新原歯科医院

院長ブログ

カテゴリ: スポーツの話

まさか・まさか・まさか!

「まさか!」の三乗くらいの驚きです。内山高志選手が落ちました。

 

無名の格下ボクサー、などと失礼な事を言ってしまったけど、暫定王者のコラレス選手の捨て身のロングフックを振り回して来る作戦に嵌ってしまいましたね。

 

1ラウンドでいいのを一発貰って少しダメージも残っていたんでしょうが、2ラウンドに強烈なスィングフックを顎に貰い、立とうとした膝が折れるほどのダメージを受けました。もう少しでそのラウンドを凌ぎ切れそうだったのだけど、本人も言っていましたが「ダメージも減って来たのでラウンドの最後に一発入れて終わろうと・・・」プライドが勝ったのでしょうか、セコンドは「クリンチ!」と叫んでいましたが、当てに行って返り打ちにあいました。あと一秒で2ラウンドが終わったのですが・・・。

 

これもボクシング、内山選手の負けを想像した人がどれだけいたでしょうか?勝ったコラレス陣営自身が信じられないような大番狂わせでした。

 

これでタイトルを失った内山選手が海外でのビッグマッチを戦うチャンスが遠のきました。もっと早くなんとかしてやれなかったもんだろうか?でもまだ衰えたわけではありません。これからの進展を見守って行きたいと思います。

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フェニックス・オープン速報

午前8時50分現在、松山選手とファウラー選手のプレーオフは4ホール目に突入しています。私は家を出れません!

 

4ホール目、ファウラーがティーショットを池に入れました!

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ファウラー池ポチャ後の第3打

 

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松山ティーショット

 

ファウラー、パーパット入らず!ボギーだ!

 

20160208_090224松山もバーディーパットは逃し、パーパット。

 

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やった!松山選手USPGAツアー2勝目です!あめでとう!

 

さぁ、急がないと…、遅刻してしまう!(9時8分)

 

 

 

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年末のボクシング

今年の初ブログ、やはり年末のボクシングのレポートをしないわけには行きません。

 

みんないい試合でした。井岡戦、田中戦、高山戦、田口戦・・・。

 

でも井上選手と内山選手の二人の試合は、いやぁ・・・、強さを見せつけた凄いノックアウト劇になりました。

 

軽量級ではありえないようなガードの上からのパンチで倒してしまう、というパンチ力を見せた井上選手。

 

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完璧無比、と言っても過言ではない内山選手、ボディ2発で相手をのたうち回らせた彼の強さ。

 

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この二人は間違いなく世界の頂点にいると思います。

 

恐らくスーパーフライに上げて来るであろうロマゴン(ローマン・ゴンザレス)も井上尚弥選手との試合には興味を持っているようです。実現すればすごいファイトになるだろうなぁ・・・。

 

内山高志選手は海外での強豪との試合が期待されています。是非実現して彼の強さを世界に知らしめて欲しいですね。

 

今年のボクシング界は楽しみがいっぱいです。

 

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BOX・三浦隆司、壮絶に散る

昨日(11/22)、ボクシング世界スーパーフェザー級タイトルマッチがラスベガスで行われました。

 

試合が終わって、リングアナウンサーのマイケル・バフェット・ジュニアが「たった今私たちは最高のボクシングマッチの一つを目撃しました。」とアナウンスしました。壮絶な打ち合いでした。

 

1ラウンドにいいパンチを貰った三浦選手、辛うじてクリンチに逃げ、倒れずにゴングを聞きましたがかなりのダメージがあったようです。

 

しかし徐々に回復し、4ラウンドには逆に得意の左でダウンを奪い、その後は攻勢を強めて行きました。

 

何度か挑戦者のフランシスコ・バルガス選手をぐらつかせ、KOの期待を抱かせました。バルガス選手の右目は上下二箇所をカットし、青黒くはれ上がり、いまにも視界をふさがれそうな状況でした。

 

8回終了時にはレフェリーが、これ以上パンチを貰ったら試合をストップする、とバルガス陣営に伝えたほどでした。

 

