Old rockin` chair got me, cane by my side♪
古い揺り椅子に捕えらたまんまだよ、杖を横においてね・・・。
Fetch me a gin, son, `fore I tan your hide♪
倅よ、ジン持って来てくれ、お前をひっぱたく前にな(笑)。
Can get out from this cabin, I ain`t go nowhere♪
この小屋から出れないんだ。どこにも行けねぇさ・・・。
Just sitting here grabbin` at the flies `round this old rockin` chair♪
ただここに座ってさ、周りにたかるハエを追っ払ってるだけさ・・・。
My dear old aunt Harriet, in Heaven she be♪
天国のハリエット叔母さん・・・、
Send me a sweat chariot, for the end of my troubles I see♪
可愛いお迎えの馬車をよこしてくれよ・・・、俺の苦難を終わらせる為にさ・・・。
Old rockin` chair got me, the Judgement Day is here♪
この古ぼけた揺り椅子の上で、審判の日が来るのさ・・・。
Chained to my old rockin` chair・・・・・♪
俺の古ぼけたロッキングチェァに繋がれてさ・・・🎶
「真夏の夜のジャズ」という有名な映画があります。1958年のニューポートジャズフェスティバルと、同時に開催されていたヨットの「アメリカズカップ」の映像も含めた記録映画のような(ドキュメンタリーって言うんですかね?)映画です。
素晴らしいジャズのライブ映像が見られます。アニタ・オディやモンク、そして最近亡くなったチャック・ベリーの演奏も入っていますね。ミュージシャンの名を挙げて行ったらきりがありませんが、この映画の最後の方に出て来るルイ・アームストロングとジャック・ティーガーデンがデュエットで「Rockin` Chair」を歌い、演奏するシーンが大好きです。
昨年、医院のBGMからペギー・リーが歌っているこの曲が流れているのを聴いて、懐かしくなって久しぶりに「真夏の夜のジャズ」のDVDを見たりしましたが、やっぱりいいなぁ・・・。ペギー・リーのCDも買ってしまい、今でもよく車の中で聴いています。
スターダストなどを書いたホーギー・カーマイケルと言う人の作なんだそうですが、いろんな人が歌ってるようですね。みんな少しだけ歌詞を変えたりして歌ってますね。エリック・クラプトンも歌ってるらしい、結構いいかもしれないなぁ・・・。
でもやっぱりこの二人の掛け合いは素晴らしい。何度聴いても、見ても飽きません。人生の黄昏を歌った曲ですが、ちょっぴり物悲しい中にユーモアもたっぷり・・・、私も諸先輩方からしてみればまだまだ「青二才」でしょうが、少しづつこの意味合いが心に沁みるようになって来ました。
日本の歌手だったら、誰がこの歌に合うだろう?なんて考えたりしています。少々貫録がないと歌えない曲だからなぁ・・・。女性だったらあの人かなぁ・・・、とか思いつつ、「貫録ある」、なんて女性に言ったら失礼だから名前は書けないなぁ(笑)・・・、とか、一人で妄想しています(笑)。
自分でも一回歌ってみたいもんだ・・・(笑)。