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カテゴリ: スポーツの話

サッカーワールドカップW 杯予選・9/3/2015

日本は弱い!実力はこの組では図抜けている事はたしかだし、ホームアンドアウェイだし、この2次予選は流石に通過するだろう、と皆思っているようですが、まさかの2次予選落ちもあるかもしれないよ。

 

確実に最終予選へ行くためにはこの組で1位になることが必要ですが、万一シリアと引き分けでもすれば(もし負ければかなり苦しくなります。)1位通過は難しくなるんです。おそらくシリアは日本以外のチームとは引き分けすらなく進んで来る筈です。

 

勝てるはずですが、シンガポールに勝てなかった日本ですからね。海外組を呼んだカンボジア戦、シンガポールが4点とった相手から3点しかとれていないのです。

 

日本がワールドカップに行くのは当たり前だと思っている方々はご用心あれ。つい最近までワールドカップ出場が夢だった日本を見て育っている私です。予選は本当に厳しい戦いです。

 

個人的にはJリーグのレベルがかなり低くなって来ていることも関係していると思います。永らくAFCでも上位に行くことが出来ずにいます。昔は世界のスーパースターがJのレベルを支えていました。

 

当時のJリーグのディフェンダーは世界トップのストライカーたちと対峙していました。今のJはスピード、寄せの速さ、厳しさ、全てにおいて世界のレベルからかけ離れて来ています。最近はユースもアジアを勝ち抜くことが出来ません。

 

海外に移籍した選手が一様にコメントするのがJリーグとこれらの違いが大きいということです。TVで外国のトップリーグの試合見てないのかなぁ・・・。

 

殆どの方いまだに余裕で見ているようですが、もはやワールドカップに出られなくってもおかしくない状況にあるようにさえ思います。個々の技術ではいいものがあるのでしょうが、プレッシャーの中で使えない技術は何の役にも立ちません。

 

セルジオ越後さんが心配する気持ちがよく解る気がしています。日本代表頑張れ!

 

 

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タイガー復活ならず、服部真夕復活!8/23/2015

アメリカPGAツアー最終戦(プレーオフ以外の)、ウインダム選手権最終日、2位でスタートしたタイガーウッズは11番でまさかのトリプルボギー、復活優勝はなりませんでした。

 

日本のLPGAツアー、キャットレディースでは服部真夕が3年ぶりの優勝を果たしました。

 

ずっとアプローチイップスに悩まされ、ここのところショットも乱れ今年は予選落ちが続いていた服部選手でしたが、ちょっとしたきっかけでショットの調子を取り戻し、ここ数試合は復活を思わせる好成績でしたが、ついに優勝しました。

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アプローチに関しては、いつ治るかわからないから、これからもお付き合いしていきます、と語り、アプローチイップスを抱えながらも勝てる事を証明しました。

 

タイガーはアプローチイップスとは自分では言いません。そうでないのかも知れませんが。丸山茂樹プロによると、タイガーはドライバーのイップスなんじゃないか?と感じているそうです。

 

ただ、以前のタイガーはトラブルに陥っても、信じられないようなアプローチでチップインしたり、寄せて来ていたのを見ています。パットもしかりですね。そのタイガーが11番で見せたミスはイップスの疑いを感じさせました。(実は今朝、朝の準備をしながら、録画したホヤホヤの映像を見ていました。)昔のタイガーにはこのようなミスはあり得ないことでしたから・・・。

 

何でもないライからのアプローチをトップしてグリーンオーバー、次を軽くダフって乗らず、パターで乗せるも大きくオーバー、パットも入らずでグリーン周りから5回かかってカップに入れました。

 

まるで私のようなゴルフです。私は4~5年前からアプローチイップスに悩まされ、同じような事を続けていますから、タイガーのあのようなプレーから彼も軽いイップスになっていると確信しています。

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今年初めタイガーのアプローチが変調をきたしたときに、周りの友人たちがいろいろなアドバイスをタイガーに送っていた練習場の風景です。

 

それから暫く試合から遠ざかり、練習に打ち込んで来たタイガーでしたが、「戦う準備が出来た。」と言って復帰して来て初めは予選落ちもありましたが徐々に調子を上げて来ていました。いよいよ復活優勝か?と期待された最終日にアプローチのミスで勝利を逃しました。

