新原歯科医院

院長ブログ

アーカイブ: 9月 2016

アーノルド・パーマー逝去(また巨星が・・・)

アーノルド・パーマー氏の訃報が入って来ました。ここのところ体調が悪かったことが伝えられていました。今年のマスターズではオナラリースターターを辞退した程でしたが、また大きな星が流れて去って行きましたね。

 

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私が子供の頃、テレビで「ビッグスリーゴルフ」と言う番組をやっていました。パーマー、ジャック・ニクラウス、ゲーリー・プレーヤーと言う当時ビッグスリーと言われた3選手の迫力あるプレーが見られました。

 

ゴルフのゴの字も知らぬ子どもなりに「ウワァ~、面白そうだなぁ、カッコいいなぁ~、」と思って見入っているうちに、「僕もいつかゴルフやってみたいなぁ・・・」と思うようになっていました。

 

ゴルフが庶民のスポーツとは言えなかったあの時代、小さいなりに「大人になっても出来ないかも知れないなぁ、」と考えていましたが・・・。まわりでゴルフやっている人は全くいませんでしたからね。

 

私と同じようにゴルフに興味を持った子供たちがいっぱいいました。葛飾区立堀切小学校ではゴルフブームになったのです。チリ紙を丸めたボールをゴルフクラブ代わりの箒(ほうき)で打って教室の後ろや廊下にコースを見立て、「僕はパーマーだ!、僕はプレーヤーだ!」と言わんばかりに遊びほうけました(笑)。

 

ge-ri小柄なゲーリー・プレーヤーは日本人に人気がありました。

 

jackパーマーは長嶋、ニクラウスは王選手のような感じでしたね。

 

このブログ記事を書こうと思い、ネットで「ビッグスリーゴルフ」を検索して見ましたら、上位には「タモリ、たけし、さんまのビッグスリーゴルフ」とか言うのが並んでいます。なんだよこれ・・・、おいおい、勘弁して下さいよ・・・。みんなパーマー、ニクラウス、プレーヤーの三人を忘れちゃったのかい?

 

ま、王、長嶋が圧倒的な人気だったあの頃のことを覚えている人さえ少なくなっているのかも知れないこの頃ですからね、仕方ないんでしょうね。私たちオールドタイマーにはまた一つ大きな星が流れて行ったようです。こうして時代も流れて行きますね。

 

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彼らはそれぞれの国の国民的ヒーローです。パーマー氏はオナラリースターターは辞退しましたが、こうしてかつてのライバルに支えられながら最後のマスターズに参加しました。アーニー小父さんのご冥福をお祈りいたします。

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七高グリーン会at鶴舞カントリー倶楽部・9/24/2016

前回豪雨の為ハーフで中止となった七G会ゴルフコンペ、Ktくんの御厚意によりリベンジを期すべく再度鶴舞カントリー倶楽部に21人の老人が集結しました。

 

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名匠、井上誠一氏設計の名門コースのクラブハウスです。毎年女子プロの試合がここで開催されている難コースです。

 

五井駅でクラブバスに乗ると、同窓生がすでに多々乗っていました。走ること40分、到着して戦闘服に着替えると、私はアプローチ練習場に向かいます。

 

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ドライビングレンジには多くのゴルファーが行きますがここには私を含め3人ほど、私にとっては数少ない芝生の上からの練習が出来る機会ですが、人も少なく気遣い少なく練習できるのはラッキーです。

 

アプローチイップスに悩む私は練習でさえ始めの10数分は身体も心もこわばり恥ずかしいくらいのミスショットが続きますが、(ここでは誰も見ていないので助かります(笑))徐々に落ち着いてきます。暫くこうしてアプローチを機械的に打つ練習を繰り返して来て、練習ではかなり心のこわばりは減少しています。もう15分ほど軽く打つと、かなり普通に打てるようになって来ました。自分に「気楽に!」と言い聞かせてクラブハウスに戻りました。

 

徐々に会員が集まって来ました。

 

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西コース(女子プロのサイバーエージェントトーナメントに使われる素晴らしい、そしてタフなコースです)のスタート地点に集合です。

 

