金曜日、晩酌をしていてふと思いついて御茶ノ水に向かいました。橋本信二さんというギタリストは2~3度聴いたことがありますが、私の行動範囲で出演することがあまりなく、ナルに出るのなら、行ってみるか?宮川くんとのコラボも興味あるし・・・、「Plays Standard」と銘打ってあったし・・、聴きやすいかな?と言う訳で行っちゃった訳です(笑)。
橋本さんは人によっては「日本一のギタリスト」と言う人もいるくらいの方です。私には技術的なことはわかりませんが、日本一かどうかはわからないけど、人の心を掴むようなフレーズが出て来ますよね。宮川くんが「一番好きなリズムかも知れない・・・、」と橋本さんを紹介していました。
この夜は宮川くん、オルガンです。そのことも私の足を運ばせる理由になっています。静かにライブが始まります。スタンダードと言っても知らない曲ばかりだぁ~~(笑)。最後のバカラックの「Walk on by」だけ知ってました(笑)。
宮川君のオルガンはブルージーで大好きです。ピアノもいいんでしょうけれど、・・・、ピアニストは多いから・・・。彼のオルガンはビシビシ伝わって来ます。ジャズではオルガンはあまり出てこないからかなぁ?昔ジミー・スミスと言う人がいましたが、アメリカではきっといっぱい有名な方がいるんだろうと思います。
日本では金子雄太くんとか、土田晴信くんとかは聴いたことありますけど、きっと他にもいっぱいいるんだろうけど、良く知りません。ロックや、フージョン系だと多いですけどね。ローズみたいな電子ピアノも私は好きです。
日本のジャズファンはアコースティックな楽器が好きな人が多いのかも知れないな。ギターだけはエレキですけど、エレキベースはあまり好きでない・・・、と言う方もいますしね。エレベ、いいと思うんだけどなぁ。
オルガン(にかかわらず、いろんな楽器が)は元々宗教音楽で使われることが多かったんでしょうか?音楽の歴史がそうですからね。でもブルージーな演奏も似合います。橋本さんのギターと宮川くんのオルガンがとてもいい相性でした。
いつもクールなイメージの宮川くんが笑顔笑顔です。ドラムの井上功一さんのタイミングいい合いの手に笑顔・・・、橋本さんのカッコイイフレーズに笑顔、ホントに楽しそうに弾いている宮川君を見て私も笑顔です(笑)。
宮川くんはフットペダルを靴脱いで踏んでました(笑)。踏みやすいのかな?両手に足まで使って、凄いもんですね。流石にソロで速弾きしているときには足はあまり動いていませんでした。それにしても私たちから見たら神業以外の何物でもありません。
橋本さんは久しぶりに聴きましたが、多くのミュージシャンから一目置かれている彼のサウンドは心に響くねぇ・・。速さじゃぁないんだなあ・・・。井上さんも結構叩くんだけど、全然邪魔じゃない感じです。いいところでビシッと来ます。三人が楽しそうに奏でる音たちは大きな拍手を呼びます。
私などは声を出しっぱなしで御座いました(笑)。宮川くんの最後のソロの時などは途中で何度も手を叩いて声援を送りました。橋本さんも時折いいバッキングで笑顔で寄り添って素晴らしいサウンドになりましたね。いやぁ、足を運んでよかったかも・・・。宮川君の楽しそうな顔が印象的だった素晴らしいライブでした。
相変わらず1セットで帰宅ですが、きっと2nd、3rdも盛り上がった事でしょう。また是非聴きたいミュージシャンたちです。