 

私は数年アプローチに苦労しています。同伴の友人からは、「こうすれば・・・、ああすれば・・・いいよ。」とアドバイスされます。「そうか、練習してみようか・・・」と答えたりもしますが、実はほとんどの事は試してきています。

 

はじめは技術的なことから始まったことが、メンタルに大きな影響を及ぼします。はじめは練習場でもシャンク、ダフり、トップ、なんでもござれの惨憺たる状況でしたが、機械的なスィングを心がけ、今は練習場ではそこそこ打てるのです。

 

しかし、心の中に巣食った不安、恐怖感(ミスショットへの)が、コースに来ると頭をもたげはじめます。そうすると身体が自分のものではなくなっていく感覚がしてきます。これは、なった人でないと解らない感覚です。そして、この感覚は自分ではコントロール出来ないのです。

 

例えば、(比較するにはそぐわない例かもしれないけど)腰痛にしても歯の痛みにしても経験していない人にはどんなものなのか伝わらない感覚だと思いますが、似たようなものでしょうか?

 

今は、(もちろん練習もしますが)服部真夕選手がコメントしていたように、イップスと上手く付き合って行くように心がけてプレーしています。上手く行けば好スコアにも繋がります(しばらく縁がありませんが・・・(笑))。

taiga今年前半、シャンクっぽいですね、シャフト近くに当てています。

 

タイガーウッズは常人とは比較できないスーパーゴルファーですから、必ず復活してくるのでしょう。ただ、もしも本当に(軽くとも)イップスの症状があるのなら、昔のような絶対的な強さは見る事は出来なくなるかもしれません。

 

この稀代のスーパースターには是非私の予想を裏切って、完全復活して貰いたいものです。

 

ちなみに、この試合を勝ったのはなんと51歳のデイヴィス・ラヴ3世でした。6~7年ぶりの優勝だそうです。

 

そして石川遼選手も31位でフィニッシュして、ギリギリセーフ、シード権とプレーオフ進出の権利を得ました。かれにも早くかつての輝きを取り戻してほしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ボルト選手・8/23/2015

いやぁ・・・、すごかったですねぇ・・・・・・・。語る術なし!

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全英オープン

全英が終わりました。3人によるプレーオフの結果、アメリカのザック・ジョンソンが見事に初優勝を決めました。松山選手は最終日前半は優勝争いに加わっていましたが、後半失速して18位タイに終わりました。

 

今朝ちょっとだけ録画した映像を見て来ましたが、ジョンソン選手は最終18番ホールで10ヤード程の長いバーディーパットをねじ込んでのプレーオフ進出でした。ガッツポーズに気合がこもっていました。今夜録画を観るのが楽しみです。

zakku

 

今回は全英オープンゴルフについてのうんちく話を語ろうと思っていたのですが、テレビの中継で私ごときが知っているような話は語りつくされてしまいました。

 

例えば、「ゴーイングアウト、カミングイン」ですが・・・。何度も出てきたようにクラブハウスから一番遠いところに9番ホールがあり、そこからハーフターンしてきますから、日本のようにハーフ終わって、クラブハウスで休憩など出来ません。

 

また、アウト、インに分けてスタートすることも出来ません(半分の選手を5キロ前後先まで連れて行かなくてはならなくなります)から、全選手が1番ホールからのスタートとなります。

 

北緯56°の夏は一日が長いですから、それが可能になりますね。なにしろ午後10時くらいまでプレー出来るそうですから・・・。

 

さて、今回の第144回オープンチャンピオンシップでは二人の名ゴルファーがこのトーナメントから引退することになり、最後の全英オープンでのプレーとなりました。トム・ワトソンとニック・ファルドです。

watsonワトソン、全英初優勝時1975年

 

そして、もう一人、伝説的なスターターとなったアイバー・ロブソンさんです。41年間この全英オープンゴルフのスターターを務め、全選手の名前をスタートティーで紹介してきた人です。ワトソンが初優勝した1975年から全英のスターターを務めているそうです。

 

先ほど書いたようにこの試合では全選手が1番ティーからスタートします。予選ラウンドでは全員がティーオフするのに10時間ほどかかるそうです。ロブソン氏はその間ずっとスターター席に立ち続けています。