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この日はアウト、インに別れて各3組です。私はインスタート、実力者のSrくん、Mmくん、そして私のライバルOiくんとのラウンドです。

 

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曇り空の中、やや蒸し暑く感じますが、夏の暑さに比べれば楽なゴルフ日和です。この日はベテランキャディーの佐々木さんに学習院大学ゴルフ部の一年生女子が研修生としてついてくれました。二人の素敵なキャディーさんにアシストしてもらうと言う贅沢なラウンドに皆ニッコリ(笑)。

 

粛々とホールを重ねて行きますが、この日の西コースはラフが長く伸びてキツイ!その上私はショットが不調です。大ダフリ連発、当たっても曲がる曲がる・・・。バンカーにも好かれました。なんとか耐えて57回はまぁ満足の行くスコアです。

 

Mmくん、流石に実力者、調子悪いと言いながらもずぅ~っとボギーを続けます、17、18で初ボギーと初パーで丁度ボギーペースの前半でした。

 

Oiくんは持ち前の堅実なゴルフで55回、私の負けです。Mmくんと並ぶ実力者のSrくん、ここ3年の間に二度の手術を含め、身体の不調に苦しみゴルフの練習もままならなかったようですが、やはりショットは思うように行かなかった様子でした。

 

それでもショートゲームでカバーして53回は立派だと思いますが、勿論彼にとっては不本意な久々の七G会のラウンドだったでしょう。

 

さてビールだ!好々爺三人(笑)

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それぞれのテーブルで話が盛り上がっているようです。スコアにかかわらず楽しい時間を過ごせることに感謝ですね。

 

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これ(あんかけ焼きそば)がよく売れていました(笑)。私もこれを頼みましたが、相変わらず胃腸の流れの悪い私は三分の一ほどしか食せません。勿体ないけど後半のラウンド途中で同伴者に迷惑はかけられませんからね、許していただきましょう。

 

さて後半ですが、誰かが「雨、降らないねぇ・・・」と言ったそばから雨が降り出しました(笑)。予報通り午後からは雨模様でしたが、降ったりやんだり、さほど強雨にはなりませんでしたから、前回の豪雨中止に比べれば涼しくていいくらいです。

 

(雨に煙る鶴舞の名物ショート、かなり打ち下ろします。私は結構好きなホールです。)

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とは言え、やはり集中力は若干奪われました。写真も撮る余裕はなくなりました。その中でSrくんは徐々にショットが往年のキレを取り戻し、スコアを上げて来たのはさすがですね。

 

Oiくんも、やや(彼には珍しく)ドライバーが曲がり始めたにもかかわらず、神った(?)アプローチショットを何度も見せます。オーケーパット圏内に寄せる技術で彼もスコアを上げて来ました。

 

Mmくんはややスコアを落としましたが、それでもこの組一番の50回。彼には満足できないスコアでしたが、上がって見ればベスグロ3位でした。皆この難コースにくるしめられたようです。

 

さて私は後半に入りティーショットが乱れました。ショットは相変わらず悪く(ま、実力ですが)またまたバンカーに好かれます。前半はなんとか耐えていたのですが、後半の9ホールではやや集中力も途切れ、大叩きの連続です。8、とか9、とか言う数字が並んでしまいました。

 

最終ホールにはドライバーがチョロで林の奥へ、ギリギリOBになりませんでしたが林から出すだけのショットが木に当たりOBゾーンへ(泣)。挫けずグリーンへ打った6番アイアンはいい当たりでしたがこの日を象徴するような引っかけで30ヤードほどグリーンの左へ、「コーン!」と金属音がしました。

 

カート道に落ちて、大きく跳ねてはるか先のOBラインを越えて、一つのホールで2度OB、最後に二ケタの数字が付きました。いやはや・・・・、70越えたの何年振りだろ・・・(泣)

 

鶴舞カントリー倶楽部の罠に見事に嵌ったラウンドでした。きついラフ、そしてグリーンまで微妙な距離のあるバンカーの数々。30ヤード前後の微妙なバンカーショットを毎回きちっと打つ技術は私にはありません。最後はグリーンサイドのバンカーからも出せなくなりました。

 

