9月29日、代々木ナルにお邪魔しました。この夜はピアノの遠藤征志さん、ギターの曽根一馬さんのデュオでした。
このお店では数少ないインストのみ(ヴォーカルなし)、おまけに男性ミュージシャンのみのライブです。ほぼ満席、ハンサムな二人のライブには女性客率が高かったですね。勿論彼らの素晴らしい演奏あってのことです。
階段を下りて行くと音が聞こえてきます。演奏は始まっているようです。相変わらず音色の美しいピアノとギターです。
このデュオでは彼らのオリジナル曲中心に演奏します。ですので私には知らない曲ばかり。でも素晴らしいメロディーメイカーの二人の曲は心に沁みて行きます。
曲の終わりには大きな拍手で包まれます。
3曲目位からでしょうか?曲のテンポがかわり、徐々に遠藤さんのアドリブが激しくなってきました。私もついつい声が出てしまいます。
遠藤さんに応えるかのように曽根さんもカッコいいギターソロを決めてくれます。だんだん拍手の音まで大きく強くなってきましたね。
あっという間に1セット目最後の曲、と言うコールがなされましたが、私は軽~く「えぇ~~~」、もう1曲やってくんないかなぁ・・・。
それを聞いたからではないでしょうが、奥の席にいた、みさこさんの「もう1曲サイン」が出たようでした。まだ8時には少し間がありましたから・・・。
ライブハウスの中には、スタート時間や終わる時間にかなりルーズなお店もあります。あんまり気にしてないみたい・・・。でも代々木ナルではそんなことはありませんね。お客様優先です。
お蔭さまでもう一曲・・・。二人で、「さて何やりましょうか?」と話しています。遠藤さんが「これは?」と言って音を四つほど・・・、キーを叩きましたら、「ああ、それ行こう!」って曽根さんが答えて最後の曲がはじまりました。
あれだけで解っちゃうんだ・・・!と、少々ビックリです。プロのミュージシャンは凄いもんだなぁ・・・、と今更ながらに感服です。
曽根さん、「これはウエス・モンゴメリーの曲で・・・」と曲名を紹介(忘れてしまいました(笑))、直ぐに演奏が始まります。
それまでの彼らのオリジナルではなくスタンダードの曲ですが、やはり私の知らない曲でした。なんか、聴いたことあるような気もしますが・・・。
二人とも弾けましたね!凄いフレーズの応酬でした。美しい音色でなおかつこの速弾き、時にはマイルドに、時には激しく・・・。いやぁ~カッコイー!声も出ましたが、曲の終わりにはほぼ満席のお客さんの万雷の拍手と笑顔に包まれて、二人のミュージシャンも笑顔でお辞儀です。
逆光で少々暗いんですが、お二方、アリガトね!