火曜日の一人目の患者さんのカルテに日付を入れたときに、「あぁ、七夕だったんだ・・・。」と気が付きました。
年ごとに季節感を失っていまして、その日になって初めて思い起こすことが多くなったようです。
残念ながら雨模様で、夜になっても星は見えません。晴れていても東京では天の川は見えませんか・・・。
40数年前、高校生の頃ですが、夏に伊豆七島へ行くのが流行っていた、と言うかトレンド?って言うんですかね?毎年夏休みになると、友人たちと竹芝桟橋から船に乗って神津島、式根島、三宅島、などの島へ行ったもんでした。
夜になると、こんなにいっぱい星があったんだ・・・!と満天の星に驚いたことを思い出しました。その頃は全く違ったことに興味があって島へ行ったんですけど、さすがに感じるものがあったんでしょうね。
アメリカにいた大学生時代、ひとりで車に乗って3週間ほど西部のいくつかの州を旅したことがありました。
貧乏旅行です。地図を頼りに行く先々でオートキャンプ場を見つけて野宿しながらの旅でした。テントなんぞは持ち合わせず、ただ寝袋に入って地面に寝ます。夏は殆ど雨が降らない地方ですから、それで問題ありませんでした。
寝袋に入って夜空を眺めていると、流れ星がいくつも流れて行きました。田舎の山の中のキャンプ場からは毎日星がいっぱい流れて行くことを知りました。
一緒に島に行った親友の一人、Sz君が夏に遊びに来て二人で旅行したときも同じような旅をしました。楽しかったなぁ・・・。Szは40半ばであの星の向こうへ逝ってしまいました。
思えばあの頃一緒に遊んだ仲間たちと、釣りに行ったり、今ではゴルフが多いですが、関係なく飲みに行ったり、いまでも楽しく付き合って貰っていることには本当に感謝です。
七夕からあちらこちらに思いがそれて、いろいろ思い出しました。
ところで、今の子供たちは織姫さまと彦星さまの物語、知ってるんでしょうか・・・?