はい、「参りました!」ですね(笑)。

 

優勝はTkくん、おめでとうございます!彼は忙しくてなかなか出場出来ないけど、出ると優勝している気がしますが・・・、彼のコメント「バンカーが難しそうだったので、極力避けるマネージメントをした・・・」を聞いて、ゴルフは頭を使ってプレーするものだと言う事を勉強させて頂きました。実力者はコースマネージメントをするんだ・・・、何も考えていない私とは技術以外にも差が大きいなぁ。

 

アプローチイップス云々以前に大きな技術不足がありました(単なる下手くそとも言えましょうか(笑))。次回までに精進します。さぁ、すべて忘れて19ホールに行きましょう!前回と同じく創作料理の「SeeN」さんです。

 

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佐藤幹事長、お疲れ様でした。

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音楽部長のYwくんは手の疾患の手術後に問題発生、入院中の為欠席でした。今日は音楽会無しでしたが、楽しく時間は過ぎて行きます。Yw君にはお大事にして頂き次回にはまた元気な姿を見せてほしいと願います。

 

今回も楽しい一日を有難うございました。また次回、12月の佐倉のコンペをすでに楽しみにしています。また宜しくお願い致します。

 カテゴリ:日々のこと

B-リーグ開幕・9/22/2016

バスケットボールのプロリーグが22日に開幕しましたね。

 

私は卓球少年でしたが、テニスもサッカーもバドミントンもバレーボールもハンドボールも大好きでした。

 

でも一番好きなのは実はバスケットボールです。

 

マイケル・ジョーダンとかマジックジョンソンを知っている人は多いと思いますが、ジェリー・ウエスト、オスカー・ロバートソン、はたまたボブ・クージー、ジョージ・マイカン等を知っている人はさほど多くないんではないかな?ビル・ウオルトンとかキキ・ヴァンダウェイ、デイブ・マイヤースのようなUCLAのエースたちを知っているかな?

 

そういう私ですから、B-リーグには少し期待しています。

 

LEDコートには驚きました。なかなか面白い。ただ、選手が滑ったケースが数回ありました。やや滑りやすいみたいです。そこらへんが改善されれば、これは未来のコートになるかもです。将来はNBAでも導入するかもしれませんね。

 

試合のレベルはまだまだのところもありますが、盛り上がりはよかった。

 

選手たちも自分たちで盛り上げていかなければいけないことを十分承知しているようなコメントが多く聴かれました。

 

人気スポーツの一つになってくれることを祈っています。

 

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 カテゴリ:スポーツの話

But not for me 私がジャズを聴くようになった理由

もう20年以上前でしょうか?家にいてテレビをつけたら映画をやっていました。ボーっとして観ていましたが、なんだか面白くなり最後まで観てしまいました。「フォーウエディング」という映画でした。

 

原題は「Four Weddings and a Funeral」です。ヒュー・グラントの名前を始めて知りました。

 

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共演のアンディ・マクダウェルがとっても素敵でした

 

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映画のストーリーは勿論面白かったですが、音楽がまたよかった。その中で私の心に残った歌が「But not for me」でした。映画の中で主役のグラントが一度マクダウエルに振られてしまう・・・と言うか、そういうシーンで流れてくるこの歌の歌詞がストーリーにピッタリはまります。

 

そしてその歌に、「なんていい歌なんだろう?」と思わされました。メロディーも綺麗だし、歌詞がいい具合に韻をふんでお洒落な感じのこの歌、カッコいい伴奏に素晴らしい声の持ち主が歌っていました。

 

映画の終わりにクレジットが流れます。それを一生懸命見ていました。なんと歌っていたのはエルトン・ジョン、なんか聞き覚えのある声だとは思っていましたが・・・。驚きました。

 

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いまでこそ、ロックやポップスのスターたちがジャズのスタンダードを歌うことが多くなりましたが、このころからですかねぇ?とにかく、CDショップへ行き、エルトンのアルバムを片っ端からチェックしましたが、この歌の入ったアルバムは見つかりませんでした。

 

どうやらこの映画の為に歌ったようです。早速サントラを買いましたよ。

 

