チャイチーシスターズのライブに行って来ました。日曜日の銀座スィングです。
実は先日浅草ハブでのチャイチーのライブも聴いたのですが、今回のバックには「オノマトペ」のリーダーの新谷健介さん、そして「ブルームーンカルテット」の富永寛之さんが出演すると言う事で、バックの音楽にも興味新々でして、ちょっと覗いてみる事にしました。ピアノは浅草の時と同じ竹田麻里絵さんです。
珍しく5時半と言う早い時間のスタートでしたから、次の日の体調も心配無用。錦糸町楽天地でサウナとマッサージ(首、肩がガチガチでした)で体を癒し、有楽町へと電車に乗りました。
着いて中に入ると、おぉ、四ツ谷三丁目のジャズバーヴォイスのマスター阿部さんと常連さんが応援に来ていました。
阿部さんは後ろ向きの人、数年前に患った病気のせいで体調が悪く、先日お店を閉めたそうです。残念ですが、お大事に!
チャイチーの二人はこの店に毎月のように出ていました。そこで私も二人の可愛い歌姫たちを知ったのです。
浅草ハブでは超満員でしたが、残念ながらここではそこまでは行きませんでしたね。お店によって客層が違うのが面白いところです。なんでだろう・・・?
さて時間になり、ミュージシャンたちが入って来ました
まずはインストで一曲。一般ジャズファンには知名度はまだ低いかもしれませんが実力者たちだと思っています。彼らの演奏ではや盛り上がり始めました。ウクレレの富永さんがいいところでいいフレーズを入れるなぁ・・・。
そしてチャイチーシスターズの二人が登場です。
若い二人が並ぶとお人形さんが並んでいるように可愛いのですが、二人とも(ちょっと違う個性の)実力派シンガーなのです。二人ともソロで活躍中。紗理ちゃんはこの店にもよく(山本剛さん、大隅さんのバンドによく呼ばれます)出演しているし、ボディーアンドソウルにもよく出演するようになりました。
出口優日ちゃんは紗理ちゃんほどはメジャーな店に出る機会はまだ多くありませんが、ミュージシャンたちの間では若手の実力派ヴォーカリストとして、寝占友梨絵さんや紗理ちゃん同様名前は知られているそうです。
彼女たちはこのデュオでAkikoさんのバックコーラスやったり、Akikoさんのコンサートによく出ているそうですが、ワンマンでこうして有名な箱に出始めたことは嬉しい事ですね。
アレンジもかっこいいけど、私は彼女たちの訳詩が大好きです。自分たちで日本語の訳詩を作っているそうですが、それを英語の歌詞の間に入れながらとても素敵に歌います。歌詞の意味が解ると、歌をもっと楽しんで聴くことが出来ます。お客さんにも解りやすく、盛り上がります。
そしてこの日のバックのメンバーたち。竹田さんは(ストライドピアノって言うんでしょうかねぇ?良く知らないので間違ったらゴメンナサイ)最近結構名前を聴くようになりましたね。歯切れのよい彼女らしいフレーズを持っています。
携帯のカメラではちょっと光の加減が悪かった(泣)。美人なのですが申し訳ない!
ウクレレの富永さんはチャイチーシスターズのCDにも参加していますがギターも素晴らしい。そしてウクレレをギターのように弾きます。こんなウクレレがあるんだ・・・、とあまり楽器に詳しくない私は驚かされました。
ちょっと影になっちゃった。富永さんゴメンナサイです。
いいフレーズが繰り出されます。歌の裏でも時々いいオブリガード、前にいる新谷くんが振り返って(おぉ~!いいねぇ!)と言うかのように笑いかけるシーンが度々ありました。
ソロの時には優日ちゃんも盛り上がっちゃって私より大声で「いぇ~~~!」と声を出してレスポンスしていました。(笑)富永さんはウクレレの教本も出しているそうですが、ちょっと習って見たくなるなぁ(笑)。
クラリネットの新谷くんは「オノマトペ」や「ハチャトリアン楽団」で何度か聴いていますが、素晴らしいアドリブや、美しい音色のバラードで聴かせてくれますよね。数年前の浅草ジャズコンテストのベストソリスト賞を取りましたが、なかなかチャンスには恵まれていないのかも知れません。彼の演奏にも優日ちゃん大盛り上がりでした。私はこういうの大好きです(笑)。
お客さんも手拍子を入れてくれたり、笑顔で聴いている方が多く、大きな拍手で盛り上がりました。こういう楽しいライブはいいなぁ・・。もっと多くの人にこの人たちの演奏を知ってもらいたいなぁ、と思っています。
チャイチーシスターズは暫くCDのレコ発ライブツァーを続けるようですが、多くの人にこの楽しく、素晴らしい音楽を届けてくれる事でしょう。それが参加したミュージシャンたちにも日が当たる事に繋がる事を祈っています。
それにしてもCDの「レコ発」とは言わないか?なんて言うんでしょう(笑)?