土曜日に墓参りに行くために錦糸町で首都高に乗りました。両国で隅田川を渡ります。見ると川の水が茶色く濁っています。先週よりは色が薄くなりましたが、まだ一週間前の台風の影響が残っていました。
いつも台風などの大雨のあと、荒川上流で流された土、泥で川の水が茶色になります。ただ今回のように長い間濁りが続くことは珍しいのではないかな?大きな台風が続けて来ましたからね。
自然の営みを感じますね。帰りに用事があって反対方向(千葉方面)に行きました。広い荒川放水路も同じように茶色い水が流れておりました。(当たり前か(笑))
今の隅田川は江戸時代までは荒川だったのです。寛永年間に洪水を防ぐために今の北区に当たる地域から放水路が作られました。本流は隅田川と呼ばれるようになり、荒川の名は私の実家のある葛飾区沿いに流れる荒川放水路に継がれました。
大工事だったんだろうなぁ・・・。江戸城を作ったり、その前は(資料が殆どなく実態は明らかになっていないそうですが)大阪城、安土城、聚楽第・・・、等々世界に誇れる巨大木造建築物を建てて来た当時の日本の土木技術の高さ、また権力者たちの資金力には驚くばかりです。
等と、隅田川、荒川の茶色い水の流れを見ていたら、徒然なるままに思いが巡っていきました。