ロブリン

 

前夜から、極力水分を控え、朝サンドイッチを食べてから仕事を終えるまで食事もしません。プロなんですねぇ・・・。

 

何年か前の全英オープンの時に日本のテレビクルーがロブソン氏にインタビューしたことがありました。「日本選手の名前は呼びづらくないですか?」と質問しました。

 

彼が答えるには、「いやぁ、そんなことはないよ、むしろ簡単だね。ローマ字読み(ラテン語読みでしょうか?)すればいいんだから。むしろヨーロッパ選手のほうが難しい。教えてもらわなければ読めない名前が多いんだよ。」とのことで、興味深い答えだったことを覚えています。

 

成程・・・、ですよね。日本人の名前でも教えてもらわなければ読めない名前があるのと同じように、多分イギリス人の名前でも(イギリス人にしても)発音の仕方が解らないものがあるんでしょうが、他のヨーロッパ各国の名前となると、全く読めない名前がいっぱいあるのでしょう。

 

5年前のここセントアンドリュースでの全英の時だったと思いますが、南アフリカの「Oosthuizen」選手の名前がリーダーボードに上がって来た時に、アメリカのメディアが「これ、何て発音するんだ?」と大慌てしたそうです。

 

日本のメディアも、今でも「ウエストヘイゼン」だったり、「ウーストハイゼン」だったり、いろんな書き方をしています。

 

日本人にとっても英国、米国の名前は外国の名前としては馴染みが深いので聞いた事がある名前は多いですが、他のヨーロッパ諸国の、或はアジア各国の言葉や、名前はあまりなじみがなく、読み方が解らない単語や名前がいっぱいあります。

 

アメリカ人やイギリス人にとっても同じなんでしょうね。北欧の名前、スラブ系の名前、難しい名前が多いんだと思います。多分「ウーストハイゼン」はオランダ系の名前なんでしょうか?

 

なんにせよ、ロブソン氏には「ご苦労さんでした。」と言いたいですね。

 

さて、悪天候のために一日延長されて今年の「The Open Championship」も終わりました。松山選手は大急ぎ日本に帰って、木曜からのトーナメントに出場予定です。

 

契約しているスリクソン主催でもあり、福島で行われることが松山選手には特別の意味がある大会ですから、出ない訳には行かないのでしょうが、かなりの強行軍になってしまいましたね。体調を崩さない事を祈りたいですね。

全英1

 

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なでしこジャパン決勝進出!

家を出るときは1-1、ややイングランド代表に押し込まれていました。どうかな・・・?と思っておりましたが・・・。

 

職場に着いてニュースをPCで見ると、ロスタイムにオウンゴールで勝利!と書いてありました。

 

日本女子代表、凄いですねぇ。二大会連続決勝進出です。頑張れ!

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全米オープンゴルフ・2015

先週末、US Open Golf Tournament が、ワシントン州にあるチェンバーズ・ベイ・ゴルフコースで行われました。21歳のジョーダン・スピースが劇的な優勝をとげ、マスターズに続いてメジャー2勝目を、それも同年にマスターズ、全米オープンの連続メジャー勝利と言う、過去5人しか達成していない偉業を成し遂げました。(ニクラウス、パーマー、ホーガン、タイガーらと並んだ訳です。凄いねぇ)

スピースハンサムですねぇ・・・。まだ21歳、すっごい好青年だそうです。

 

月曜日、帰宅して晩酌をしながら録画しておいた中継を観ていました。16番で首位タイだった同組のグレースがOBでスコアを落とし、ジョーダン・スピースはバーディー、2位に3打差をつけたのもつかの間、17番ではスピースがまさかのダブルボギー。最終組のダスティン・ジョンソンがタイで並んで来ると言う激戦になりました。

 

ジョーダンは最終18ホールをバーディーで5アンダーとしてホールアウト、この時点で4アンダーで先に上がっていたウーストヘイゼンの優勝はなくなりました。(彼は最後の7ホールで6個のバーディーを奪い、あわや優勝というところまで来ていたのです)

 

