代々木ナルで今年最後になる情家みえさんのライブにお邪魔しました。テーブル席は予約でほぼ埋まっていたようで、カウンターに席をとってくれました。
ベースは6弦ベースの名手、佐瀬(さぜ)正さん、ピアノは後ろ向きですが、清水絵里子さん。ハットがなかなか似合うじゃないか。
ハットと言えば先月だったか、テレビで「トップハット」と言う映画をやっていまして。録画しておいて後で見ました。その映画で「Cheek to Cheek」をフレッド・アステアが歌っていました。この歌はこのミュージカルの為に作られた歌です。
情家さんがその歌を一曲目に歌ってくれました。とても好きな歌の一つです。「グリーンマイル」と言う映画のなかに主人公が処刑の前にこの映画をみて、丁度その歌を歌っているところを見ながら「ワッハッハ・・・」と笑って喜んでいるシーンがありまして、なんとも泣かされました。
どなたに渡されるのでしょう?私の座ったカウンターにこんな花束が置いてあります。
佐瀬さんとエリッチョは素晴らしいソロをとり、バックでもいいフレーズを入れる中、情家さんもストレートな歌い方の中にちょっとした変化も付けて相変わらずの情感のこもった素晴らしい歌に、あとから隣にいらしたオーナーと「伝わって来るものがありますねぇ。」と話をしていました。
April in Paris、Come Rain or Shine・・・、と続きます「カム・レイン・オア・シャイン」、実は私はこの歌をデュエットで歌わせてもらうのが好きで、何度かピアノバーで歌わせてもらったことがあります。最近はとんとそういうところにも行かなくなりました。年とともに身体も弱るし出不精になって来ますね(笑)。
あっという間にファーストセットが終わります。
カウンターにはこういうのも置いてあります。いい絵になりますね。こういうのも心を癒してくれます。そして今年最後の情家さんのライブを楽しませて頂きました。ナルも今年最後かなぁ?また来年もよろしくお願い致します・・・、ですね。いつものようにファーストセットでお暇いたしました。