暑かった夏もやっと終わりを告げようとしているようです。まだ気温は高いですが、ややカラッとした感じになって来て過ごしやすくなりました。来週は予報では30度を下回る日が続きそうです。秋の気配が感じられます。
かなり前の事ですが、私の一つ年上の姉が「秋になると涙もろくなるのよね、女は簡単に泣けるのよ、秋が深まって枯葉が落ちるのを見るだけで泣けちゃうの。」等と話しまして、へぇ~そうなんだ・・・、不思議だなぁ・・・、なんて思ってました。
私なんぞは子供の頃こそは泣き虫毛虫だったのですが、ある程度歳がいってからは、殆ど涙を流すことがなくなりました。誰から言われた訳でもなく、やはり男は簡単に泣くものではない・・・、と知らぬ間に思うようになっていたのでしょう。
でも中年と言われる年頃になったあたりから、何故か少しづつ涙もろくなってまいりました。映画や小説、漫画、感動するシーンになると胸が詰まって来ます。お恥ずかしい話ですが、一度涙腺が緩むと涙が止まりません。
息子と一緒にテレビを観ていて、そういうシーンになりますと息子がチラチラと私の方を見ます。「いつ泣き出すかな?ふふふ。」と楽しまれてしまっておりました。(笑)
秋の気配を感じると、余計涙もろくなりそうな自分を見て、昔の姉の言葉を思い出します。先日もパラリンピックの選手を紹介するようなテレビ番組を観ているだけで、涙がこぼれてしまいました。
そういう事で泣いてしまうのは選手に対して失礼かなぁ?とも思ったりするのですが、出ちゃうもんはしょうがない。許していただきたいものです。本選を観ていたらもっと泣いちゃうかもしれないから、あまり観ないかもしれません。でも皆さんには頑張って欲しいですね。
この季節になるとジャズのライブでも秋に関連した曲をよくやるようになります。今年は「Tis` Autumn」を聴けるだろうか?秋が通り過ぎればまた冬がやって来ます。そして一年が過ぎて行きますね。はやいなぁ・・・。
始めに書きました姉との会話ですが、最後に私はとどめを刺されました。「女はいつでも泣けちゃうの。だからあんた、女の涙なんて信じちゃダメよ。」だって・・・。おいおい、ほんの子供になんちゅうこと言う姉なんじゃ!(笑)