遅ればせながら井上尚弥選手の試合のレポートです。一週間後に伊藤雅雪選手の試合があったので、まとめて書こうと思い今更ながら・・・、となりました。
その前の日は恒例の船カンゴルフでした。朝ゴルフ場へ向かう車の中で、Gt君が「なぁ、やっぱり井上かねぇ・・・?」と聞いて来ました。「やっぱり井上でしょう・・・。」簡単な会話でした・・・(笑)。
WBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)バンタム級の準決勝。相手は無敗のIBFの同級王者プエルトリコの絵マヌエル・ロドリゲス選手です。強敵ではありますが、オッズは圧倒的に井上有利!
1ラウンド目は相手のプレッシャーに下がる場面も多く、おや?と思いましたが・・・、第2ラウンドには・・・。
イギリス、グラスゴーのボクシングファンに・・・、
鮮烈な記憶を残したでしょう!
観ていた方なら解ると思いますが、一回目のダウンでもう心が折られ、戦意を失っているように見えたIBF王者のロドリゲス、レフェリーが止めるまで3度マットに沈むことを余儀なくされました。
以前、内山高志選手こそ日本ボクシング史上最強のチャンピオンだ、と書いた事がありましたが、今となっては井上尚弥選手にその称号を与えなければいけないかな・・・?次戦は5階級制覇の王者ノニト・ドネア選手です。必見の好試合です。楽しみだなぁ( ^ω^)・・・(笑)。
残念ながらスーパーフェザー級の伊藤雅雪選手は元オリンピアンの挑戦者のテクニックに翻弄され、なすすべもなく敗れてしまいました。二人とも試合後も綺麗な顔で、殆ど効いたクリーンヒットはお互い無かったように見えましたが、判定は圧倒的な大差がつきました。経験不足ですね。次のチャンスが与えられるのかどうか・・・、その時の為にまた頑張って欲しい、とてもいい素材を持ったボクサーですが・・・。
この週末には他にも中国でライトフライ級の木村翔選手、フェザー級の久保隼選手の世界戦もありました。一日にこれだけの日本人ボクサーの世界戦があるのも珍しいけれど・・・、残念ながら全敗に終わりました。一時は内山選手、西岡選手、中山選手、三浦隆司選手など、強いチャンピオンを擁していた日本のボクシング界ですが、少々足踏み気味でしょうか?期待を持てる若手もまだまだいますから、これからにまた期待して見守って行きたいものです。