9月の4連休の最終日、ガチガチに固まった体をほぐしに錦糸町の楽天地スパへ行きました。サウナの後にマッサージしてもらってちょっと首がほぐれて楽になりました。そのあとレストランで軽く一杯( ´∀` )。
しばしのんびりしてからspaを出て錦糸町駅へ・・・、総武線快速に乗りこみます。船橋まで3駅10数分・・・、コクリコットℱへ( ^ω^)・・・。お店の前には当日出演の石井さんと(確か情家さんの事務所の社長さん?)ボーカリストの赤松さんが談笑中でしたが、割って入りまして(-_-;)、この写真を撮らせて貰います。
店に入ると奥にいた情家さんが手を振ってくれました( ´∀` )。そしてルーリーママがカウンターの中に( ^ω^)・・・。そろそろ準備するんでしょうか?石井さんがピアノに向かって歩いて行きます。
まずは石井彰のソロピアノで演奏がスタートするようです。
演奏中にもお客さんが立て続けに入って来ました。間引きした席もいい塩梅に埋まっています。その中で・・・、素晴らしい演奏です・・・♪(^∇^*)・・・、鬼気迫るような美しい音が流れて行きました。綺麗なメロディの美しい曲です。聴いた事があるような、無いような・・・。何ていう曲なんだろう・・・?皆さんが大きな拍手で称えました( ´∀` )。
そして情家さんが紹介されます。
初めて聴いたのは何年前になるでしょう・・・?見かけは全く変わらぬ若い情家さん、最近知りましたが、人気アイドルの娘さんを含め二人の大きなお子さんがいらっしゃるそうですが、いつまでも若くて可愛い情家さんです。
でもMCは貫録ついて来ました( ´∀` )。昔は歌は堂々と歌っても、MCになると( ^ω^)・・・、緊張感タップリで(笑)、ビビりながら話していた情家さんですが・・・(笑)。
そして・・・、歌も貫録ついて来たなぁ( ^ω^)・・・。いつまでも進化中です( ´∀` )。初めて聴いたころはいい声で本当に丁寧に・・・、ストレートにオリジナルのメロディに忠実に、そして心を込めて歌い上げる彼女でしたが、少しづつ基本のメロディから外れるフレーズも入るようになって来ました。
この日はコロナ以降初めて・・・、半年以上ぶりに聴きましたが、今までにもましてジャズシンガーになっていましたね( ´∀` )。同じ演奏は2度と出来ないジャズミュージシャンへの道を歩いている情家さんです。メロディーラインの中からあちらこちらに行きたくなって、でも嫌味が無くカッコイイフェイクに聴こえるジャジーな歌いぶりに変わって行っていました。私はこういうのが大好き( ^ω^)・・・。ジャズやなぁ・・・φ(゜▽゜*)♪
そして石井さんのピアノが凄い事・・・(* ̄0 ̄)ノ歌伴ですが・・・、もう他のインストの楽器と掛け合いをやっているような、美しいオブリガードでずっと通しているような感じ・・・、それが情家さんのジャジーに変貌した歌とピッタリ融合して素晴らしいデュオの演奏になりました。これは下手なボーカリストじゃぁ、自分が何処にいるのか分からなくなって歌えなくなっちゃいそう。あとで情家さんにそのことを話したら、「私も必死です・・・(-_-;)」と言っていたけど( ´∀` )、どうしてどうして( ^ω^)・・・。素晴らしかった・・・。
私も10年くらい前まではよく新橋のピアノで歌わせてくれるお店へ行って歌っていたもんですが、そういうところのピアノの先生は、それはもう優しくコードでジャンジャン、ちょっとメロディーを入れて、素人の私たちがうまく歌えるように伴奏してくれたから歌えたんですが・・・、こういうホントのジャズのバッキングでは私たちのような素人は歌えません(-_-;)。だからカッコイイんだなぁ( ^ω^)・・・。
素晴らしいミュージシャンに囲まれて・・・、至福のひと時。石井さんに聞きましたら1曲目のピアノソロは「The Wind」と言う曲だそうでした。調べてみましたがフリーマンと言う人の曲なのかなぁ?キースジャレットがソロでやっている映像がユーチューブにありました。いい曲だったなぁ( ^ω^)・・・。
最近知ったのですが、石井さんは数年前からある難病におそわれて闘病中なんだそうですね。最近は手がしびれたり、足がおぼつかなくなる症状が出ているそうで・・・(-_-;)、長年勤めて来た日野皓正さんんもバンドのレギュラーピアニストとしての席も辞して、今は自分のバンドで、またこういったスポットの仕事を身体の許す範囲でなさっているようです。
最近は若いピアニスト野口茜さんが白血病と戦いながら演奏を続けているというお話も耳にしました・・・(´;ω;`)。ミュージシャンだけでなく・・・、苦しい状況で戦い続けている方々・・・、大勢いらっしゃるんだろうと思います。ただただ皆さんのご多幸、回復をお祈りするばかりですが・・・、そんな中での素晴らしい演奏に本当に感謝しつつ、店を出て帰路につきました。是非またよろしくお願いいたします。いつまでも・・・<(_ _)>。