ただ、それまでに日本の解説陣(ジョー小泉氏と元チャンプの西岡氏です)は再三「もっとガード上げた方がいいね・・・。」とコメントしていました。そして9ラウンド目の早い時間に危惧していた事が起こりました。

 

三浦選手も勝ちを確信して油断があったのかも知れません。KOを狙いすぎたのかもしれません。最強挑戦者(世界一位のバルガスです)の捨て身のアッパーをもろに食らい、ふらついたところに連打を貰いました。

 

倒れちゃえばまだ良かったかも知れません。なまじ耐えようと立ち続けた為に数発余計に貰ってしまいました。始めの数発が効いて、クリンチすることさえおぼつかなかったのです。

 

ついにダウンしましたが、まだ時間がたっぷりありました。立ち上がった三浦選手を容赦なく叩き続ける相手を遮ってレフェリーが試合を止めました。もうこれ以上は危ない・・・。妥当なストップでしょう。

 

あのアッパーを不用意に食らわなければ、止められていたのは逆の選手だった筈です。いやぁ・・・、本当に惜しい敗戦でした。

 

負けはしましたが、冒頭に書いたように三浦選手のファイトは大きなインパクトを世界に与えました。彼の強さは最強挑戦者相手に十分すぎるほどアピール出来ました。村田諒太選手が勝ったにも拘わらず凡戦として、いい評価を得られなかったのとは対照的な一戦でした。

 

すでにこの試合は今年のベストバウトの第一候補とも言われているそうです。世界が三浦を知り、必ず彼にはまたチャンスが与えられる事でしょう。次回に期待です!油断せず、ガードをあげて・・・。

 

日本にはもう一人のスーパーフェザー級チャンプがいます。(それもスーパーチャンピオンです)内山高志選手です。

 

彼は4年前に三浦選手を左一本で(初回に右手を痛めたため)TKOし、その前後10回タイトルを防衛、そのうち9回はKO、またはTKO勝利と言う日本が誇るスーパーチャンピオンです。

 

三浦選手には失礼ですが、内山選手のほうが格上と言うのは間違いないところだと思います。しかしこのような世界にアピールするチャンスがなかなか回って来ないのは、やはり帝拳とワタナベジムの差なのでしょう。

 

年末のタイトルマッチにぜひとも勝って、来年こそは内山高志選手にも世界に名を売るチャンスが来てくれる事を期待しています。彼もそう若くはないですからね。

 

ところでメインの試合ではアルバレスがコットに判定勝利を収めました。次は是非ゴロフキンとやってほしいなぁ・・・。

 

 

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さよなら北の湖

北の湖親方が逝ってしまいました。

 

私と同学年でもあり、両国中学出身であることなどから、気になる存在でもあった大横綱でした。

 

私たちの時代は都立高校に入るには、学区内の高校に限られていました。葛飾区に住んでいた私は第六学区、墨田、江東、江戸川、葛飾区の中学生たちは六学区の(都立ならば)高校を受験しました。

 

両国中学も同じ学区でしたから、私の行った墨田川高校にも両中出身の同級生がたくさんいました。(4~50人いたんでしょうか?私の出た堀切中学からは2人しか入れませんでしたが)

 

今は相撲界では中学を卒業してからでないと力士になれませんが、当時は中学生で力士になって相撲をとっている人たちが大勢いました。

 

地方から来て相撲部屋に入った子供たちは両国中学に通う子が多かったようです。当時は相撲部屋は殆ど両国近辺にありましたから。

 

ですから両国中学出身の私の同期生たちはまさに北の湖(小畑少年)の同窓生だった訳です。

 

彼らに聞くと、やはり北の湖は他の相撲取りの同期生の中でも一人飛びぬけた存在感があったそうです。

 

最年少で横綱に昇進し、横綱として最多勝、など記録も残していますが、輪島との数々の名勝負など、記憶に残る名横綱でした。

 

いまでも記憶に残っているのは、恐らく北の湖がまだ三役の頃、横綱輪島に勝った相撲です。輪島が得意の左下手投げに行くところを逆に右の上手投げでしとめました。

 

直後の勝利者インタビューで、「下手投げに来ることは解ってたから、上手投げで返してやろうと思って待ってました・・・。」と、不敵というか、ふてぶてしいコメントを残したことは忘れられません。