元々私は歌がそこそこ好きでして、みなさんと同じようによくカラオケでいろんな歌を歌ったものでした。このころはよくそういう機会があったんですね。いい歌を聴くと歌って見たくなります。それでそのサントラを聴いてこの歌のメロディーなどを覚えました。

 

ただ当時はまだカラオケにはジャズのスタンダード曲は限られたものしか入っていなかったんですね。この歌を歌う事は暫くは出来ませんでした。

 

CDを何度も聴いているうちに、ジャズシンガーと言われる人達はどんな感じに「But not for me」を歌っているんだろう?と興味が湧いてきました。

 

その前から仕事帰りによく銀座の山野楽器やHMV(今は無くなってしまいましたね。)に寄ってCDを眺めていました。ジャズボーカルの棚を覗き、この歌が入っているCDを探しました。

 

フランク・シナトラの名前は私でも知っていましたからそれを一枚、そしてカーメン・マックレイと言う女性歌手のを一枚買いました。マックレイなんて知りませんでしたが、その名前でいっぱいCDが並んでいたので、きっと有名な人なんだろう!と勝手に考えて買ったこのCDは「グレートアメリカンソングブック」というタイトルの二枚組のライブ盤でした。

 

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これがまた素晴らしいアルバムでありました。おぉ~!カッコいいなぁ・・。それに他の歌を聴いて、「いやぁ~、いい歌がいっぱいあるもんだなぁ・・・。」と感嘆しました。バックの演奏もすっごくカッコいい。しかも場所はロス近郊のライトハウスと言う店でした。車で走っていて見た事あるじゃん!確か南の海岸沿いにあったよ!へぇ~~~!と、また驚きです。

 

ライブ盤ですから、バックのミュージシャンを紹介している音も入っていました。ギターはジョー・パス、ピアノはトミー・フラナガンと言う名前でした。

 

全く知識のない私でしたから(今でもたいしてありませんが(笑))、まぁ歌のバックだからそんなに有名な人じゃないかも、と思いながらまた山野楽器でチェックしてみましたら、結構沢山のアルバムがあります。二人ともいやいや有名な方々だったんですね。

 

そんな感じでまた他の歌も多々気に入りまして、またそれを他の人はどう歌っているんだろう?と違う歌手のアルバムを買って見たり、またインストではどうなんだろう?とか、どんどん興味が拡がって行きました。

 

やっぱり自分で歌ってみたくなり、ピアノで伴奏して客に歌わせてくれるピアノバーを探したり、また実際にライブで演奏しているところを聴いてみたくなって来ました。そうしてライブハウスで聴いて見ると、その迫力とアドリブの効いた、2度とおなじ演奏がない不思議な音楽に魅了されました。

 

そんなこんなで、いつの間にかジャズのライブに嵌ってしまった、と言う訳です。たまたまこのころにロックのCDを見ていて、ロックバンドの「シカゴ」のアルバムで「Night and Day」と言うタイトルのものが目に入りました。それを聴いてみたら最高だった・・・。シカゴがジャズのスタンダードソングをやったアルバムです。

 

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「Chicago」とか「Dream a little Dream of Me」とか、またいい歌を知りました。「Moonlight Serenade」をカッコよくアレンジして歌っていました。これはカラオケに入ってたから何度も歌ったなぁ・・・。やっぱりこういう人たちがこれだけ世界中で売れた(ロックでもポップスでも)のは理由がありますね。演奏も歌も本当に上手い!

 

またスティングが「Leaving Las Vegas」という映画の中で「Angel Eyes」とか何曲かジャズスタンダードを歌っていたのがすごくかっこよかった。たまたまそんなことが同時期に重なった不思議な時間でした。

 

単なるカラオケ好きの音楽ファンが、いい歌を発見して自分で歌ってみたいと思っているうちにいつの間にかジャズを好きになっていました。ジャズを聴こうと思ってジャズファンになった訳ではなかった私です。

 

今でもジャズ以外の音楽も大好きです。でも実際に聴くのは圧倒的にジャズがらみの音楽が多くなりました。私の患者さんのアメリカ人の方が「ジャズはアメリカ人のたった一つの発明なんだよ」と言っていました。よく聞くフレーズですが、たった一つとは言わないけれど、なんと素晴らしい発明ではありませんか?