最終ホール、スピースはバーディーフィニッシュ、5アンダーでホールアウト。最終組のジョンソンは18番のパー5をツーオンして来ました。250ヤードほどのセカンドショットをなんと5番アイアンで打ってくると言うPGA切っての飛ばし屋ぶりをみせつけました。600ヤード近いパー5、ドライバーは350ヤード飛んでいました(驚!)。

 

見事にツーオン、それもカップまで僅か4ヤード程でしょうか?これをワンパットのイーグルならば逆転優勝、ツーパットでもプレーオフという優位に立ちました。

 

そして、そのファーストパット・・・、なんと録画が切れてしまいました!プレーが長引いて中継時間内では収まらなかったのです。アナウンサーが「中継を延長してお伝えします・・」と言ったあとでした。録画は中継延長に対応していないので、時間通りに終わってしまいました。それにしてもなんてタイミングで切れちまうんだ!思わず「F○○○!」と叫んでしまった私でした。

 

同じように録画されていた方々も多くおられたんではないかな?同じように叫んでしまった方もきっといらっしゃることでしょう。気持ちはよ~~く解ります。

 

実はニュースでジョーダン・スピースの優勝は知っていましたから、あぁ、ここからスリーパットしちゃったんだなぁ・・・、とは思いつつ、観たかったなぁ・・・。大激戦でした。

 

日本勢は結局松山選手以外は予選落ちしてしまいました。孤軍奮闘の松山くんは18位、立派な成績ですが、彼はこれでは満足していないのは明らかでした。全英には期待したいところです。

supお互いをリスペクトしている二人です。

 

熱戦が繰り広げられたUS-Open でしたが、今回のコースについて多くの議論がなされた大会にもなりました。名匠ロバート・トレント・ジョーンズJr.の設計で作られたパブリックコースです。彼の父親のジョーンズSr. やピート・ダイと並ぶ有名なコースデザイナーです。日本にも彼の設計したコースが多くあります。

 

そのジョーンズJr.さんが思い切ったデザインをしました。フェイスキュー芝をスコットランドから輸入して、まさにスコットランドのリンクスコースをワシントン州の採掘場跡地に登場させた訳です。

saikutu元々はこうだったそうです。

 

センバーこうなりました。

 

しかしそのコースは大ブーイングを浴びました。大会前から多くの悪評が噴出していましたが、あのゲイリー・プレイヤーさんは、「私の人生で初めて見る、ばかげたコースだ・・」というような言葉で酷評しました。

 

実際にプレーした選手たちは、主催者のUSGAに気を使ってあまり文句は言えないのですが、さすがに多くの嘆き節が聞かれました。

 

観ていても、あの凄い傾斜(グリーンもフェアウエイも全てです)には驚かされました。そして固い地面にボールが止まりません。

 

その難しさ故でしょうか、フェアウエイの幅は普段のUS-Openでは考えられないほどの広さに設定されていましたが、止まらぬボールはフェイスキューのラフやポットバンカーに吸い込まれ、世界トップのプロゴルファーたちにさえ楽はさせませんでした。

usopen

 

グリーンに関しては、設計者や製作者たちにも想定外のことがあったようで、同情の余地もあります。8年前に完成したこのコース、2年前までは綺麗な緑のグリーンだったそうなんですが、急に地元のポアナ芝に侵入されあっという間にまだらのミックス芝になってしまい、どうすることも出来なかったとか・・・。

 

そのためにボールが急に跳ねたりして、ライン通りに転がってくれないアンフェアなグリーンになっていました。全プレーヤーがこのグリーンに泣かされました。

 

ゲイリー・プレイヤー氏も今や一流のゴルフコース設計家の一人です。いいゴルフコースの条件の一つとして、「どんなレベルのゴルファーでも楽しめる場であるべきだ、」という事があります。たしかにこのコースでは私たちのような月一ゴルファーには楽しめるコースではないかもしれませんね。

 

ただ、こうでもしなければ道具の進化により圧倒的な飛距離を手に入れた今のプロゴルファーたちのスコアは抑えられなくなってきているのも事実だ、とゲイリー・プレイヤー氏さえ指摘していました。彼曰く「アマチュアゴルファーの危機だ」そうです。

 

ただ、そのためかどうかは解りませんが、最近ではまれにみる熱戦を生んだ戦いではありました。このコースについての議論はまだまだ続くんでしょう。数年の間にどう総括され、どういう評価をされるのか?これも面白い事かも知れないね。かなり違った趣のコースですが、ピート・ダイがTPC-ソウグラスを造った時も当初かなり悪評高かったですけどね・・・。

 

さて、関係ない事ですが、このコースはパブリックコースなので、クラブハウスがなく、そのために大きな特設テントを幾つか作って、ロッカーやら、いろんな施設を仮に作って使っています・・・、というようにアナウンサーさんが説明していました。

chanbarこれがクラブハウスなんでは・・・?