 

もうひとつ、ある場所で優勝争いをしていた北の湖が結び前の一番で勝って、勝ち残りでたまりに座っていた時のことです。北の湖を援護するべく弟弟子の北天佑が(優勝争いをしていた隆の里との一番だったらしいです。)見事にライバルを下しました。その勝利によって13日目で北の湖が優勝を決めたのですが、土俵上の北天佑と立ち上がって帰ろうとする北の湖の目が合って、ニコッと笑い合いました。

 

まるで大関北天祐が「兄貴!やったぜ!」と言っているようなアイコンタクトがいまだにに記憶に残っています。この場面は多くの方々が覚えていらっしゃるようです。ユーチューブでもこの場面が見られます。

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その怪力(握力が100キロあったそうですが)北天祐は45歳の若さで亡くなりましたが、兄貴分もまだ若い62歳で弟分のところへ旅立ってしましましたね。

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ご冥福をお祈りします。

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Heiwa・PGM総武カントリー倶楽部総武コース2015

先週の土曜日に思い立って男子ゴルフの試合を見に行って来ました。総武CCなら電車で近いし、今田竜二選手が出ていましたから見たかったこともありました。

 

朝、亀戸駅前でゆっくりコーヒーを飲んでから押上で電車に乗ったのは10時近くでした。毎月行っている船橋カントリー倶楽部とは北総公団線の線路をはさんで反対側にあります。同じ千葉ニュータウン中央駅かと思っていたら、一つ先の印西牧の原駅でした。

 

送迎バスで約10分、コースに到着しました。このコースは私の先輩の松田さんが昔からメンバーだったので何回か連れて行って貰ったことがあります。

 

当時はまだ古びたクラブハウスで、(今の船カンと同じような)名門コースってこんな感じなのかなぁ?などと思ったこともあるような雰囲気の入り口でした。コースは素晴らしいですけどね。

 

数年前にPGMの傘下に入り、このコースはPGMグループの旗艦コースとして整備され、クラブハウスも豪華なものに建て替えられました。

 

コースは元々素晴らしいコースで以前からサントリーオープン等のPGAツアーの試合が行われて来ました。設計は船橋カントリー倶楽部と同じ、名匠富澤誠造氏です。近くでもあり、地形も恐らく似たような所に作ったこともあり、この二つのコースのデザインは似たところがあります。

 

井上誠一氏の名に隠れて富澤氏の名前はあまり出て来ませんが、井上氏にも負けずとも劣らぬ名デザイナーではないでしょうか。難しいけど面白いコースですよね。

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試合場では写真撮影は禁止ですが、絶対に迷惑にならないところでこっそり撮って来ました。この林の奥に入れてしまうと1打で出すのは難しくなります。船カンと一緒です。

 

PGMが買い取ってからは、ややお客さんを多く入れるようになったかもしれません。前が詰まる事が多くなったと言う方もいますが、松田さんは最近は殆どこちらには来ないそうです。(ま、千葉カンのメンバーになりましたから、そっちに行くことが多いのでしょう)

 

船橋カントリー倶楽部もそうですが、ここでも1ラウンドプレーするとキャディバッグに入れた殆どのクラブを使っていた事が多々あります。これもいいゴルフコースの条件の一つだと思っています。かなり苦しめられる事が多いんですけども・・・。

 

それはともあれ、11時少し前に印西牧の原駅に到着、送迎バスでコースへ向かいます。今田選手のスタート時間が9時過ぎくらいだったので、うまくいけば丁度9番ホールに来るころに間に合うかもしれません。

 

コースに着いてチケットを買い、試合会場に入りました。

20151107_111455こんな感じ

 

地図を見てクラブハウス前の9番グリーンへ行くと、まさに今田選手、小田孔明選手、横田真一選手がこちらに向かって歩いているところでした。バッチリのタイミングです。

 

ボランティアの人が持つボードを見ると、今田さんはスコアを落としていました。初日は2位タイで終わり、期待していたんですが、ちょっと厳しいかな?

