話はそれますが、老眼鏡のことを英語では「reading glasses」と言います。「読書メガネ」といったところでしょうか?「老眼鏡」よりも優しいし、お洒落ではありませんでしょうか?
それぞれの国の言葉に、そこにしかない特有の美しい単語、言い回し、表現があります。また逆もしかり、かな?それに合う言葉が見つからず、ニュアンスをうまく訳して表現することが難しい事もあります。訳者は大変です。
「senior」、或は「senior citizen」と言う言葉は、単に老人と言うよりは、やや年輩の方への尊敬の意味が込められている感覚が私にはあります。英語の専門家ではありませんから、本当のところは解りません。あくまで私が感じるニュアンスの話ですが・・・。
日本語にもいい言葉があるのかも知れないけれど、普段よく聞く老年者に関する言い回しには、あまり響きがいいものが少ないように私は感じています。違う表現では逆に日本語でしか表現できないような美しい言葉もあるということも事実でしょう。
さて、話が横道にそれすぎましたが、サングラスの話をするつもりだったのです。
晴天のスキー場でサングラスもせずに滑っている人がいますが、私には信じられないことです。私は全く目を開けられませんから・・・。
若い頃は、サングラスをかけるのは、なんかカッコつけているように思われそうで、ちょっと普段は使えませんでした。流石にスキー場ではそれがないと何も出来ませんし、殆どの人がかけていますから、気にせずにサングラスをしていました。それ以外では使いませんでしたね。
年とともに、我慢弱くなって来ました。また、つまらない事を気にして我慢することもない、と言うことを感じ始めます。だいたい、誰にどう思われるか気にするほど他人は自分の事を気にもかけていない事にも気づきましたし、ですからいつからかよくサングラスを使うようになってきました。
運転しているときは大体使います。陽射しの強い時には横断歩道の白線の照り返しがきつくて下を向けないような日もありますから、私のカバンにはサングラスを入れてあり、いつでも出して使えるようにしています。
ゴルフの時も、眩しいと飛んだボールの行方を追いにくくなります。逆光の時などは全く見えません。キャディーバッグにもサングラスが入っています。ただ、打つ時は、サングラスをかけていると微妙に感覚が狂うように感じるので外して打ちます。
先週末から風邪っぴきでして、昨日から何故か目が真っ赤に充血してきました。今朝起きたら、目やにが固まって、瞼が糊で張り付けたようにくっついていました。目と顔を洗って鏡を見るとさらに充血がひどくなっていました。
ちょっと外を歩くのが恥ずかしいくらいの赤目状態です。ちょっと腫れて来ました。今日はサングラスをかけて電車に乗って来ました。
実はこのことを書くために長々と前置きを書いて来たわけなんです。いろいろ言った割には電車の中でサングラスをしているのはちょっと気が引ける・・・、と言うか何と言うか・・・。別に誰もこちらを見て気にしている人なんかいないんですが、この歳になってもまだまだ自意識過剰なんだなぁ・・・、と恥ずかしい思いでした。
一つわかったことは、いろいろ理由があっていろんな行動をとるのが人間なんだなぁ・・・、と言う事です。電車の中でサングラスをしている人にもいろいろな理由があるのかもなぁ・・・。
午後は眼科に行って来ませんとね・・・。