 

私も40年近く前、カリフォルニアのパブリックコースに毎週のように行っていた時期がありました。決してハウスが無いわけではないんだと思います。

 

高級なメンバー制のゴルフ場や日本の多くのゴルフ場のような大きな豪華なクラブハウスはパブリックコースではあまり見かけませんでした。小さな小屋に受付とスナックバーのようなところがあるだけのハウスがあるところが殆どでした。着替え用のロッカールームなどありません。小っちゃいシャワールームくらいはあったのかなぁ?入ったことないんで知りませんけど・・・。

 

誰もわざわざ着替えてゴルフしませんし(夏は結構汗びっしょりでしたけど・・・)、豪華な昼食をとる習慣はなく、スループレーが常識です。ゴルフシューズだってはいてる人の方が少ないくらいですが、それも駐車場で履き替えてきます。

 

あの頃(1970年代後半)日本からの駐在の会社員さんたちが増えて来た時期でした。ある時にそれらしい方が前の組をプレーしていました。ハーフ終わったらハウスに入っちゃって出て来ません(アメリカの習慣をご存じなかったんでしょう)。私と一緒にまわっていたアメリカ人たちは呆れた顔で「あいつ何やってんだよ・・・?」と言っていた事を思い出します。

 

私は、と言えば、日本に帰って来て初めは戸惑いましたが、歳とともにこうやってのんびり昼食休憩をとりながら(少々のアルコールとともに)ゴルフするのに慣れてしまい、中々これも(日本の文化も)いいもんだと思うようになって来ています。

 

また話が飛びますが、2020年の東京オリンピックにはゴルフ競技が入りました。名門霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県川越にあるそうです。私など庶民は入れてもらえません)で開催される事に決まったようですが、「パブリックの若洲でやりゃぁいいじゃん!」と言う意見が最近多く聞かれて来ました。

 

若洲には練習場も小さな籠の中のしかないし、設備も・・・、等の理由がいろいろと説明に使われます。でもあの周りにはいまだに空地がいっぱいあるし、今回のUS-Openのように工夫してやる方法はいくらでもありそうにも思えます。

 

現PGA会長の倉本さんや、解説者(?)のようなタレントのようなゴルフプロのタケ小山さんからも会場変更賛成の意見が出ていますが、やっぱり利権も関係しているんでしょうかねぇ・・・?さてどうなることやら・・・。これも面白い議論でありますね(笑)。

 

様々な事が頭の中をよぎったUS-Openでした。迫力あるトーナメントだったね・・・。

 

 

 

 カテゴリ:スポーツの話

サッカー・ワールドカップ予選

長く、きつい予選が始まりました。シンガポールと0対0で引き分けました。

 

先日のイラクとの親善試合の後、セルジオ越後さんが警鐘を鳴らしていましたが、彼の危惧が当たってしまいましたね。

 

実はあのイラク戦は観ませんでした。相手の監督が「若手のテストをしたい」とか言っていたいましたから、簡単に勝つだろうし、なんの参考にもならないと思い、ジャズを聴きに行ってしまいました。

 

次の日のセルジオさんのコメント「日本の大学チームとやった方がよっぽど強化になった。」を見て、やはりなぁ・・・。と感じましたが、まさにその通りになりました。

 

まぁ、情けない試合ぶりだった、と言っていいんではないでしょうか?相手のGKは確かに良かったけど、手の届くところにシュートを打っていたのも事実です。観ていて、後半に入ってからは引き分け、或はまさかのカウンターをくらっての負け・・・、の匂いがぷんぷんしていました。

 

終わった瞬間、負けなくってよかったぁ・・・、と思ってしまった。なんと情けない事でしょう?

