久しぶりに和田君の歌を聴きに小岩COCHIさんへ行って来ました。いつもはギターの井上銘くんが入るところにこの夜はピアノの赤坂拓哉くんが入り、ベースの山本連くん、和田くんとのトリオの演奏です。
赤坂くんは初めて聴きます。ここのところよくコチのスケジュールに名前が出ています。どうも若井俊也くんの仲間のようです。20代後半の若いトリオです。
客席は私を除いて女性100パーセント!和田くんのライブにはいつも男性陣も多いんですが、この日はハーレム状態(笑)!
ライブ始まります!いつものようにノリのいい、そして美しい歌声が響きます。山本くんも相変わらず堅実、そしてビートの効いたバッキングに時折ファンキーなフレーズも入ります。和田くん曰く「天才」の赤坂くん、いやぁ~、いいグルーブ感のあるピアノだなぁ。いい組み合わせのバンドサウンドです。
和田くんは去年、「ちぐさ賞」と言う賞を取ったんだそうです。どういうアワードなのかよく知らないんですが、なんか、新人発掘のため・・・、のような賞だそうです。男性ボーカルがこういう賞をとるのは珍しいらしいですが、彼は十分それに値する実力者だと思います。
この夜もいろんなジャンルの歌を豊かな声量で情感をこめて届けてくれました。ボイスパーカッションも上手いし、スキャットの技術、グルーブ感は最高です。この若さでこれだけの歌を歌える人は男女通じて数少ないんじゃないでしょうか?
大柄な身体ですが、繊細かつ力強い楽器です。両側のリズム隊に決して負けない声の楽器はバンドを引っ張ります。少し貫録出て来たかな(笑)?
私が店に着いたときに店の前でだべっていた三人ですが、和田くん、私を見つけると、「おっ!盛り上げ隊が来たぞ!」と言って挨拶してくれました、期待通りについつい盛り上げてしまった私です(笑)。ミュージシャンのなかにはは私のような客を歓迎してくれる人もいます。盛り上がると、だんだんノッテくるみたいです。一部のお客さんには嫌われているかも知れない私ですが、こういうミュージシャンもいるんですね(笑)。
白熱のファーストセットも終わり、この素晴らしいライブをブログに載せたくなった私は、宮崎マスターに「写真撮っていい?」と断ってから、数枚・・・、そしたら宮崎さん、「なんだ、俺を撮るんじゃないの?」だって(笑)。
ハイハイわかりました(笑)!
15~6年前だったでしょうか?ジャズに興味を持ち始めて、ライブを聴いてみたくなり、ネットで探してみたら、亀戸から3駅の小岩にあるこの店を発見しました。うちから近くていいわい、と行ってみる事にしました。
恐る恐る一人で行ってみましたが、ちょっとドキドキしてドアーを開けると、このマスターと美しい奥様の優しい笑顔が迎えてくれまして、ホッとしたものです。
その頃は何も知らなかったんですが、その当時から日本を代表するようなミュージシャンたち、またこの夜のように将来を嘱望される若手ミュージシャンたちが出演していたんですね。
小さな喫茶店のようなスペース、とてもアットホームな雰囲気のライブハウスです。私の時のように、初めて来た方にも入りやすい雰囲気を作ってくれます。私より一つ年上の宮崎マスターですが、初めて会ったときから変わらないなぁ、相変わらず元気いっぱい!
何よりいいのは、このお店には日本酒、焼酎が置いてあります(笑)!マスターの料理も最高です。最近酒盗がメニューから外れたのが残念ですが、私しか注文する人がいなくなっちゃったらしくって、ま、しゃぁねっか(笑)・・・。
この夜も暖かい空気があふれているかのような、このジョイントで、素晴らしい音楽に浸りました。また宜しくお願い致します。
和田くん、もっともっと皆さんに聴いてほしいですね。いいですよぉ~~~!