日曜日に近くのヨーカドーの食品売り場で「オーストラリア産の種なし葡萄」というのを売っていました。安かったので買って見ましたが、こりゃぁ結構行けるわい・・・、とパクパク食べながら、「そう言えば・・・」とあることを思い出しました。
2年ほど前に輸入解禁されて売られるようになったそうです。
そう、アメリカでは種なし葡萄もなかったけど、日本の葡萄のように皮を簡単に剝いて食べられる葡萄がなかったなぁ・・・。30年以上前のことなもんで、今のことは知りませんけど・・・。日本に帰って来て、国家試験を受るまで時間がたっぷりあったので一度だけヨーロッパに行きました。
そのとき(ツァーで行ったのですが)食事に葡萄が出まして、私は平気で皮ごとムシャムシャと食べていたのですが、同じテーブルにいた添乗員の方も含めて皆さん一生懸命剝けない皮を剝いて食べていたのを見て、「こっちの葡萄は皮ごと食べるみたいですよ・・・。」と声をかけたりしました。
今はどうなんだろう?ちょっとネットでチェックして見ました。すると「最近皮ごと食べる葡萄が出回っているが・・・」とか「葡萄の皮はあまり食べ過ぎない方が胃に良い・・」とか、「皮には農薬がついているから・・・」いろんなコメントがありました。確かに日本人は見かけを気にするので他国向けに比べて農薬を多く使う傾向がある・・・、と聞いた事もありますが・・・。どうなんでしょう?きっと体に悪いものは売らないと思うんだけど・・・。
種なし葡萄とか、皮を剝きやすい葡萄とか、何に付けてもそういった細かいところに日本はなべて行き届いておりますなぁ・・・。日本では普通ですが以外に他国ではないものも多いのかも知れませんね。ウォッシュレットもそうですね。トイレのことを考えると、もう私は外国旅行は出来ない体になってしまったかも・・・(笑)。
皮が剝けない外国産の葡萄だから安かったのかも知れないけど、葡萄の皮は結構美味いんだけどなぁ。リンゴだって皮ごと食べると美味しいですよねぇ。
話は飛びますが、魚の皮もいけますよね。海の魚は皮の近くに油が乗ってますから、焼いても煮ても皮が美味い!昔毎月船釣りをしていたころ、釣った魚の皮をひいて刺し身にしましたが、いい魚(鯛とか…、イサキでも)の皮は捨てずにあら鍋に入れておくと、これがまたトロトロになって美味しかったです。
贔屓にしていた寿司屋の板前さんは(もうとっくに引退しちゃったけど)サヨリが出る季節になると、サヨリの皮を串に巻いて塩をふって軽くあぶったやつをサービスしてくれました。これもまた美味かったなぁ。いい酒のサカナになりました。そう言えば最近殆ど寿司屋に行ってないなぁ(と言うか行けない・・・(悲)、)。
勿論フグの皮も絶品です。
魚の皮は好む日本人ですが、葡萄(フルーツ)の皮は今一人気がないようです。この文化に関しては日本には定着しないかもしれませんね。美味いんだけどなぁ・・・。