 

私は今62歳ですが、私たちの年代(または先輩方)の方でジャズ愛好家の方たちは、若い頃にジャズ喫茶でジャズを聴いていた方が多いようです。私の友人でも「学生時代はよく行ったよ。」と話す者がいます。でも私はそのころ日本にいませんでしたから、そういう機会はありませんでした。(その頃はジャズに興味もありませんでしたけど・・・)

 

日本で大学に行かなかった私は(そう、恥ずかしい話ですが私は受験に失敗して泣く泣く都落ちして渡米したのです。)麻雀も出来ないし、パチンコもやりませんでした。(アメリカになかったから(笑))日本のジャズ喫茶も知らずに成長しました。

 

ですから、ジャズ喫茶でレコードを聴いていた日本のジャズ愛好家の方たちと、この音楽への入り方が違ったと言う事もあり、少し音楽に対する感覚が違うかな?と感じることもあります。

 

ジャズ喫茶でよく流れていたであろう「名盤」を私は知りません。だから名曲だったり、名演だったり、いまだに知らない事ばかり。でも私が大好きな歌が意外に皆さんには知られてなかったりすることもあります。

 

「リクエストありますか?」とボーカリストが言うのでリクエストしても却下されることがよくあります。いろんな有名な歌手がみな歌っている歌なのに日本では知名度が低いこともあります。ジャズ喫茶ではかからなかったんでしょうか?

 

聴き方にしても、ジャズ喫茶ではみな目をつぶって静かに音を聴く習慣だったそうです。店によってはお喋りしようものなら追い出されることもあったとか。一部の店ではジャズを学ぶ修行の場であるかのような雰囲気があったと聞きます。(私は行ったことないのでホントかどうか知りませんが)

 

成程、だから日本のライブハウスでは目をつぶって聴いている人が多いんだな、と言う事にあるとき気が付きました。私はそうやって音楽を聴いたことがなかったので、ジャズのライブを聴き始めた頃ある人になぜ目をつぶるのか聞いたことがあります。

 

「こうして聴いてると、音がよ~く聴こえるんだよ。」、「へぇ~、そうなんですか?」、私も真似してやってみました(笑)。すると、確かに音が鮮明に聴こえるような気がしました。人間はある感覚を遮断すると、他の感覚が鋭くなるようになっているのかも知れませんね。うん、結構いいかも・・・。CDを聴いているときに目を閉じると、ライブの情景が頭に浮かんでさえ来ます。

 

そういう聴き方も音楽を楽しむ素晴らしい方法の一つなのだと思います。ただ、怖~い顔をして聴いている方も時折いますね。これだけはいまだに私には意味不明です。そんなにつまらないのかなぁ・・・???

 

私は、と言いますと、But not for Me(笑)、やはりせっかく生で聴いているんだから目は閉じたくありません。ミュージシャンたちが楽しそうに、時には同僚のいいフレーズに笑顔で応えたりしながら演奏するのを見ていると音楽の空間が拡がって行くように感じます。歌手やミュージシャンたちの表情も聴こえてくる音を彩っているように感じます。

 

私にとってライブの音楽は、(ちょっと極端な言い方をすれば)ミュージカルやオペラのように「観て、聴いて」楽しむのが好きです。やっぱりジャズはライブだよ!

 

若い頃は結構遠慮して聴いていましたが、私もいつの間に60を越え、老人の部類に入りました。他のお客さんたちにまだ若干の遠慮、気遣いは致しますが。割と弾けて楽しませて頂いているこの頃でございます。(謝)

 

さて初めに書いた「フォーウエディング」ですが、この映画がアメリカで意外なヒット作となり(ゴールデングローブ賞とか取ったらしいですね)ヒュー・グラントの出世作になったそうですよ。いい映画だったなぁ。

 カテゴリ:音楽の話

バット・ノット・フォー・ミー

They`re writing songs of love,  but not for me♪

みんな恋の歌を作ってるけど、でも僕の為じゃないんだ。

A lucky stars above,  but not for me♪

空には幸運の星が・・・、でも僕の為じゃない。

 

