アーノルド・パーマー氏の訃報が入って来ました。ここのところ体調が悪かったことが伝えられていました。今年のマスターズではオナラリースターターを辞退した程でしたが、また大きな星が流れて去って行きましたね。
私が子供の頃、テレビで「ビッグスリーゴルフ」と言う番組をやっていました。パーマー、ジャック・ニクラウス、ゲーリー・プレーヤーと言う当時ビッグスリーと言われた3選手の迫力あるプレーが見られました。
ゴルフのゴの字も知らぬ子どもなりに「ウワァ~、面白そうだなぁ、カッコいいなぁ~、」と思って見入っているうちに、「僕もいつかゴルフやってみたいなぁ・・・」と思うようになっていました。
ゴルフが庶民のスポーツとは言えなかったあの時代、小さいなりに「大人になっても出来ないかも知れないなぁ、」と考えていましたが・・・。まわりでゴルフやっている人は全くいませんでしたからね。
私と同じようにゴルフに興味を持った子供たちがいっぱいいました。葛飾区立堀切小学校ではゴルフブームになったのです。チリ紙を丸めたボールをゴルフクラブ代わりの箒(ほうき)で打って教室の後ろや廊下にコースを見立て、「僕はパーマーだ!、僕はプレーヤーだ!」と言わんばかりに遊びほうけました(笑)。
このブログ記事を書こうと思い、ネットで「ビッグスリーゴルフ」を検索して見ましたら、上位には「タモリ、たけし、さんまのビッグスリーゴルフ」とか言うのが並んでいます。なんだよこれ・・・、おいおい、勘弁して下さいよ・・・。みんなパーマー、ニクラウス、プレーヤーの三人を忘れちゃったのかい?
ま、王、長嶋が圧倒的な人気だったあの頃のことを覚えている人さえ少なくなっているのかも知れないこの頃ですからね、仕方ないんでしょうね。私たちオールドタイマーにはまた一つ大きな星が流れて行ったようです。こうして時代も流れて行きますね。
彼らはそれぞれの国の国民的ヒーローです。パーマー氏はオナラリースターターは辞退しましたが、こうしてかつてのライバルに支えられながら最後のマスターズに参加しました。アーニー小父さんのご冥福をお祈りいたします。