久しぶりにMIWOさんのライブに行きました。大好きな歌手の一人ですが、あまりライブをしないし、なかなか私のスケジュールにも合わずでした。一年ぶりくらいかなぁ?
ピアノのリン・ヘイテツ君とフルートの鈴木康恵さんがインストを2曲演奏しました。リン君はユニークなフレーズを聴かせてくれる、大好きなピアニストの一人です。鈴木さんはかなり前にうちの近く、錦糸町にあるアーリーバードと言うお店で初めて聴いたフルーティストですが、ここ数年はメジャーな箱にもよく出演するようになりましたね。進境著しいミュージシャンです。
二人の演奏で空気が暖まったところでMIWOさん登場!
ほぼ満席です。MIWOさん、あまりライブをしませんが、しっかり人気上昇中のようですね。上手ですからねぇ。
素直にしっとりと歌いあげますが、とにかく英語が上手です。もともとバイリンガルの方々は当たり前に上手いですが、そうでない人の中でMIWOさんほど英語の発音がきれいで、しかも歌が上手い歌手はそう多くありません。とっても安心して聴けるんです。
Destination Moonを歌った時には、私の隣に座っていた方が小さく口ずさんでいましたが、いやぁ!このお客さんも上手い(笑)!お客さんも詳しい方が多いですねぇ・・。ナット・キング・コールが歌った、とMIWOさんmcでお話でした。有名な歌なんでしょうね。私はこの歌知らなかったんですけど・・・。
リン君と鈴木さんがいいソロを挟んでくれます。リン君いいなぁ・・・。彼のユニークなフレーズについつい声を出してしまう私でした。MIWOさんも盛り上がって来たみたい、声がよ~く出て来ました。
MIWOさん、こっちを向いてくれた( ´∀` )
満席お客様、うっとりと聴いている方や、笑顔で楽しそうに聴いている方々、みなさん満足そうです。1セットの最後に私の大好きな歌を歌ってくれました。「In the wee small hours of the morning」シナトラをはじめ数多くの歌手に歌われて来た歌ですが、割とライブでは聴きません。むしろインストの方がやったりする方が多いかもしれません。
MIWOさん、mcで最後を少し変えて歌ってみたいと思います・・・。と話されて歌い始めました。いい歌だなぁ・・・。男性が歌う時、女性が歌う時・・・、HeとSheを変えて歌う事が多いですが、この歌の最後のフレーズでは(女性なら)「She misses him most of all・・・」と客観的な(sheまたはheを主語にして・・・)文節の歌詞になっています。
そこをMIWOさんは、主観的に「I miss him most of all・・・」と変えて歌いました。実は私も車でcdを聴きながら歌う時にはそのように歌う事があります。共感もちます(笑)!
大きな拍手を受けながら1セット目が終わりました。いつものように私は出口へ・・・、お客さんにご挨拶をしていたMIWOさんが握手をしてくれました。「MIWOさんは英語ペラペラなんでしょう?」と尋ねると、「いえいえ、ペラくらいです。」と笑顔で答えてくれます。また宜しく!美紗子さんにもご挨拶をして店を出ます。
そうか・・・、「ペラ・・・」くらいかぁ・・・。謙虚だなぁ・・・。因みに私は1973年から1983年まで10年間アメリカに住んでおりましたが、会話は全く上手くならず、ペラの一歩手前、「ペ・・・」くらいの英語力です(泣)。聞いて上手いかどうかはある程度解るんですが、自分で話すのはてんでダメです。MIWOさんは津田塾出身だそうですから、優秀なんでしょうね。そのうえ美人で歌も上手い!素晴らしい歌手です。
是非また聴きに行きたいと思います。