プリシーズンゲーム(オープン戦)ではありますが、渡邊雄太選手がメンフィス・グリズリーズの一員としてNBAデビューを果たしました。
左肩を痛めて初戦は出場を見送っていましたが10月6日の対ホークス戦でデビュー。7分間出場でシュートも入らず、見せ場はありませんでした。
7日にはペイサーズと対戦、20分程のコートタイム、3ポインター、ダンクを含む11得点、ブロックショットも決めるなど大活躍の2戦目でした。まだプリシーズンゲームが始まったばかりでスターターは殆どプレーせず、両チームとも若手主体のメンバーとは言え、大きなアピールが出来たと思います。
公式戦スタートまでのオープン戦でもしっかりと成長し続けてくれる事を期待しています。必ず今シーズン中にNBA公式戦の出場機会が与えられると確信しています。Gリーグで怪我をしないように、プロの激しさに順応して彼のポテンシャルをフルに発揮してくれることを祈っています。
11月にはNCAAもシーズンインします。ゴンザガ大の八村塁選手、ジョージア・テックのシェーファー・アヴィ・幸樹選手、そして今シーズンからノースカロライナ大学ウイルミントン校に入ったテーブス・海選手もプレーします。
他にもハワイ生まれで母親が日本人と言う渡辺飛勇選手(今年日本代表にも呼ばれましたが)がポートランド大学にいます。そして父親の転勤により小学生の時にアメリカに渡った弓波英人と言う選手がいて、今年ディヴィジョン1のジョージアサザン大学に入学してバスケットボールチームのロースターに入っているそうです。
日本人選手(渡辺飛勇くんはあまり日本語は上手でないようですが)が5人NCAAディヴィジョン1のカテゴリーでプレーすることになります。こんな時代が来るとは思っても見ませんでした。楽しみな一年になりそうです。
さぁ、渡邊君が日本人選手として初めてNBAの試合でダンクを決めたシーンです。