ウインターカップ決勝は夏のインハイと同じ組み合わせになりました。インターハイ決勝で一点差で涙をのんだ明成高校、見事に雪辱を果たしました。
前半に20点もの差をつけた明成高校でしたが、3クォーターからオールコートプレスをかけた福岡大大濠高がじわじわと差を詰め、最後には3点差、スリーポイントで同点と言うところまで明成を追い詰めましたが、最後は明成が79-72で振り切りました。
八村阿蓮くんは32得点、14リバウンドと大活躍、田中君が要所でスリーを決め、大濠を止めました。お兄さんの塁君に比べてちょっとひ弱に見えた阿蓮くんは夏の悔しさを胸にたくましく成長していました。夏は負けて号泣していた明成の選手たちは冬は勝って号泣しました。
八村くんや相原くんと同じ中学から大濠のエースになった2メートルの井上くんも泣いていましたね。ゴール下で、絶対的な強みを見せた井上くんでしたが、もう少しオフェンスで彼にボールを入れていたら違った結果になっていたかも?
彼らはみな日本の大学に進学する予定のようです。大学でもライバルとして切磋琢磨して日本のバスケットボールを盛り上げ、引っ張って行って欲しいものです。
さてアメリカでは八村塁選手と渡邊雄太選手の試合がありました。28日(アメリカ時間)にはUOPと対戦、八村くん19得点と大活躍。
12/30(アメリカ時間)、日本時間の大晦日、先ほど試合終了、サンタクララに圧勝、八村くんは11得点、3リバウンド。
このコンファレンスではゴンザガは圧倒的な強さを持っていますから、八村くんにとってはプレータイムを増やし、経験を積み、成長していくシーズンになることでしょう。ポストシーズントーナメントまでにどれだけの成長を見せるか期待して見て行きたいですね。
渡邉くんのGW大はセントジョセフに快勝!渡辺くんは18得点、9リバウンドで(そしていつもながら守備でも)勝利に貢献、エースの役割を果たしました。彼はディフェンスに関してはNCAAの中でもかなり高い評価を受けているそうです。最後の学年、NBAに向けて、活躍してほしいですね。
そして、明成高校のみなさん、おめでとう!
皆様、良いお年をお迎えください。