2017年の全米オープンゴルフが終わりました。ウイスコンシン州のエリンヒルズと言うパブリックコースで開催された第117回大会を制したのはブルックス・ケプカ選手でした。
それにしても飛ばします!
初日首位で好スタートを切った日系アメリカ人(2世か3世か忘れましたが・・・)のおじいさんを持つリッキー・ゆたか・ファウラー選手は5位タイでした。
680ヤード(驚!)を越える18番パー5でツーオンしてイーグルを狙ったファウラー、大観衆の前でラインを読みます。結局バーディーでホールアウトしました。
松山英樹選手は最終日の全選手のベストスコアとなる6アンダー、66でトータル12アンダーと猛烈な追い上げを見せましたが、14、15、16と3連続バーディーで16アンダーと伸ばしたケプカの後塵を拝し、2位タイで終了。でもこれはバルタスロールでニクラウスと争い2位になった青木功選手に並ぶ日本人のメジャートーナメントでの最高順位です。素晴らしい追い上げでした。
凄いラフの中を18ホールのセカンド地点に向かうケプカ選手です。
そしてアテストを終えて建物から出て来たケプカを報道陣が囲みます。
ケプカ選手は見えません(笑)。この時点でまだ最終組がプレーしていましたが、もう逆転不可能、ケプカ選手の優勝が決まっていました。
最終成績が会場のスコアボードに出ました。松山選手の名前が3番目、(下のテレビ局制作の日本語版では2番目(笑))、2位タイです。凄いじゃぁないですか。残りのシーズン、これからもずっと期待して見て行きましょう!
この週末はルマン24時間レースもありましたが、期待されていたトヨタ勢は予選トップだった小林可夢偉の車が10時間程でリタイヤするなどトラブルに苦しめられ中島選手の8号車がこれもトラブルで何度も修理に時間を使いながら9位に入りましたが、残念な結果に終わりました。
ポルシェもトラブルで2第リタイヤしたものの最後の一台がなんとか1位を守りました。俳優のジャッキー・チェンがオーナーのチームが総合2位に入ったんだそうです。来年はトヨタは大きな落とし物を拾いにまたルマンに行くことでしょう。必ず夢をかなえてほしいものです。それだけの強さは十分にあります。期待しています。