 

親善試合と違う真剣勝負で勝ってこそ実力を認められます。進歩が見られません。

 

女子はまさに今、本番のワールドカップで頑張っています。

 

男子は勝たねばいけない相手に引き分けたことで、この2次予選敗退さえ考えられます。まさかとは思いますが、5チームの中から1チームしか勝ち上がれない2次予選です。

 

ホームアンドアウェーでよかったけれど、長く苦しい予選がはじまりましたね・・・。

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迷える虎・メモリアルトーナメント

風邪をひいてしまいました。金曜の夜、寝しなに急に喉、鼻の奥が痛くなって来ました。葛根湯を飲みましたが、ちと遅かったか?

 

昨年末のような熱は出ていませんから、そんなに苦しくはないですが、やはり寝つきが苦しい感じです。いやだなぁ・・・。あまり風邪をひかない人間だったのですが、少し身体が弱くなったかな?

 

昨夜も早く寝ようと思っていたのですが、寝る前にパソコンでアメリカPGAのチェックをしていましたら、タイガーウッズの組のラウンドをライブ配信していました。ついつい観てしまった・・・。

 

殆ど最下位に近い位置からの早いスタートで(上位の松山選手らはまだまだスタートする時間ではありません)、ザック・ブレアと言う若い選手とラウンドしていましたが、かなり苦しんでいる模様です。

 

見始めて間もなく、グリーン周りのバンカーからホームラン、反対側のバンカーに入れてしまいました。ダブルボギー・・・。

 

数年前までの、憎らしいくらいに自信に満ち溢れたプレーをしていたタイガー・ウッズの姿は影を潜めていました。フェアウエイウッド(アナウンサーの方はフェアウエイメタルと言っていました。)で打ったティショットでさえフェアウエイを捉えられず深いラフへ。

 

ラフから打ちきれず、クリークへ・・・。フェアウエイからのショートアイアンでのセカンドショットも厚い(ダフリ)当たりで届かずにグリーン手前の池に吸い込まれます。

 

解説者は、「ショートゲームには問題ないのだが、ロングショットが全く不安定で・・・」と話していましたが、ショートゲームも決して良くは見えませんでした。

 

バンカーからも、ラフからも寄せられません。パターも自身なさそうなストロークに見えます。タイガーはアプローチイップスではないか?という議論がまたぶり返しそうなプレーです。

 

あるホールではラフからのセカンドショットがグリーン手前3ヤード程の花道に止まりました。それを見たタイガーはその場でパターを取り出し、グリーンまでパターを手に歩いて行きました。花道からカップまで25ヤード以上はありそうなボールをパターで寄せて行きました。

 

アプローチイップスの私は出来る限りパターでアプローチをします。それ以外のクラブは(サンドウエッジなんて使えません)怖くて使えないからです。いつもキャディさんや同伴のプレーヤーに「えぇっ!パターぁ?」と驚かれます。だからタイガーがパターを手に歩いている姿を見ると、彼も私と同じにアプローチイップスなんではないか?と思ってしまうのです。これは同じ悩みを抱える人でないと理解できない感覚だと思います。

 

ついつい14番ホールまで観てしまい、12時半を過ぎて、さすがにもう寝ないとなぁ・・・、と床につきました。風邪の為に喉と鼻が苦しくて寝てるんだか何だかわからないうちに朝になりました。

 

気になって早速PCでPGAの結果をチェックしました。松山選手は5位タイに踏ん張っていました。2連覇のチャンスを残しています。そしてタイガーは・・・?なんと最終ホールでダブルパーの8を叩いて85、トータルで70位の選手から6打差の大差の最下位71位でした。

 

そのミュアフィールドヴィレッジでの18番のタイガーのプレーのダイジェストを読みました。まずティーショットを左に曲げてクリークに入れ、1打罰でドロップして打った3打目がグリーンに届かず。4打目のチップショットをダフってグリーン手前の傾斜に落ち、それが転がり落ちて、元あったところより遠ざかって止まった・・・そうです。

 

そこからの5打目はなんとグリーンサイドのバンカーへ、(グリーンに届きませんでした。)そこから乗せて2-パット、計8回のダブルパーで彼のプロとなってからのワーストスコアの85で終わったそうです。

 

今夜からの最終ラウンド、屈辱の第一組スタートです。それも、71人が予選ラウンド通過していますから、彼以外はツーサム、タイガーは一組目を一人でラウンドしないといけなくなりました。さて棄権せずに出てくるんだろうか?彼は帝王ニクラウスがホストのこの試合で過去5勝しているんです。彼のプライドは今彼に何を囁いているんだろう・・・?