 

14歳で単身アメリカに渡り、ジュニア時代にはアメリカジュニアランキングでタイガーウッズに次ぐ2位にランクされたこともあり、またジョージア大学時代にはNCAAの個人戦であのルーク・ドナルドに次いで全米2位に輝いた素晴らしい実績を持つ選手です。(ルークもアメリカに留学していたんですね)

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青木選手、丸山茂樹選手に次いで日本人3人目のアメリカツアー優勝を飾り、マスターズにも自力で出場し20位に入りました。その次の年だったでしょうか?前半好調だった彼はあばら骨を骨折し、休まずに痛みを抱えたまま残りの試合に出続けた彼は、その後調子を落としました。

 

骨折する前は、間違いなく日本最高のゴルファーだった彼ですが、そのあとシード権も失い低迷が続いています。こうして推薦で出場できる数少ないチャンスで調子を上げて行って欲しいところですが・・・。

 

そのままこの組について後半の9ホールを見て回りました。いつもゴルフの試合観戦に行くときは、距離を測るGPS機能の距離計を持って行って選手の飛距離とか見てるんですけど、ここではホール設定を大分変えているようで、全く使い物になりませんでした。

 

通常のホール順ではないので、今自分がどのホールにいるのか解りません。どうやら東、中、西各9ホールの27ホールあるうちから比較的距離の長いホール、或は難易度の高いホールを組み合わせて18ホールを作ったようです。それでもパー70、ふたつのパー5を4にしての18ホールです。古いコースは今のプロの飛距離では短すぎて試合には使えなくなって来ています。

 

今田選手、飛ばない方だと言われていますが、小田孔明選手とそんなには変わらない飛距離でした。ただティーショットがフェアウエイに残りません。右に左に微妙にずれます。距離は短くとも、小さな砲台の2グリーンはラフから寄せるのはプロでも至難の業でしょう。

 

得意のアプローチも微妙な距離を残します。幾つか一筋違い、或は数ミリショート、と言った惜しいバーディーチャンスを逃すうちにボギーが先行してしまい、またスコアを落として行きました。スィングは本当に美しいんですけど・・・。小田選手が少しづつ伸ばして行くのと対照的でした。

 

ところで、関係ありませんが、途中で缶ビールでも買おうと思っていたのですが、売店がない!地図で確認したら、入り口のギャラリープラザにある他にはクラブハウス前の小さな売店一か所だけしかありません。途中にメンバー専用ラウンジが一つありましたが、一般客は入れないし、これって少しサービス悪すぎじゃないの・・・?

 

女子プロの試合に入場者数でも勝てなくなっていますが、こういうことにも原因あるんじゃないんでしょうか?

 

さて、今田竜二選手の組に付いて回り最終ホールまで来ました。かつては世界ランクではるか下にいたジョージア大のチームメート、バッバ・ワトソンは(たまたま今週日本の試合に出ていますが)いまや世界のトッププロの一人になりました。今田さんにもなんとかもう一度トップの舞台に立ってもらいたいなぁ・・・。

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最終ホールのギャラリースタンドです。

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二人の王子様

先々週のANAオープンゴルフトーナメントに、アメリカツアーを終えて帰国した石川遼選手が出場しました。アメリカでかろうじてシード権を確保(昨年は下部ツアーとの入れ替え戦まで行きましたが)した石川選手でしたが、久々の日本ツアーで簡単に(?)優勝してしまいました。

 

先週の試合では残念ながら最終日に77と大たたきして54位に沈みましたが、相変わらず大勢のギャラリーを引き連れてのプレーで日本での人気は健在なところを見せましたね。優勝争いをしていた最終組は可哀想なくらいポツポツの少ないギャラリーの中でのプレーでした。

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昔、日本ツアーには(大きな試合では)多くのアメリカ人ゴルファーが参加することが度々ありました。ギャランティーを貰って来る選手も多かったと思いますが、アメリカツアーでは一度も勝てていないような選手も来ていました。

 

アメリカPGAツアーで大活躍していたラニー・ワトキンスの弟のボビー・ワトキンス選手もそういったゴルファーのひとりでした。

197979年と86年にダンロップフェニックスで優勝しています。

 

