私には4人の姉と1人の弟がいます。さすがにこの歳になると皆いろいろと身体に支障も出てきていますが(-_-;)、若い頃は皆そこそこ元気でした。ただ3番目の姉だけは学生時代から少しづつ病気がちになりまして、若いころから肝硬変も発症してしまいました。他にもいろいろあって、病気のデパートのような身体でしたなぁ・・・(´;ω;`)。
30年くらい前から肝臓の機能が目立って落ち始めて、辛い症状が多々出まして苦しんでおりましたが、いよいよこのままでは余命が短い・・・、と言うことで肝臓移植に踏み切ることになりました。
24年前、姉が50歳、私が44歳ですか、私の肝臓の1/4を切り取って姉に移植しました。勿論彼女の悪い肝臓はすべて除去してからです。生体肝移植ですが、当時はまだ黎明期で東大病院でもまだ50例くらいしかやっていなかったんだったかなぁ・・・、昔の事で、もうよく覚えていません(-_-;)。
私の肝臓はいたって元気だったようで、機能は著しく向上しましたが、やはり姉の体に接続したところ、胆管に炎症をしょっちゅう起こすような副作用があって苦しみました。拒否反応を防ぐ免疫抑制剤を絶えず服用していても避けられない副作用だったようです。他にもいろいろと移植後の後遺症のような症状が多発していましたが、姉はそれに耐えて大学教授としての仕事もこなしていました。
その後術式が変わり、術後のケアがかなり楽になっていると聞いていますが、あの頃同じ時期に生体肝移植をされた、まぁ姉にとっては戦友のような方々は殆ど姉に先んじて天に召されたと聞いています。
姉は度々体調が悪化して入院して治療を受け、また復帰することの繰り返しでしたね。入院せずに済むような年は一度もなかったんではないだろうか。なんとか定年でリタイアするまでは頑張っていましたが、その後歳を重ねるごとに他の臓器にも問題が出てきて、数年前から透析も始めまして、それは苦しかったようですね。
体力も落ち、転んで骨折したり、ちょっとした傷から感染症を起こしたり、耐えに耐えて来ました。心臓も・・・、見ていて辛いような生活を本当に頑張って生き抜いて来たんですね。彼女が私たちきょうだいの全ての病を引き受けてくれたようにも感じます。
その姉も力尽きて先週金曜日に逝きました。やっと苦しみから解放されて・・・(´;ω;`)、安らかな顔で眠っている姿にお別れしてまいりました。幸い素晴らしいご主人と娘に恵まれ、家族に看取られたことは本当に幸せなことだったと思います。
私はこのブログには決して自分の感情を垂れ流すことなく、只々無害な能天気なお話だけ綴って行こうと決めていました。時折感情が入ることもありましたが(-_-;)、最低限に抑えてきたつもりです( ´∀` )。
とっくに両親は見送っていますが、きょうだいというものはまた違うものだなぁ・・・。ここ数年世界でもいろいろとあって、ただでさえ知らないうちにストレスが蓄積されていたのかもしれないけれど、少々気力が低下しております(-_-;)。
仕事は休むわけにいかないですからね。暫くは少々すり減った気力をそちらに集中することにしましょう。という訳でブログは暫しお休みです。ときどき「ブログ見てるよ( ´∀` )」と言ってくれる方もいますので、一応お伝えしようと思いこの文章を書いております。ま時間が解決してくれることなので( ^ω^)・・・、すぐにまたくだらないお話を書き始めるかもしれません(笑)。
やっぱり真文さんはいいなぁ( ^ω^)・・・。音楽にはいつも癒されています( ´∀` )。
これも良いけど・・・(笑)、少し控えたほうが身体には良いですな(-_-;)。まだまだストレスのたまる日々が続きます。皆様もどうかご自愛くださいませ<(_ _)>。