アジアカップバスケットボールの日本代表の試合の事を2度書きました。ついでだから最後の試合の事も書きましょう。85-99で敗れましたが、最後は富永君の3ポインターでオーストラリアを焦らせた( ^ω^)・・・と、好意的な記事が多かったですね( ´∀` )。では実際は・・・(-_-;)?
単純にボックススコアを見て見ましょう。フィールドゴールは、
日本:30/67(44.8%)うち2Pts、10/4(41.7%)、3Pts、20/43(46.5%)、FT、5/9(55.6%)
オーストラリア:36/76(47.4%)うち2Pts、20/42(47.6%)、3Pts、16/34(47.1%)、FT、11/16(68.8%)
リバウンド:
日本:29、うちオフェンシブリバウンド、5
オーストラリア:51、うちオフェンシブリバウンド、16
アシスト他:
As:日本18、オーストラリア25
TA(ターンオーバー):日本9、オーストラリア8
スティール:日本6、オーストラリア6
ブロックショット:日本0、オーストラリア5
ファウル:日本16、オーストラリア9
こんなところです(-_-;)。リバウンド、ブロックショット、アシストでオーストラリアが日本を大きく上回っています。シュートの%も全てにおいてオーストラリアが上です(-_-;)。観ていてワイドオープンのシュートチャンスを何度も作られていました。あれではレベルの高いチームは外しません(-_-;)。相変わらずディフェンスの詰めが甘いんではないでしょうか・・・(-_-;)。
ゴール下で全く歯が立ちませんでした。オフェンシブリバウンド取られっぱなしで何度もセカンドチャンスどころか、3rd,4thチャンスを作られて、最後は決められてしまうシーンがありました(´;ω;`)。
たまたま富永くんや富樫くんの3の確率が良かったから最後は点差が詰まりましたが・・・、ホーバスコーチが試合後の記者会見で言っていた通り、富永君の3ポインターは良い時と悪い時の波が大きいですね。これが改善されれば日本代表の大きな戦力となることでしょう。これで失いかけていた自信を取り戻して、ネブラスカ大に戻ってからの来シーズンの活躍に期待したいものです( ´∀` )。
因みに、オーストラリアがレバノンを75-73で破ってアジアカップチャンピォンになりました。予選リーグで日本を破ったイランは日本同様準々決勝で敗れています。イランを破ったヨルダンも準決勝で敗れました。日本にとってアジアの壁はまだまだ高いです。
サッカーもそうだけど、どうしても日本に好意的な記事が多く書かれますが、課題が多いことを忘れてはいけないと思います。セルジオ越後さんも日本を愛するがゆえに厳しいコメントを発しますが、そうやって現実的な分析をすることはとても大事なことだと思います。それが日本の成長にきっと役立つと信じています。素直に健闘を称えたいけれど、課題もはっきりと認識してこれからの日本代表の成長を期待して観て行きたいものです( ^ω^)・・・。