アメリカツアーでは未勝利、シード権ギリギリのところにいた選手でしたが、日本のツアーでは簡単に(ダンロップフェニックスだったかな?)優勝してしまった事を覚えています。

 

彼はとうとうUSPGAでは未勝利に終わりましたが、今はシニアツアーで活躍しているそうです。

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今回のANAオープンではアメリカでギリギリシードをとった石川選手が、帰国一戦目でいきなり優勝しましたが、残念ながら昔も今も日本のプロゴルフツアーの実力はそんなもんなんでしょうね。アメリカで勝てない選手でも簡単に勝ててしまう日本ツアーです。

 

ただ、その頃の日本には世界のどのツアーでも優勝争いに絡めるような実力者も数人いました。今では日本の賞金王でさえも海外ツアーに行くと予選落ちしなければ上出来のような有様です。少し残念ではありますね。

 

そういう話をしていましたら、ポン友のGt君曰く、「でも帰国していきなり勝っちゃうってのは、やっぱり石川遼は{持ってる}んだよ。」

 

うん、そうかも知れないね。そうであればいいですね。早く彼に調子を戻して活躍して貰わないと日本のゴルフは面白くありません。

 

十年近く前に日本で二人の王子様が大きな話題になりました。ハンカチ王子と、

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ハニカミ王子でした。

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確かにこのころの二人の王子様達は{持っていた}、何かを持っていました。斎藤佑樹投手は甲子園での劇的な優勝後、東京六大学野球で大活躍しました。30勝、300奪三振以上と言うのは六大学史上6人目だったそうです。

 

石川遼選手はなんと15歳のアマチュアでツアー最年少優勝を飾ると、プロ転向後2年目で4勝を上げて日本ツアー史上最年少賞金王となる等大活躍しました。

 

その後は・・・、二人とも少し苦しい状況が続いていますね。

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斎藤投手はプロ転向後肩を痛め、1軍と2軍を行ったり来たり。栗山監督も彼が何かを「持ってる」事を信じて使っているのでしょうか、最近ほぼ一年ぶりに勝ち星を上げましたが、もう昔の球威は無くなってしまったかのように見えます。

 

石川選手もアメリカツアーに参戦しましたが、腰を痛め、フォームを修正したりしているうちにショットが落ち着かなくなってしまって苦しんでいます。二人とも若い頃は素晴らしいダイナミックなフォームを見せてくれたのですが、今は苦心しているように見えますね。

 

二人の王子様達は確かに何かを「持っていた」と思います。まだ、その何かを持ち続けているのでしょうか?持っていて欲しいですね。そして必ず復活して活躍する姿を見たいものです。それが日本のスポーツ界の為に大きな価値があることは間違いありません。

 

頑張れ!王子くん!

 カテゴリ:スポーツの話

ラグビーWC・日本の歴史的勝利

なんと南アフリカ代表に勝ってしまいました。後半終了間際の最後のプレーで逆転トライ!素晴らしい日本代表のファイトでした。

 

スポーツ新聞もこのニュースを大きく取り上げています。イギリス等ヨーロッパ各国でも大きなニュースになっているそうです。それほどの大番狂わせをやってくれました。

 

私はラグビーの事は全く分からないのです。ルールもよく知りません。そんな私でさえも大感動させてくれた日本チームの戦いぶりでした。困惑した南アフリカの選手たちの表情も印象的でしたね。「こんな筈ではなかった・・・」という思いが伝わって来ました。

 

ラグビーって(他の団体競技もみなそうなのかも知れませんが)監督の力量でこれだけの結果が出せるんだなぁ、と思わせられました。

 

エディー・ジョーンズ監督だからこそ、こういう素晴らしい結果を生んだのでしょう。そして彼が日系だと言う事も嬉しい事の一つです。

 

私が高校生の時にテレビでラグビーの試合をやっていたのをなんとなく見ていました。ある試合で早稲田大学の一人の小さな選手が、相手ボールのスクラムであるにも関わらず、スクラムから出されたボールを奪ってしまうシーンを何度も見ました。

 

ど素人の私にもこれは凄い選手なんではないか?と思わせたその選手は早稲田のスクラムハーフだった宿沢広明さんでした。

 

