大相撲五月場所も終盤に入りました。両国を電車が通るときにチラッと見えるのぼりが相撲場所をやっていることを伝えてくれます。
朝、10時頃に私の乗った電車が両国に着くと、よく若い力士が乗って来ます。中にはまだ髪が伸びきらず髷を結えないザンバラ髪の力士もいます。最近は両国近辺以外の場所に相撲部屋が増えていますから、若手力士は電車通勤です。
だいたいみんなスマホを見ています。中身は普通の若者ですね。
序の口の取り組みは朝の8時半くらいから始まるそうです。この時間に電車に乗ってくるお相撲さんたちは序二段くらいの力士さんなのでしょうか?取り組みを終えて部屋に戻るのかな?
彼らが入って来ると甘い香りが漂って来ます。鬢付け油の匂いです。日本髪にも使うそうですが、あまりその香りを楽しむ機会にはお預かりすることはありません。
私にとってはこれは両国の懐かしい匂いです。