長女と銀座スイングへ行って来ました。
豊田チカさんが鉄板の山本剛トリオのバックで歌います。少し早めに行きましたが、もう殆ど満席に近い客席です。豊田さん、山本剛トリオ、それぞれの人気がうかがえました。
7時のスタート時間ピッタリにミュージシャンが入って来ました。まずはトリオでのインストで始まります。娘は仕事が忙しいので大分遅れそうです。「ま、夕飯食べにくるつもりで、遅れてもいいからおいで」と伝えてありますが、ホントにそんな感じになるかも知れんなぁ・・・(笑)。
剛さんがメンバーを紹介します。超ベテランの大隅俊男さん、そしてこの二人の間に入ると若く見える香川さん、そして山本剛さんのいつものメンバーです。根強い人気がありますが、素晴らしい演奏で3曲(4曲だったかな?(笑))程続けまして、喝采を浴びました。
相変わらずの剛さんの個性的な演奏でシビレました。安定の香川さんのベース、そしてベテランならではのドラミングの大隅さんとのトリオは阿吽の呼吸で息もピッタリ合って安心して聴ける素晴らしいトリオです。もう何年一緒にやっているんだろう?
そしていよいよ豊田チカさんが登場しました。椎名豊トリオをバックにした豊田さんも素晴らしいけれど、このベテラントリオの前のチカさんはまた違った素晴らしさがありますね。
軽いフェイクを入れながらも崩し過ぎず、ジャジーな歌いぶり、それに加えて素晴らしいスキャット、バックとの掛け合い、楽しいMC・・・、ジャズをあまり聴かない方でも楽しめるエンターテインメントでもありますから、多くのファンを集めるわけですね。
私なんかはカッコいいフレーズ、掛け合いについつい声が出てしまいます。そういうファンも多く、あちこちから歓声が上がり、盛り上がります。それも含めて演奏を静かに聴きながら楽しんでいらっしゃるファンも多々いらっしゃいました。
ジャズ大好きなファンも、普段それほどジャズを聴かない方も共に楽しめる素晴らしいステージです。あまり硬派(と言いますか?)な、バリバリのアドリブで原曲のメロディーは何処に行ってしまったのか・・・、と言うようなジャズは、普段聴きなれてない方にはちょっと辛いものがありますが、これもジャズ、それもジャズ・・・でしょうか?
スタッフの斎藤さんに撮って貰いました。
やっと長女到着!最後の一曲には間に合いました(笑)。ホントに夕飯食べに来ただけになっちゃいました(笑)。休憩時間に近況報告など、しばし話しまして2セット目が始まる前には席を立ちました。2回目聴いちゃうと、川崎に住む娘には帰りが遅くなりすぎでキツイですし、老人の私も同様です。次の日に起きなくってもいいんなら別ですが(笑)、まだ月曜日。
また娘たちとゆっくり聴けるときもあるでしょう。またよろしくお願いいたします。