 

また今夜もPGAのサイトではタイガーのラウンドをライブで配信するかもしれません、第一組ですからね・・・。でも明日は仕事ですから風邪を早く治すために早寝しないといけません。私は誘惑に勝てるでしょうか?

 

そして・・・、

 

迷路に迷い込んでしまった虎はいつか出口を見つけることが出来るのでしょうか・・・?

 

 

 カテゴリ:スポーツの話

田中恒成・WBO新世界ミニマム級チャンピオン・5/30/2015

いやぁ・・・、また一人素晴らしいボクサーが出て来ました。プロ転向後わずか5戦目で世界タイトルをとってしまいました。田中恒成選手です。

 

まだ19歳、高校時代にはインターハイ、国体でライトフライ級の王者だったそうです。井上尚弥選手を越えるか?と期待されていた新人ボクサーです。

 

実は私は彼の事は殆ど知りませんでした。中京の畑中ジムジム所属の田中選手のことは、井岡選手や井上選手程はメディアが取り上げませんでしたから、情報が伝わって来ませんでした。

 

スポーツ新聞でもテレビのニュース等でも扱いは小さく、どんな選手なんだろう?と興味津々で今日の試合をみました。

 

凄い!全盛期の長谷川穂積選手を思い起こさせるような素晴らしいフットワークとボディバランスからショートの連打、大きなフック、鋭いストレート・・・、あらゆるパンチを繰り出してきます。19歳とは信じられないようなボクシングセンス溢れるファイトを見せてくれました。

 

ただ、相手も強かったです。メキシコのイエドラス選手は素晴らしいファイターでしたね。かなりパンチを貰い、ぐらつくシーンもありましたが、相打ちを物ともせずに前に前にと出て来て田中選手を脅かせました。

 

6ラウンド目には田中選手、あわや?と思うようなところまで打ち込みます。解説陣もやや心配しながらの中継になりました。

 

しかしそこからまた踏ん張って、田中選手はフットワークを使って自分のペースに戻しました。でも結構打たれましたね。

 

イエドラス選手は右目の下を腫らしながらも前に出てパンチを繰り出します。田中選手も連打で応酬、素晴らしいファイトになりました。

 

結果、3-0で田中選手が新チャンピオンの座を掴みましたが、本当に両選手に拍手を送りたい記憶に残る素晴らしい試合でした。

コウセイ

 

いやぁ・・・、こんな選手がいたんですね。ゲスト解説者として、3団体の世界ミニマム級タイトルをとった高山選手が来ていましたが、彼は現役のIBF世界ミニマム級タイトルホルダーです。近々統一戦と言うことになるのかなぁ・・・。きっと凄い試合になるでしょうね。

 

でも私はここで日本のボクシング界に一つ苦言を呈したい。育ちざかりの若いボクサーになぜ無理な(?)減量を強いるのでしょう?高校でライトフライ級だった選手をどうしてミニマムまで落とさせるんだろう・・・?

 

成長期の若者なら、逆に階級を上げて行くべきではないんだろうか?海外ではアマチュアがプロになるとき階級を上げて来ることは珍しくないように思います。

 

身体が成長している19歳です。解説の飯田元世界チャンピオンが「田中君はかなり減量がきつかったと聞いていますので、スタミナが心配です・・・」とコメントしていました。

 

井上尚弥選手もミニマムで苦労しましたが、二つ階級を上げてライトフライ級のタイトルをとった試合では凄い能力を見せてくれたではありませんか?