大学卒業後は銀行の為替ディーラーとして活躍していた彼は、低迷するラグビー日本代表の監督として招かれ、日本チームの為に重要な仕事をしました。

 

彼独特の人選やコーチングで(そのためにかなりの批判も浴びたようですが・・・)日本チームを強化し、テストマッチでスコットランドを、そしてワールドカップでジンバブエを破るという日本ラグビー史上最高の結果をだしたのです。

 

今のエディー・ジョーンズ監督と故宿沢氏の業績は日本のラグビー史の中では際立っているそうです。

 

残念ながらジョーンズ氏もあることから最近は悪評が高まっています。お金の問題が大きいんだろうなと思います。

 

もともとオーストラリア代表ヘッドコーチを務めたり、南アフリカ代表のアドバイザー等、素晴らしいキャリアを持って日本代表のコーチとなった有名人です。

 

日本代表ヘッドコーチとしてもこれだけの(これまでのテストマッチなどでもかなりの好成績を上げています)業績を残すコーチなら世界中がほおっておくはずはありません。引き留めるならプロとして当然の報酬を提示するべきことは当たり前だと思うのですが・・・。

 

故宿沢氏も徐々に日本のラグビー界からは離れて行くことになったそうです。私はこのブログを書こうと思い宿沢氏の事をチェックしてみて初めてそういうことを知りました。

 

なんと勿体ない話ではありませんか・・・?

 

ジョーンズ監督を批判する先鋒に立っているKさんが次期日本代表監督に立候補しているようです。彼ならいい結果を残してくれるかも知れませんね。自分の息子に負けず、頑張って貰いたいものです。

 

さてラグビーWCはまだ始まったばかり。たった1試合で多くの人を引き付けるようになったこの大会です。興味を持って見ていくことになりました。いい試合を見たいですね。

 

さて、明日は七G会のコンペです。(全く今日のブログと関係ありませんが(笑))私も頑張りましょう!鎌ヶ谷だぞ~!

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 カテゴリ:スポーツの話

サッカーワールドカップW 杯予選・9/3/2015

日本は弱い!実力はこの組では図抜けている事はたしかだし、ホームアンドアウェイだし、この2次予選は流石に通過するだろう、と皆思っているようですが、まさかの2次予選落ちもあるかもしれないよ。

 

確実に最終予選へ行くためにはこの組で1位になることが必要ですが、万一シリアと引き分けでもすれば(もし負ければかなり苦しくなります。)1位通過は難しくなるんです。おそらくシリアは日本以外のチームとは引き分けすらなく進んで来る筈です。

 

勝てるはずですが、シンガポールに勝てなかった日本ですからね。海外組を呼んだカンボジア戦、シンガポールが4点とった相手から3点しかとれていないのです。

 

日本がワールドカップに行くのは当たり前だと思っている方々はご用心あれ。つい最近までワールドカップ出場が夢だった日本を見て育っている私です。予選は本当に厳しい戦いです。

 

個人的にはJリーグのレベルがかなり低くなって来ていることも関係していると思います。永らくAFCでも上位に行くことが出来ずにいます。昔は世界のスーパースターがJのレベルを支えていました。

 

当時のJリーグのディフェンダーは世界トップのストライカーたちと対峙していました。今のJはスピード、寄せの速さ、厳しさ、全てにおいて世界のレベルからかけ離れて来ています。最近はユースもアジアを勝ち抜くことが出来ません。

 

海外に移籍した選手が一様にコメントするのがJリーグとこれらの違いが大きいということです。TVで外国のトップリーグの試合見てないのかなぁ・・・。

 

殆どの方いまだに余裕で見ているようですが、もはやワールドカップに出られなくってもおかしくない状況にあるようにさえ思います。個々の技術ではいいものがあるのでしょうが、プレッシャーの中で使えない技術は何の役にも立ちません。

 

セルジオ越後さんが心配する気持ちがよく解る気がしています。日本代表頑張れ!

