19日、朝新聞を見て、ロマゴンとゴロフキンの試合の録画予約をしてから両親の墓参りに行って来ました。帰りに昨日のゴルフの反省を踏まえて、八千代までアプローチの練習に行ったりして、帰宅したのは4時半ころでした。
さて、と録画したボクシングを見ながら、早い晩酌となりました。
いやいや驚きました。ローマン・ゴンザレスが負けてしまった。ゴロフキンも辛勝、連続KO防衛記録は途絶えました。
ゴンザレスはバッティングによるカットで大出血、ゲスト解説していた村田諒太選手は「なぜ試合を止めないのか不思議なくらいです・・・」とコメントしていました。
ロマゴンが前回の試合でかなり苦労して勝った相手のクアドラスも、前座で負けてしまいました。勝てばゴンザレス戦の勝者と戦う、と言う前哨戦の筈でしたが・・・。
ゴンザレスは前回かろうじて勝利しましたが、スーパーフライでは彼のパンチ力がさほど威力を発揮しないことを示しました。さすがのゴンザレスもこの階級では苦しいか?と思わされましたが、どうやらそれは正しかったようです。
クアドラスも負け、この階級は混とんとして来ました。井上尚弥選手も無理してスーパーフライに留まる理由がなくなってしまいましたね。早々に階級を上げる事になるのでしょうか?
そしてゴロフキンはジェイコブスと対戦、ダウンは奪いましたが、KOはならず、彼自身もかなり被弾し、僅差の判定勝利となりました。
これまで圧倒的な強さを誇示してきたゴロフキンですが、34歳、少しづつ衰え始めたのでしょうか?終わってみればいつもの綺麗な顔のゴロフキンでしたが、驚異的なパンチ力に陰りが出て来たんでしょうか?次の相手はカネロ?次回のファイトが彼の正念場となるかも知れません。
パッキャオとメイウエザーの試合を境に、ややボクシング界に動きが出始めたかのようにも感じさせられました。絶対王者と思っていた内山選手も敗退、もし今後ゴロフキンの牙城が崩れるような事態になれば、新たなヒーローが出現するまでは戦国時代のようなボクシング界になるのかも知れない・・・、ボクシング界に新な潮流が流れ始めているのかも知れない、そんな予感をかんじさせられた一日でした。
PS:
試合前の会場の風景を映しているときに、ジェリー・クーニー(Gerry Cooney)氏が観戦に来ていた様子が流れました。カメラに向かって笑顔を見せてくれましたが、元気そうな彼の映像を見てなんか嬉しかったですね。あの頃のボクサーはキャリアを終えてから辛い人生を送った方が多かったようなのでね・・・。
ずっとアフロアメリカンのボクサーがヘビー級の中心だった時に、ホワイトホープと言われて、ラリー・ホームズに挑んだ試合は印象に残っています。敗れはしましたが、ホームズが小さく見えたクーニーのプレッシャーは強烈だったなぁ。2メートル近い(彼は6フィート6インチ、198センチでした)長身のボクサーはあの頃は珍しかったんです。
いつもなら有名なボクサーが画像に映ると必ずジョー・小泉さんが紹介してくれるんだけど、風邪声の小泉さん、それ何処じゃなかったのかな(笑)?懐かしい顔でした。