 

日本最速の5試合目で・・・、だとか、そんな事にこだわらず、これだけの素晴らしい素材を大事に育てて行くべきだと私は思います。そうして欲しいと切に願っているのです。何が本当に大切な事なのか?という事を考えてほしいなぁ・・・。私の個人的な意見でありますけれどね・・・。

 

しかし、本当に日本のボクシング界史上最強のボクサーがそろった黄金時代になって来ました。これから楽しみだなぁ・・・。

 

 

 カテゴリ:スポーツの話

ワールドレディース・サロンパスカップ2015

9日(土)、茨木GCへ行って来ました。LPGAのメジャー大会第一弾のサロンパスカップの観戦です。

 

朝ゆっくり起きて10時半過ぎに家を出ました。もっと早く行く予定でしたが、前夜(金曜日)に七G会音楽部(?)有志4名で「ジャズを聴こう会」をやりまして、お茶ナルで盛り上がりまして、ついつい歌いにいったりして・・・、伊藤君が土曜日仕事とのことで早めに切り上げ、さほど飲まなかったのですが、やはり歳のせいか早起きする気になりませんでした。

 

秋葉原で筑波エキスプレスに乗って約40分、みらい平駅に着きました。そこから送迎バスで7~8分、いやぁ、近いですね。

20150509_120308プロたちがパット練習中です。

 

最終組のスタート時間が12時過ぎでしたので、それについて回るつもりでしたが、丁度その組の上田桃子プロとイ・ボミさんが練習場で打ち込んでいました。

 

試合会場内では写真撮影禁止ですから、撮れません。ところどころで人があまりいない場所や、プロが近くにいないところで何枚か写して来ました。

20150509_120251

 

今どのホールに各選手がいるのかこのボードで知る事が出来ます。そこから、さて何処へ見に行こうか決めます。好きな選手について回るもよし、グランドスタンドなり、ティーグラウンドなり、グリーンサイドなりの定点に腰を据えて観戦する方も多いですね。

 

このボードを見ると、宮里藍選手の名がありません。残念ながら予選落ちしていました。先ほど見た練習場で堀奈津佳さんと比嘉真美子選手が練習していたのですが、二人の名もありませんでした。予選落ちしても練習していたんですね。

 

さて、イ選手と上田選手が練習を切り上げてファーストティーに向かうところを見て私も続いて行きました。最終組のもう一人はチョン・インジーさんと言うまだ20歳の女子大生との事でした。彼女が8アンダーでトップです。

 

長身の涼しげな美人でした。ご家族の方々でしょうか?数人韓国語で声援を送っている方がいました。ナイスショットでスタートして行きました。

20150509_122203

 

名門、茨木ゴルフ倶楽部は素晴らしいコースでした。松林でセパレートされた比較的フラットなコースです。千葉カンもそうでしたが、林の中も芝生です。私がよく行く船橋カントリー倶楽部は林の中は殆どベア・グラウンドですが、これなら打ちやすそうです。

 

流石にメジャーのセッティングは厳しいです。ティショットの落としどころはフェアウエイが狭く、ラフはかなりきつそうな芝生の長さでした。あまり雨が降らず暑かったせいでしょうか?フェアウエイはやや茶色になったところがありました。

 

グリーンも固そうで、乗ったように見えても止まらずにラフへこぼれて行ってしまう事が多々ありました。

 

ボギーも出ますが、笑顔を絶やさないイ・ボミ選手は人気が出るわけですね。上田選手は少し怖い顔になって来ます。一人チョン選手は涼しげな表情でスコアを落としません。それにしても、三人とも飛ばしますねぇ・・・!

 

二時間程ついて回りました。まだハーフ終わっていませんが、もしかすると息子が仕事帰りに寄るかも知れなかったので、早めに家路に着きます。

20150509_120302大勢のギャラリーが楽しんでいたようです。

 

帰ってから、録画してあった試合の模様を(私が見ていた続きです)見ました。一人マイクを持ってついていた女性がいたのですが、テレビで見たら引退した古閑プロが解説していたのですね。アウトのホールでは(テレビに映る前)マスクをしていたのでわかりませんでした。

 

なんと20歳の女子大生プロのチョンさんが独走状態です。私が帰ったあとにいろいろあったようです。イ選手はあるパー5でトラブル連発でダブルボギーを打つなどスコアを落としました。

 

上田選手は二つスコアを伸ばし2位でホールアウトしたようです。まだ望みはありますね。今日の最終ラウンドに期待したいと思います。

 

 カテゴリ:スポーツの話, 日々のこと

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