マティーニ。
このカクテルが好きで、ナルではいつもこれがはじめの一杯。お茶ナルではこうやってグラスいっぱいに注いでくれます。
標準的なレシピの倍くらいの量があります。殆どダブル、でもシングルの料金ですから大サービスです。この日はマスダくんが造ってくれたマティーニです。それに加えて愛情あふれる(ジャイアントコーンがいっぱい(笑))のミックスナッツ。
苦み走ったイイオトコ、マスダくん。
マティーニは「カクテルの王様」と言われるそうです。基本的なレシピではジン3に対しベルモット1の割合だと思いますが、もっとジンを多く使うのが普通でしょう。バーテンさんの数ほどレシピがある・・・、とも言われるほど、多様なレシピがあるそうです。(因みにベルモットはvermouthと書きます。アメリカにいた頃に初めて買おうとした時、ベルモットと言っても通じませんでした(笑)、英語的には「ヴァーモス」みたいな発音になります。)
私は全くカクテルには詳しくありません。他のカクテル殆ど知りません(笑)。なんでマティーニを飲むようになったか?と言うと、アメリカ映画の影響です。映画の中でよくマティーニを飲むシーンがあって、真似したかっただけの事です。そう、単純にミーハー的な理由です(笑)。興味のない事はなかなか覚えませんから他のカクテルなんぞよっぽど有名なものしか記憶にありません。
初めてマティーニを頼んだ時は、きっと一口飲んで、むせかえったと思います。濃い~~!っと思いました。特に美味しいとも思わなかったかもしれませんね。
イケメンベーシストのヤマカワくんが注いでくれました。目の前で注いでくれます。
ただ何度か飲んでいるうちに徐々にいい感じになって来たんだなぁ・・・。そのうち自分でミキシンググラスとメジャーカップを買って造るようになりました。いつの間に、だんだん好きになってしまったわけです。今ではうちの冷凍庫にはミキシンググラスとジンが入っています。ジンは冷凍庫の中でも凍りません。マティーニグラスはよく割ってしまうので、今は冷凍庫には入れません。
私の標準レシピはジン5~6対ベルモット1くらいかな?今はいちいちメジャーカップ使わないんで適当です。バーテンさんによっては氷を入れたミキシンググラスにベルモットを多めに入れて、ステアしてグラスを冷やし、そのベルモットを捨ててしまい、(ウワァー、勿体ない!)そこにジンを注ぐ、ベルモットは氷やグラスに付いた分だけ・・・、といった作り方をする人をよく見ることがあります。
でも私はもう少しベルモットが入った方が好きだなぁ・・・。あと、ベルモットでオリーブを洗い、そのベルモットは捨ててしまうところも見たことがありますが、ウゥ~ン、勿体ないなぁ・・・。と思う貧乏性(笑)の私です。
一度頼んでみて、あまり私の口に合わないと感じたら、その店ではもうマティーニは頼みません。ナルでは大体一杯目はマティーニです。私の口に合ったマティーニを出してくれます。そしていい音楽も提供してくれますが、いいマティーニによく合います。
この夜は久しぶりに斉田佳子さんの歌を聴きに来たのです。お茶ナルの火曜日は真文さんの日でもあります。
この火曜日に山口真文さんに若手ミュージシャンたちは鍛えられて育って行きます。山口さんのサックスはもう日本の宝と言っていいんじゃないか?と勝手に思っています。この日も素晴らしい音楽を堪能しました。
斉田さんが出る前、真文さんが良く見えます。
斉田さんは子供の頃すでに小曽根さんの前座で歌っていたとか・・・、実力者です。この日もそつなく、美しいフレーズでお客さんの拍手を浴びていました。いいライブだったなぁ。
最後に・・・。
たまにはオーナーの写真も・・・。
大きいけれど、いつも温厚な笑顔の成田さんです。いつも有難うございます。
でも、お願いだからもっと早くスケジュール出して頂戴!私の予定が立ちません(笑)!この夜も頼んでみましたが・・・、多分やってくんないだろうな(笑)、ま、いいか。これもお茶ナルの個性ですかね(笑)?また宜しくお願い致します。ところで私は本来は日本酒党なのですが、ジャズバーでは日本酒置いてるとこホントに少ないです。アメリカでは日本酒が大ブームになってるんだし、ここは日本なんだから・・・、置いてくれないかなぁ(笑)・・・。