桜が散り始め、葉桜に変わりつつあります。いよいよ新緑の季節です。
その季節にマスターズゴルフトーナメントは行われますが、今年のマスターズは昨日最終日を迎え、セツヒオ・ガルシア選手とジャスティン・ローズ選手のプレーオフに持ち込まれる熱戦となりましたが、ガルシア選手の悲願のメジャー制覇という結果となりました。
絶好調だった優勝候補筆頭のダスティン・ジョンソン選手が開幕前日に階段で足を滑らせて転倒、腰などを強打してまさかの棄権という波乱のスタートを切った今年のマスターズでした。
期待されていた日本の松山英樹選手は3日目の最終ホールでなんと4パットのダブルボギーでスコアを落とし脱落しましたが、最終日に意地を見せ67と言う好スコアで上がり、11位まで順位を上げました。
日本からは松山選手のほかに昨年の日本ゴルフツアーの賞金ランク1位、2位の池田勇太選手、谷原秀人選手が出場。日本から3選手出場というのは久しぶりでしたが残念ながら二人とも決勝進出はなりませんでした。残念ですが、これが日本ツアーの現在のレベルを証明しているのでしょう。
春を告げるこの時期に、美しいコースに世界のトップゴルファーたちが熱戦を繰り広げるこのトーナメントです。今年は厳しい天候に選手たちは苦しめられましたが、終わってみればやはり強い選手たちが最後の優勝争いに残り、盛り上げてくれました。
テレビがハイビジョンになってからこの美しさとコースの厳しさが画像を通して伝わりやすくなったようにも思えます。
ラフもなく、フェアウエイも広いこのコースですが、もの凄いアップダウン、フェアウエイ、グリーンのアンジュレーションがよく見て取れました。
速いグリーンと刈りあげられたグリーン周りの芝によって、グリーンオンしても乗せどころが悪ければボールはたちまちクリークに吸い込まれました。
フェアウエイにも大きなアンジュレーションがありました。またコースの高低差30メートル前後のホールが幾つもあります。
これは10番ホール、115フィート(35メートルくらいかな?)の高低差は、自由の女神像とほぼ同じ高さなんだそうです。
大きなグリーンの中には3メートルほどの高低差があるものもあり、ガラスのグリーンは選手たちを苦しめます。全開の七G会コンペでは船橋カントリー俱楽部の砲台グリーンにメンバー全員苦しみましたが、(ま、ちょっとレベルが違いすぎる話ですが(笑)・・・)ここのグリーンはそんなもんじゃぁありません。私たちがプレーしたら、いったい何回パットさせられるんだか・・・?幾つ叩くのか?最後まで回る気力が残るだろうか(笑)?
想像しただけでも恐ろしいですが、(・・・でも一回でいいから回ってみたいなぁ・・・)そんなコースでマスターたちは今年も素晴らしいゴルフを見せてくれました。世界のトップのレベルは物凄いですね。
また来年もこの美しいコースでの熱戦を見る事が出来る事をもうすでに期待しています。
さて、今夜は録画をじっくりと楽しませて頂きましょうか・・・。