遅ればせながらのライブレポート(-_-;)、祝日だったんですが・・・、久しぶりに淡路町のリディアンさんにお邪魔しました。まだ明るい午後3時半頃、お茶の水を降りて坂を下り・・・、
最後に来たのは遠藤征志くんの{「Kiss the Cat」+情家みえ}の時だったなぁ・・・、コロナの事もあり、中々来ることもありませんでした。こないだ銀座スィングで田辺商店のライブを聴いたときに、田辺くんから「今度リディアンで昼ライブなんだけど、リーダーライブやるんで是非!」と聞きまして、昼ライブかぁ・・・(-_-;)、と思ったんだけど・・・、歌伴以外の田辺充邦を聴くのもかなり久しかったので、やはり来てしまいました。
こんな若手二人とのギタートリオです。さて下へ降りて見ましょう( ^ω^)・・・。
丁度2回目のステージが始まるところでした。奥にいた3人のミュージシャンたちがステージに上がるのとすれ違いまして、一番後ろの席へ・・・、おぉ~、かなり席が埋まってます( ´∀` )。良きかな( ^ω^)・・・。
ミュージシャンたちが準備している間にドリンクを購入。ここはセルフサービス、ミュージックチャージとドリンクなどは先払い。入った時に支払います。カウンターの中のオーナーに「あぁ、貴方でしたか( ´∀` )」と言われ、「あれ、覚えててくれたんだ(笑)。」と答えながらビールとナッツを頂きました( ^ω^)・・・。
さぁ、いよいよ始まります。相変わらずトーク上手(お喋り、とも言いますが(笑))の田辺君の総合司会でミュージシャン紹介から始まります。
スタンダード中心で、たまに田辺君のオリジナルも交ります。若い二人はあちらこちらで何度か聴いたことがありますが、そつなくいいハーモニーを奏でてくれますね( ^ω^)・・・。
私がジャズのライブに通うようになった20数年前、銀座スイングで、あるボーカルのバックで弾いていた田辺くんを聴いたのがきっかけで時々彼のライブに行くようになりました。あころの田辺くんはインストのライブも多かったんですけど( ^ω^)・・・。思えば長い付き合いになりました(笑)。
この日はゲストボーカルが入る・・・と言っていたのですが・・・、なんとなんと( ^ω^)・・・。
ドラムの利光さんが歌うんだそうで( ^ω^)・・・、ちょっとビックリですが、ジャズミュージシャンたちは歌うまい人多いんだよなぁ・・・。昔、ブルーノートに故アル・ジャロウさんのライブを聴きに行ったことがあるんですが、そのライブで1曲バックのミュージシャンたちがそれぞれ短いボーカルソロを取るというシーンがありました。皆さん上手くってビックリしました。下手なボーカリストよりよっぽど上手いかも・・・(-_-;)、と思ったことがあります。今も、市原ひかりさんとか歌い始めたけど、やっぱり上手だからなぁ( ^ω^)・・・、
そしてキュートな利光さんの「How about you」が始まりました( ^ω^)・・・。この歌自体あまり歌う人いないけど・・・、いいんじゃぁないでしょうか( ´∀` )。英語の発音もいいです。音感がいいから英語を聴いて、その発音をコピーするのも上手いんだと思います。正直日本のジャズボーカルの中で、これよりも発音上手い人はそんなに多くは無いかも・・・(-_-;)。ボーカリストに頑張ってもらいたいところです(-_-;)。
大きな拍手を送ってしまった私、彼女のボーカルにハートを持って行かれました( ^ω^)・・・。「演奏しながら歌うのは?」と田辺君に聞かれていましたが、弾き語り(ドラムの場合は「叩き語り」???(-_-;)って言うのかなぁ?)は出来ないんだとか言ってましたが( ^ω^)・・・。でも、本当に、自分で上手いと思い込んでいるボーカリストも多いように感じるんだけど、本職の方々にはもう少し研鑽してほしいところではあります(-_-;)。
田辺君のオリジナルのバラードを最後の方にやってくれました( ´∀` )。自分で「この曲スタンダードにしたいんです(笑)」とか言ってましたけど(笑)、でも結構いいメロディーでよかったなぁ( ^ω^)・・・。ボーカルの須田晶子さんが英語で歌詞を付けてくれて、歌もあるんだそうですが、それもいつか聴いてみたいですね。日本のミュージシャンたちのオリジナル曲にもいいものが多々あるんです。ただ聴かれる機会が少ないですから・・・(-_-;)、残念だなぁ・・・(´;ω;`)。
いつか本当に日本ミュージシャンの曲もスタンダードとして、残るようになってくれたらいいなぁ( ^ω^)・・・。日本の漫画なんかでも、昔は大人が読むのは恥ずかしいことだ、みたいに言われてたんですけど、今では世界中で高い評価を受けるようになったんですからね( ^ω^)・・・。
大体日本人は外国人が評価するまでは、日本文化の評価を正しくできないところがあるんです。日本食の事だってそうだし、枚挙にいとまがありません。自分で評価できないのに、音楽でもそうだけど、所謂評論家の意見を丸のみにするだけ・・・(´;ω;`)、ではいかんよなぁ・・・。もう私もいい歳になりましたんで、言いたい事言わせてもらっております(笑)。
若い二人が後ろに下がり、田辺君のソロギター( ^ω^)・・・。なんか曰くのある曲でしたが、どんなだったか忘れてしまった・・・(-_-;)。この世に一台しかない田辺充邦仕様山岡ギターの美しい音色が響きます。倉敷にある山岡ギターさんは、西日本豪雨で被災して工房が水没、設計図などを失ってしまったそうなんです。という訳で、もう同じギターは作れない・・・(-_-;)、貴重なギターです( ´∀` )。
アンコールにも応えてくれて、素晴らしい田辺充邦トリオの演奏が終わりました。ファンの方々とお話しする田辺君たちを見ながら店を出たわたくし( ^ω^)・・・。
お茶の水駅に向かう途中です。まだこんなに明るいよ(笑)。ちょっと色づき始めた木々が夕陽に輝いていました。良い音を聴き・・・、良い夕陽に包まれて・・・、なんかカッコいいなぁ(笑)。
ビルの向こう・・・、遥かかなたに夏のような白い雲が、夕陽に照らされてなんか綺麗だった( ^ω^)・・・。良い休日になりました・・・( ´∀` )。またよろしくお願いいたします<(_ _)>。