私が「フォーウエディング」という映画の中で初めて聴いたこの「But not for Me」はエルトン・ジョンが歌っていました。それからいろいろな歌手の「バット・ノット・フォー・ミー」を聴きましたが、チェット・ベイカーのあの彼特有のけだるい感じの歌が印象に残っています。

 

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文節の最後をず~っと綺麗に韻を踏んで行く歌詞の最後に、

 

When every happy plot, ♪  ends with the marriage knot, ♪

幸せなお話はみんな結婚と言う絆で結ばれる。

And there`s no knot~♪for~♪~~me~~~~~♪

でも僕にはそんな結び目がないんだ・・・。

 

plot のあとに knot と韻を踏みます。そして曲のはじめの not と最期のknot は韻をふんでいるだけでなく全く同じ発音で違う意味の二つの単語を掛けています。絶妙な作詞ぶりではありませんか?楽器では出来ない、歌だからこその音の妙です。「音を楽しむ」と書く音楽の楽しみの一つです。

 

歌詞の意味は訳せるんだけど、こういう言葉の使い方のカッコよさは、違う言語で表現することは難しいんでしょうね。これも含めていい歌なんですけど。

 

聴いた事がなかった(今まで知らなかった)いい歌がいっぱいあるんだなぁ・・・。そこから(時系列的には古いけど)私にはとっては新しい(私自身の時系列では初めて聴いたわけですから一番新しいものでした)素晴らしい音楽、演奏を発見して行き、ジャズを大好きになったきっかけの歌でもあります。

 カテゴリ:音楽の話

腕時計が

壊れました。購入して5年目ですが、秒針が動かず短、長針が狂いながら動いてます。

 

前のセイコーの時計も4~5年でダメになり、修理できるか?と診て貰いましたら、今の時計はメーカーに戻して直してもらうしかないそうなんですが、新しい時計を買った方がいいような見積もりが出まして、処分しました。

 

セイコーはダメだな、とシチズンを買ったのだけど、大差ありませんでした(笑)。

 

当たりはずれがあるんでしょうか、それとも安いものはみんなこんな感じなんでしょうか?さて今度は何にしよう?

 

昔の機械式の時計は結構長持ちしたような気がするのだけど・・・。

 

20160915_204615 「メイドインジャパン」よ、一体どうしたんだい?頼むぜい・・・・・・!

 カテゴリ:日々のこと

ロマゴン辛勝、ゴロフキン圧勝9/11/2016

日曜日のwowow、エキサイトマッチで豪華な3試合が放送されました。解説者として来ていた村田諒太選手が、「ワウワウ、凄いですよ!こんな豪華な3試合を一回の放送で見せてくれるなんて!」と興奮した面持ちで言っていました。自称ボクシングオタクの村田選手、いやいや嬉しそうでした(笑)。ほんとうにいいボクサーだなぁ、私は彼の大ファンです。

 

ミドル級の絶対王者ゴロフキン対2階級下の全勝王者ブルック。階級をスーパーフライに上げて4階級制覇を狙うパウンドフォーパウンド1位のロマゴン対クアドラス。

 

そしてこの試合に勝てば世界のメインイベンターも夢ではない亀海対強豪ヘスス・ソト・カラスの再戦、本当に豪華な3試合が組まれていました。

 

ロマゴン戦のセミファイナルが亀海選手の試合です。カリフォルニア州イングルウッドにあるファビュラスフォーラムで行われました。この会場は私がアメリカにいたころはNBAのロサンゼルス・レイカース、NHLのロサンゼルス・キングスの本拠地だったところです。今は両チームはステイプルセンターに本拠地を移したそうです。

 

まずは亀海選手、見事に打ち勝ちました。

kame1 相手のソト・カラス選手も納得した表情で亀海選手を称えていました。

 

日本では圧倒的な強さを誇っていた亀海選手もここ数年アメリカで苦労してきましたが、やっと世界への扉を開いた、と言えるかもしれません。これからも頑張って欲しいですね。期待しましょう!やはり帝拳ジムの力は凄いなぁ。内山選手にもこういう機会を与えてほしかった。

 

メインのロマゴン戦、あのローマン・ゴンザレスがこれほど苦戦するとはだれも予想していなかったでしょうね。顔を腫らしたロマゴンを始めて見ました。一つ階級を上げるということは大変なことなんだと言う事を改めて思い知らされました。

 

ゴンザレス選手は連打で相手を倒して行くファイターですが、ミニマムから上げて来て、さすがにこのクラスでは彼のパンチは強いとは言えないのでしょうか?やや体調に問題があったとも聞いていますがどうなんだろう?

