またマスターズの季節になりました。
今年は今までにない強風にスコアを崩す選手が多く、三日目を終えてアンダーパーが4人しかいないと言う、まるでUSオープンのようなロースコアの勝負になっています。
そしてその上位4名の中に日本の松山選手が入っています。また58才のベルンハルト・ランガー選手が3位タイで松山に並ぶと言う面白い展開です。明日の最終日、楽しみです。
土曜(昨日)の朝、早く目が覚めてしまい、生中継でマスターズを見ていました。今年でマスターズから引退するトム・ワトソンが映っていました。
65歳くらいだったかな?(調べたら66歳でした。私より三つくらい上かなと思っていたのですが)最終ホールの465ヤードのパー4のセカンドショットをクリーク(5番ウッド)でグリーンに乗せて来ました。他の若いプレーヤーたちはこのホールのセカンドを7番とか8番アイアンで打って来ます。その違いが彼に引退の決意をさせたようです。
数年前に引退したゲーリー・プレーヤーはウッドでもセカンドが届かなくなるまで頑張ってマスターズから身を引きました。
18番のグリーンに向かうワトソンを大観衆がスタンディングオベーションで迎えます。
思えば今回初めてアーノルド・パーマーがオナラリースターターを辞退しました。往年のビッグスリー、パーマー、ニクラウス、プレーヤーがマスターズ初日のオナラリースターターを務めて来ましたがパーマーはもうゴルフクラブを振ることも難しくなったようです。こうして時代は変わって行きますね。
ワトソンを迎えようとジェントル・ベンとして知られるハーヴィー・ペニックの秘蔵っ子、ベン・クレンショーがマスタ-ズウイナーの証であるグリーンジャケットを着て待っていました。
グリーン上でも大拍手で迎えられます。
たった今ワトソンのマスターズ挑戦が終わりました。
若き日のワトソン
今日父母の墓に行って来ました。桜が葉桜に変わりつつある中、
藤のつぼみが成長しています。
こうしてまた季節が巡って行きますね・・・。
季節が巡り、時代が変わって行きます・・・。