なんとなんと、鹿島が大番狂わせを演じてくれましたね。クラブワールドカップ準決勝で南米代表のナシオナル・メデジンを3-0で破り、決勝に進みました。今日の試合の結果待ちですが、恐らく相手はあのレアルマドリードでしょう。
私は前半は見ていなかったのですが、後半を見始めたところで1-0で勝手いたのには驚きました。前半は曽ヶ端ゴールキーパーが素晴らしいセーブを連発したそうですね。
私が見始めてからもかなり押され気味の展開でしたが、なんとか耐えてこのゴール!
この1点は効きました。これで相手の焦りを誘い、さらに前がかりになったところを耐え続け、最後にカウンターで、交代したばかりの鈴木選手がダメ押しの3点目、大魚を釣りました。
番狂わせを演じるためにもある程度の実力が必要です。昔オリンピックで日本代表がブラジルを破ったことがありましたが、その頃から徐々に日本のレベルも上がり、シニアのテストマッチでも強豪国といい試合ができるようになって来ました。
クラブ単位の試合でも来るべき時が来たのでしょう。シュート数もボールポゼッション率も相手の半分ほどしかありませんし、まだまだ実力的には劣っているのは否めませんが、こういう番狂わせを起こせるところまで上がってきたと言う事は事実で、嬉しいですね。
セルジオ越後さんのコメントでは、南米のチームのレベルが昔に比べて低くなってきている、というのも事実かも知れません。また、南米杯を決める決勝に向かっていて悲劇的な飛行機事故で多くの犠牲者を出したブラジル代表のシャペコエンセとその決勝で戦う予定だったナシオナル・メデジンも追悼の意もこめてこのトーナメントには勝ちたかっただろうな?と複雑な思いもあります。
いろいろありますが決勝に進んだ鹿島アントラーズ、正直レアル相手ではボロボロにされるかもしれないけど、力を出し尽くしてほしいですね。
ジーコが育てた鹿島で成長し、鹿島アントラーズを支え続けた小笠原選手です。彼のキャリアを飾る試合になるといいなぁ・・・。