 

 

 カテゴリ:スポーツの話

タイガー復活ならず、服部真夕復活!8/23/2015

アメリカPGAツアー最終戦(プレーオフ以外の)、ウインダム選手権最終日、2位でスタートしたタイガーウッズは11番でまさかのトリプルボギー、復活優勝はなりませんでした。

 

日本のLPGAツアー、キャットレディースでは服部真夕が3年ぶりの優勝を果たしました。

 

ずっとアプローチイップスに悩まされ、ここのところショットも乱れ今年は予選落ちが続いていた服部選手でしたが、ちょっとしたきっかけでショットの調子を取り戻し、ここ数試合は復活を思わせる好成績でしたが、ついに優勝しました。

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アプローチに関しては、いつ治るかわからないから、これからもお付き合いしていきます、と語り、アプローチイップスを抱えながらも勝てる事を証明しました。

 

タイガーはアプローチイップスとは自分では言いません。そうでないのかも知れませんが。丸山茂樹プロによると、タイガーはドライバーのイップスなんじゃないか?と感じているそうです。

 

ただ、以前のタイガーはトラブルに陥っても、信じられないようなアプローチでチップインしたり、寄せて来ていたのを見ています。パットもしかりですね。そのタイガーが11番で見せたミスはイップスの疑いを感じさせました。(実は今朝、朝の準備をしながら、録画したホヤホヤの映像を見ていました。)昔のタイガーにはこのようなミスはあり得ないことでしたから・・・。

 

何でもないライからのアプローチをトップしてグリーンオーバー、次を軽くダフって乗らず、パターで乗せるも大きくオーバー、パットも入らずでグリーン周りから5回かかってカップに入れました。

 

まるで私のようなゴルフです。私は4~5年前からアプローチイップスに悩まされ、同じような事を続けていますから、タイガーのあのようなプレーから彼も軽いイップスになっていると確信しています。

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今年初めタイガーのアプローチが変調をきたしたときに、周りの友人たちがいろいろなアドバイスをタイガーに送っていた練習場の風景です。

 

それから暫く試合から遠ざかり、練習に打ち込んで来たタイガーでしたが、「戦う準備が出来た。」と言って復帰して来て初めは予選落ちもありましたが徐々に調子を上げて来ていました。いよいよ復活優勝か?と期待された最終日にアプローチのミスで勝利を逃しました。

 

私は数年アプローチに苦労しています。同伴の友人からは、「こうすれば・・・、ああすれば・・・いいよ。」とアドバイスされます。「そうか、練習してみようか・・・」と答えたりもしますが、実はほとんどの事は試してきています。

 

はじめは技術的なことから始まったことが、メンタルに大きな影響を及ぼします。はじめは練習場でもシャンク、ダフり、トップ、なんでもござれの惨憺たる状況でしたが、機械的なスィングを心がけ、今は練習場ではそこそこ打てるのです。

 

しかし、心の中に巣食った不安、恐怖感(ミスショットへの)が、コースに来ると頭をもたげはじめます。そうすると身体が自分のものではなくなっていく感覚がしてきます。これは、なった人でないと解らない感覚です。そして、この感覚は自分ではコントロール出来ないのです。

 

例えば、(比較するにはそぐわない例かもしれないけど)腰痛にしても歯の痛みにしても経験していない人にはどんなものなのか伝わらない感覚だと思いますが、似たようなものでしょうか?

 

今は、(もちろん練習もしますが)服部真夕選手がコメントしていたように、イップスと上手く付き合って行くように心がけてプレーしています。上手く行けば好スコアにも繋がります(しばらく縁がありませんが・・・(笑))。

taiga今年前半、シャンクっぽいですね、シャフト近くに当てています。

 

タイガーウッズは常人とは比較できないスーパーゴルファーですから、必ず復活してくるのでしょう。ただ、もしも本当に(軽くとも)イップスの症状があるのなら、昔のような絶対的な強さは見る事は出来なくなるかもしれません。

 

この稀代のスーパースターには是非私の予想を裏切って、完全復活して貰いたいものです。

 

ちなみに、この試合を勝ったのはなんと51歳のデイヴィス・ラヴ3世でした。6~7年ぶりの優勝だそうです。

 

そして石川遼選手も31位でフィニッシュして、ギリギリセーフ、シード権とプレーオフ進出の権利を得ました。かれにも早くかつての輝きを取り戻してほしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 カテゴリ:スポーツの話

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