9月13日の日曜日、両国にある江戸東京博物館へ行って来ました。丁度大相撲秋場所の初日でもあり、力士が道を歩いていたりします。
20年くらい前に子供たちと来たことがあります。そのときは走り回る子供たちを見失わないようにしていただけのような気がします。
ちょっとゆっくり歩いてみようと思いました。
国技館が見えます。
「徳川の城、天守と御殿」という特別展をやっていました。私はあまり興味がありませんので、常設展と「くらべてみよう江戸時代」という企画展だけ回ることにしてチケットを買って館内へ入ります。
今年春にリニューアルオープンしたそうで、きれいでしたねぇ。広いフロアに展示物が大きなものから小さなものまで余裕をもって配置されていました。
最近江戸時代のことに徐々に興味を持ち始めていまして、少しづつ調べたりしています。当時の人々の暮らしぶりを知ると、現代と変わらぬような重なる部分があったり、他の国々と比べても進んだ面があったり、面白い発見があります。
ここの常設展は江戸時代から現代にいたるまでの江戸、東京の歴史を駆け足で辿れるように順路が設定されています。
橋の上から見える実物大の明治時代(?)の新聞社のようです。
外国からの旅行者のような方々も多かったですね。これは江戸時代の繁華街でしょうか?(日本橋かなぁ?)こういったミニチュアは古文書の図などからかなり正確に再現されているようです。よ~く出来ています。みなさんあちらこちらでパチパチ写真を撮っていました。
それぞれのオブジェに丁寧な説明文がつけてありましたが、これ、忘れちゃった(笑)。でもみんな綺麗にできていて、クローズアップで撮っている方も多かったですね。
これは武家屋敷の模型です。
裏から見ても面白かったですが・・・。
私の生まれた堀切も、今住んでいる亀戸も、このころは村だったんですね。
江戸時代以前の古文書に比べると、江戸時代以降の古文書はかなりの数が残されていて、またほとんどはいまだに解読されぬままなんだそうです。非常に手間がかかる学問ですが、少しづつ解読されて行くうちに、新たな歴史の発見があるかもしれません。楽しみな話ではありませんか?
両国橋です。とても栄えた繁華街だったそうです。両国の花火も江戸時代からです。屋形船もこのころから始まったんでしょうか?
さて企画展です。今も昔もランキング付けが好きなんですね。これは当時のレストラン番付です。このころの料理屋は庶民には手の届かぬ存在だったそうですが、なんでも何日も前に献立をオーダーして頂くという完全予約制なんですって。逆に寿司はファーストフード、庶民の食べ物だったとか・・・。
他にも温泉番付、銘酒番付、美人番付、等等・・・。ほんとに好きだなぁ・・・。こういうの・・・。
その頃の大地震や、火事の号外瓦版、セレブ情報、日本国不思議比べ・・・。企画展は小さなスペースでしたが、盛りだくさんの資料が並べられています。もっとゆっくり見たいものです。
写真は撮らなかったけど、明治から現代までの展示物も、懐かしいものがいっぱいです。こころが和らぎます。
帰りに一階のギフトショップにはいろんなお土産はもちろん、江戸に関する本や図鑑がいっぱい置いてあります。ここだけで30分ほど使ってしまいました。
ゴルフやジャズとは違った癒しが得られるような空間ですね。またお邪魔しましょうか?