新原歯科医院

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カテゴリ: スポーツの話

田中恒成・WBO新世界ミニマム級チャンピオン・5/30/2015

いやぁ・・・、また一人素晴らしいボクサーが出て来ました。プロ転向後わずか5戦目で世界タイトルをとってしまいました。田中恒成選手です。

 

まだ19歳、高校時代にはインターハイ、国体でライトフライ級の王者だったそうです。井上尚弥選手を越えるか?と期待されていた新人ボクサーです。

 

実は私は彼の事は殆ど知りませんでした。中京の畑中ジムジム所属の田中選手のことは、井岡選手や井上選手程はメディアが取り上げませんでしたから、情報が伝わって来ませんでした。

 

スポーツ新聞でもテレビのニュース等でも扱いは小さく、どんな選手なんだろう?と興味津々で今日の試合をみました。

 

凄い!全盛期の長谷川穂積選手を思い起こさせるような素晴らしいフットワークとボディバランスからショートの連打、大きなフック、鋭いストレート・・・、あらゆるパンチを繰り出してきます。19歳とは信じられないようなボクシングセンス溢れるファイトを見せてくれました。

 

ただ、相手も強かったです。メキシコのイエドラス選手は素晴らしいファイターでしたね。かなりパンチを貰い、ぐらつくシーンもありましたが、相打ちを物ともせずに前に前にと出て来て田中選手を脅かせました。

 

6ラウンド目には田中選手、あわや?と思うようなところまで打ち込みます。解説陣もやや心配しながらの中継になりました。

 

しかしそこからまた踏ん張って、田中選手はフットワークを使って自分のペースに戻しました。でも結構打たれましたね。

 

イエドラス選手は右目の下を腫らしながらも前に出てパンチを繰り出します。田中選手も連打で応酬、素晴らしいファイトになりました。

 

結果、3-0で田中選手が新チャンピオンの座を掴みましたが、本当に両選手に拍手を送りたい記憶に残る素晴らしい試合でした。

コウセイ

 

いやぁ・・・、こんな選手がいたんですね。ゲスト解説者として、3団体の世界ミニマム級タイトルをとった高山選手が来ていましたが、彼は現役のIBF世界ミニマム級タイトルホルダーです。近々統一戦と言うことになるのかなぁ・・・。きっと凄い試合になるでしょうね。

 

でも私はここで日本のボクシング界に一つ苦言を呈したい。育ちざかりの若いボクサーになぜ無理な(?)減量を強いるのでしょう?高校でライトフライ級だった選手をどうしてミニマムまで落とさせるんだろう・・・?

 

成長期の若者なら、逆に階級を上げて行くべきではないんだろうか?海外ではアマチュアがプロになるとき階級を上げて来ることは珍しくないように思います。

 

身体が成長している19歳です。解説の飯田元世界チャンピオンが「田中君はかなり減量がきつかったと聞いていますので、スタミナが心配です・・・」とコメントしていました。

 

井上尚弥選手もミニマムで苦労しましたが、二つ階級を上げてライトフライ級のタイトルをとった試合では凄い能力を見せてくれたではありませんか?

 

日本最速の5試合目で・・・、だとか、そんな事にこだわらず、これだけの素晴らしい素材を大事に育てて行くべきだと私は思います。そうして欲しいと切に願っているのです。何が本当に大切な事なのか?という事を考えてほしいなぁ・・・。私の個人的な意見でありますけれどね・・・。

 

しかし、本当に日本のボクシング界史上最強のボクサーがそろった黄金時代になって来ました。これから楽しみだなぁ・・・。

 

 

 カテゴリ:スポーツの話

ワールドレディース・サロンパスカップ2015

9日(土)、茨木GCへ行って来ました。LPGAのメジャー大会第一弾のサロンパスカップの観戦です。

 

朝ゆっくり起きて10時半過ぎに家を出ました。もっと早く行く予定でしたが、前夜(金曜日)に七G会音楽部(?)有志4名で「ジャズを聴こう会」をやりまして、お茶ナルで盛り上がりまして、ついつい歌いにいったりして・・・、伊藤君が土曜日仕事とのことで早めに切り上げ、さほど飲まなかったのですが、やはり歳のせいか早起きする気になりませんでした。

 

秋葉原で筑波エキスプレスに乗って約40分、みらい平駅に着きました。そこから送迎バスで7~8分、いやぁ、近いですね。

20150509_120308プロたちがパット練習中です。

 

最終組のスタート時間が12時過ぎでしたので、それについて回るつもりでしたが、丁度その組の上田桃子プロとイ・ボミさんが練習場で打ち込んでいました。

 

試合会場内では写真撮影禁止ですから、撮れません。ところどころで人があまりいない場所や、プロが近くにいないところで何枚か写して来ました。

20150509_120251

 