 

でもいつの間にか相手をロープに追い込むフットワーク、疲れを見せぬ連打で相手に打たせるヒマを与えないガッツ、そして打たれるリスクを恐れずに打ち続けるかれのボクシングはやはりすごい!

 

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負けたクアドラスは明らかに判定に不服だったようで、試合後さっさとリングを離れてしまいました。でもパンチの数、押し気味に戦ったラウンド数など考慮しますと判定は(少し差が大きすぎたかもしれませんが)正しかったと私は思います。

 

日本の井上尚弥選手が大橋会長共々試合を見ていたところが画面に映りました。このあとゴンザレス選手と井上選手の試合に関して口頭で合意があったようです。この日の試合を見て井上選手の勝利の確立が少し増えたようにみな思ったことでしょう。

 

恐らく来年になると言われていますが、井上選手がこぶしを傷めずに戦えれば大きなチャンスがあるかもしれません。井上選手は既にスーパーフライでも減量がきつくなっているようですし、その前に二人とも伏兵に足元を掬われないようにしなければなりませんが、一つ大きな楽しみが増えましたね。

 

そしてゴロフキン戦です。ロンドンで行われたこの試合には大観衆が訪れ凄い盛り上がりようでした。ただ全勝とは言っても2階級下のウエルターです。ミドル級最強のパンチを誇るゴロフキンとやるのはどうなんだろう?と各方面から疑問が上がっていました。

 

なにしろゴロフキンはあまりに強すぎて対戦相手をさがすのにかなり苦労するこの頃です。試合を受けてくれるのならだれでも構わない、という事情もあるのでしょう。

 

しかし、WBAがあまりにブルックの身が危険だと、この試合を認定しなかったのですが、やはり力が違いすぎました。強烈なパンチを貰ったブルックがグラついた次のラウンド、早々とセコンドが白いタオルを振りましたがレフェリーが気づかず、最後には投げ込みました。

 

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なんで止めるんだ?と言うブルック選手。でも試合後は納得していたようです。ゴロフキンのパンチで眼窩が折れたかと思ったそうです。早くストップして正解でした。

 

(ジョー小泉さんの解説によると、ギブアップするとき日本ではタオルを投げ入れますが、海外ではただ振り回してしらせるのだそうです。いやぁ~、勉強になりますね(笑)。)

 

さてゴロフキン選手は今度はサウル・(カネロ)アルバレスとの対戦が期待されるところです。そして井上対ロマゴン。来年も好試合が見られることでしょう。なんとか内山高志選手にも復活してもらいたいなぁ・・・。

 カテゴリ:スポーツの話

9月30日(金)は休診とさせて頂きます。

9月30日(金)は所用の為休診とさせて頂きます。宜しくお願い致します。

 カテゴリ:お知らせ

イップス悪化のラウンド・9/10/2016

夏の終わり、好天のある土曜日。船橋カントリー倶楽部。一か月ぶりのゴルフでした。

 

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いまだマスクと長そでが必須のOsくん。この日の前半は絶好調でした。白血病から復活後初めての50切りでした。参りました。

 

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始めて付いてくれた泉谷さん。20歳だそうです。若い!

