先週の台風上陸直前の19日の木曜日、久しぶりに浅草HUBに寄って来ました。ブルームーンカルテットのライブです。雨風が強くなりそうな夜、あまり混まないだろうな?と思っていたら・・・、スタート時間近くになると、どんどんお客さんが詰めかけて来ました。演奏が始まってもまだ入って来ます。ほぼ満席に近い状態です。いやいや、大したもんだわい。
トランペット、コルネット奏者の黄啓傑さんがリーダーなのかな?素晴らしいトランペッターです。よく中村恵介くんとも共演してるみたいですが、このバンドでの富永寛之さんのウクレレとのコラボは最高です。
HUBらしく、客席では聴きながら、飲みながら、食べながら、話しながら、と言った感じで、いつものようにややざわついていましたが、4人の素晴らしい演奏にいつの間にか皆さん聴き入り始めました。このお店ではちょっと珍しいかも・・・。それだけ熱の入った演奏に私もついつい声が出てしまいます。
いつもの、会話などの喧騒感はなく、演奏への声援拍手があちこちから湧き上がっていました。そうなるとミュージシャンたちもノッテ来ます。いつも笑顔の富永さんの素晴らしいウクレレソロに客席が湧き、他のミュージシャンも笑顔で声をかけます。
ドラムの木村純士さんが歌を披露します。ちょっとユーモラスな(ま、違った意味でお上手なボーカルでした(笑))歌いぶりに、拍手、歓声、そしてお客さんたちの笑顔を呼びました。
ベースの工藤精さんもカッコいいソロを聴かせてくれました。彼はいろんなメンバーとライブしてますね。他でも何度かストレートなジャズを聴いたことがあります。
何と言っても黄さんだな。静かに始まりましたが、ノッテ来るにつれてパワフル、いいフィーリングのフレーズでお客さんを沸かせました。
最後には立ち上がって・・・。
あまりニューオリンズジャズの事は知らない私ですが、最後の「懐かしのニューオリンズ」と「スィートジョージァブラウン」は大好きな歌です。カッコよく決めてくれて、大満足!歓声に包まれた1セット目が終わると、席を立ちます。
と、隣のテーブルにいたお客さんが「もう帰っちゃうんですかぁ・・?」と話しかけてくれました。その方も私の後ろで声を出して声援を送られていましたから、盛り上げ隊仲間が帰るのが名残惜しかったのかな(笑)?
でも、本当に体が弱って来た私です。早く寝ないと次の日が辛い!(泣)「身体弱いんで・・・、スミマセン」と声をかけておいとましました。またきっと聴きたいコルネットとウクレレでした。