八村くん所属のゴンザガ大は、今季公式戦2戦目の対ハワード大で106-69と圧勝、開幕2連勝となりました。さて八村塁選手は・・・?
御覧のように後半残り5分少々のところで5ファウルのファウルアウト。それまで20分ほどプレーしてこの成績です。(12点、6リバウンド)退場していなければもう数分出ていたでしょうね。リバウンド、得点共にチームでは3番目、まずまずの出来だったと言えますか?
ただ、フィールドゴールは全てレイアップかダンクです。アウトサイドからの2本のシュート(1本は3-ポインター)は外しました。初戦はたまたまネットで試合を見る事が出来たのですが、その時もジャンパーは一本もありませんでした。完璧オープンになった3-ポインターのチャンスがあったのですが、一瞬躊躇して、パスを出したシーンがありました。
公式戦前のエキシビションゲームではシュートがあまり入らなかったようなんですが、その影響もあるのかも知れませんね。明成高校時代には3-ポイントシュートを含めてアウトサイドからも結構打って、決めていたし、素晴らしいクラッチシューターだったと思うのですが、やはりこのレベルだとディフェンスの寄せも速いし、なにしろみんな手が長い!
少し戸惑いがあるのかも知れないですね。でもアンダー19のワールドカップの時には(同世代の)トップの国の代表との試合でも、残り数秒で同点に持ち込むようなクラッチジャンパーを決めていた、と聞いています。もう数試合もすればアウトサイドからのジャンパーのタイミングを思い出して来ることを期待しています。彼にはその能力があると確信しています。
あとはファウルトラブルでしょうね、この試合でも、前半既に3ファウルしてました。ファウルに対する基準が日本とアメリカでは少し違うところがあるらしいです。特定のオフェンシブファウルはアメリカでは取られやすい、逆にトラベリングに対しては日本は厳しく取るかも知れません。徐々に慣れて行くことと思います。
この試合では、前半から大きなリードを取れたと言う事もあったでしょう、1年生プレーヤーが長いプレーイングタイムを貰い、そのチャンスを生かしました。
この中で(上から)24番、10番、14番、23番の4選手はフレッシュメン、一年生です。特に24番のキスパート選手は初戦から大活躍でした。昨シーズンNCAAの決勝まで駒を進めたゴンザガ大ですが、そのチームの主力がゴッソリ抜けた後も素晴らしい補強が出来ているようです。
2年の八村、ティリー両選手にこの若いプレーヤーたちが加わって、八村くん在学中のゴンザガには大きな期待が持てますね。
さて渡邊雄太選手は・・・。
残念ながら、古豪フロリダステイトに完敗ですね。エースの渡邊君はかなりきついマークにあったのでしょうか、シューティングパーセンテージが5-17とかなり低いものに終わっています。プレータイムはそれでもチーム最長の38分。こういう経験を積んでこそ成長出来るのでしょう。最後のシーズン頑張って欲しいですね。
バスケのシーズンが始まって、よく宮地陽子さんのTwitterを見ています。このゴンザガ大の試合のハイライトシーンの動画を見る事が出来ました。ESPNの今節のベストプレーランキング2位だったそうです。八村塁選手が自陣でリバウンドを取り、そのままドリブルで切れ込み、ダンクを決めたシーンです。バスケットボールファンの方々には一見の価値あり!是非チェックしてください。11月15日の投稿です。
twitter.com/yokomiyaji
私が実況アナだったら(笑)・・・、
「Rui~~~! got the re~bound~~~, dribbling down the floor all the way! a~~nd DUNK!」
「Coast to coast! Oh what a fabulous play by Rui Ha~ti~mura~~~~~!」
「八村選手リバウンド!そしてドリブルして一人でもちこみます!そして~~~!ダンク!」「うわぉ~!なんて素晴らしいプレーだ!」とでも叫んだでしょうか(笑)。
八村塁選手凄い!次戦は土曜日(日本時間日曜朝)です。
2017年11月16日 カテゴリ:スポーツの話