 

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最近地元のゴルフスクールでレッスンを受け始め、好調のGtくん、この日はコーチに早変わり。Hwさんに即席レッスン。Hwさんはシャンクに苦しんでいました。50肩の影響もあり、ままならぬ一日でした。

 

Gtくん、生まれて初めて受けたレッスンでドライバーの調子を取り戻し、この難コースで久々にアウト、イン共に50切り。素晴らしい!トリ一回、あとは殆どボギーでした。

 

私は後半アプローチイップスの症状が悪化、10ヤード以内のアプローチ、空振り3回、ザックリ、トップ多々・・・、ただの一度も普通に打てませんでした。パーオンした2ホールでパー二つゲット、乗らずにアプローチ必要だったそれ以外のホールではボギーさえも取れず(ノーボギー(笑))、ダボさえままならず、殆どが4オーバー前後、久しぶりに60を越え、65(泣)。

 

こんなこともあるさ(笑)、笑い飛ばすしかありません。前週に八千代台の明治ゴルフセンターで一時間みっちり芝生の上からアプローチの練習したにもかかわらず、メンタルの病はそう簡単には治りませんね。

 

因みに練習ではかなり普通に打てるし、寄せられるようになっています。最悪の頃は練習でも身体がこわばって動かなかったからなぁ、ショートアイアンのフルショットでさえ普通に打てなかったあのころに比べれば(なにしろ8鉄よりも4鉄のほうが簡単、楽に打てていました)フルショットなら普通に打てるようになりました。少なくとも練習ならばショートアプローチでも少しは身体が動いてくれるようになったというのは格段の進歩だ、と嬉しく思っています。

 

あとは・・・、飲んで忘れましょうか(笑)。

 

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開店したばかりの「はな膳」白井店。見ればOsくんの腹の出具合も復活し始めました(笑)。

 

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酒池肉林・・・(とまでは行きませんが)

 

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毎月会っていても話は尽きないオジサンたち。今日もお疲れ様でした。

 

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先々月からキャディマスター室の窓に貼ってあります。よく見ると「関東ゴルフ連盟」の名がありました。

 

いつも早く、と思っては、いるのですがね・・・。スミマセン(笑)また宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カテゴリ:日々のこと

秋の気配

暑かった夏もやっと終わりを告げようとしているようです。まだ気温は高いですが、ややカラッとした感じになって来て過ごしやすくなりました。来週は予報では30度を下回る日が続きそうです。秋の気配が感じられます。

 

かなり前の事ですが、私の一つ年上の姉が「秋になると涙もろくなるのよね、女は簡単に泣けるのよ、秋が深まって枯葉が落ちるのを見るだけで泣けちゃうの。」等と話しまして、へぇ~そうなんだ・・・、不思議だなぁ・・・、なんて思ってました。

 

私なんぞは子供の頃こそは泣き虫毛虫だったのですが、ある程度歳がいってからは、殆ど涙を流すことがなくなりました。誰から言われた訳でもなく、やはり男は簡単に泣くものではない・・・、と知らぬ間に思うようになっていたのでしょう。

 

でも中年と言われる年頃になったあたりから、何故か少しづつ涙もろくなってまいりました。映画や小説、漫画、感動するシーンになると胸が詰まって来ます。お恥ずかしい話ですが、一度涙腺が緩むと涙が止まりません。

 

息子と一緒にテレビを観ていて、そういうシーンになりますと息子がチラチラと私の方を見ます。「いつ泣き出すかな?ふふふ。」と楽しまれてしまっておりました。(笑)

 

秋の気配を感じると、余計涙もろくなりそうな自分を見て、昔の姉の言葉を思い出します。先日もパラリンピックの選手を紹介するようなテレビ番組を観ているだけで、涙がこぼれてしまいました。

 

そういう事で泣いてしまうのは選手に対して失礼かなぁ?とも思ったりするのですが、出ちゃうもんはしょうがない。許していただきたいものです。本選を観ていたらもっと泣いちゃうかもしれないから、あまり観ないかもしれません。でも皆さんには頑張って欲しいですね。

 

この季節になるとジャズのライブでも秋に関連した曲をよくやるようになります。今年は「Tis` Autumn」を聴けるだろうか?秋が通り過ぎればまた冬がやって来ます。そして一年が過ぎて行きますね。はやいなぁ・・・。

 

始めに書きました姉との会話ですが、最後に私はとどめを刺されました。「女はいつでも泣けちゃうの。だからあんた、女の涙なんて信じちゃダメよ。」だって・・・。おいおい、ほんの子供になんちゅうこと言う姉なんじゃ!(笑)

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 カテゴリ:日々のこと

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