今どのホールに各選手がいるのかこのボードで知る事が出来ます。そこから、さて何処へ見に行こうか決めます。好きな選手について回るもよし、グランドスタンドなり、ティーグラウンドなり、グリーンサイドなりの定点に腰を据えて観戦する方も多いですね。

 

このボードを見ると、宮里藍選手の名がありません。残念ながら予選落ちしていました。先ほど見た練習場で堀奈津佳さんと比嘉真美子選手が練習していたのですが、二人の名もありませんでした。予選落ちしても練習していたんですね。

 

さて、イ選手と上田選手が練習を切り上げてファーストティーに向かうところを見て私も続いて行きました。最終組のもう一人はチョン・インジーさんと言うまだ20歳の女子大生との事でした。彼女が8アンダーでトップです。

 

長身の涼しげな美人でした。ご家族の方々でしょうか?数人韓国語で声援を送っている方がいました。ナイスショットでスタートして行きました。

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名門、茨木ゴルフ倶楽部は素晴らしいコースでした。松林でセパレートされた比較的フラットなコースです。千葉カンもそうでしたが、林の中も芝生です。私がよく行く船橋カントリー倶楽部は林の中は殆どベア・グラウンドですが、これなら打ちやすそうです。

 

流石にメジャーのセッティングは厳しいです。ティショットの落としどころはフェアウエイが狭く、ラフはかなりきつそうな芝生の長さでした。あまり雨が降らず暑かったせいでしょうか?フェアウエイはやや茶色になったところがありました。

 

グリーンも固そうで、乗ったように見えても止まらずにラフへこぼれて行ってしまう事が多々ありました。

 

ボギーも出ますが、笑顔を絶やさないイ・ボミ選手は人気が出るわけですね。上田選手は少し怖い顔になって来ます。一人チョン選手は涼しげな表情でスコアを落としません。それにしても、三人とも飛ばしますねぇ・・・!

 

二時間程ついて回りました。まだハーフ終わっていませんが、もしかすると息子が仕事帰りに寄るかも知れなかったので、早めに家路に着きます。

20150509_120302大勢のギャラリーが楽しんでいたようです。

 

帰ってから、録画してあった試合の模様を(私が見ていた続きです)見ました。一人マイクを持ってついていた女性がいたのですが、テレビで見たら引退した古閑プロが解説していたのですね。アウトのホールでは(テレビに映る前)マスクをしていたのでわかりませんでした。

 

なんと20歳の女子大生プロのチョンさんが独走状態です。私が帰ったあとにいろいろあったようです。イ選手はあるパー5でトラブル連発でダブルボギーを打つなどスコアを落としました。

 

上田選手は二つスコアを伸ばし2位でホールアウトしたようです。まだ望みはありますね。今日の最終ラウンドに期待したいと思います。

 

 カテゴリ:スポーツの話, 日々のこと

内山選手V10

内山選手、凄い!

 

みんな観てくれたかなぁ・・・?右こぶしの不安もなくなってきたのでしょうか。強さを見せつけました。なんでラスベガスはこの選手をほっておくんだろう?

 

相手は眼窩底骨折の疑い・・・、とか・・・。怖い程のパンチでした。ボクシングは本当に怖いスポーツです。

 

三浦選手がゲスト解説に来ていました。アナウンサーは三浦選手との統一選を促すコメントを強調しますが、三浦選手も素晴らしいボクサーなんで、もったいない!

 

両選手とも世界で名を馳せられる強豪ですから、もっと名前を売ってから世界のボクシングファンが待ち望む試合にしてほしい!

 

日本の興行の都合でこんないい選手たちを簡単に戦わせてほしくはありません。そこのところ宜しくお願いしたい!

 カテゴリ:スポーツの話

ボクシング黄金週間2015

このゴールデンウイークも終わろうとしていますが、今年のGWは正にボクシングの黄金週間でもありました。

 

三浦選手の世界タイトル防衛戦、八重樫選手の復帰戦、村田選手が初めて世界ランカーとまみえる試合、今晩はWBAスーパー王者、内山選手の防衛戦が控えています。

 

でも、あのボクシング史に残るスーパーファイト、[パッキャオvsメイウエザー]の為に日本人ボクサーの素晴らしいファイトが霞んでしまいました。

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ものすごい迫力と緊張感に包まれた試合でしたが、いろんなコメントがなされました。世紀の好試合、或は凡戦・・・。

 

「パッキャオ対メイウエザー戦も予想通り終わりました。ことスピードの点ではオフェンス/ディフェンスともに正に目を見張るものがあったけど「殴り合い」と言うボクシング本来が持っている魅力(人間の本能に根差す)を期待する向きには終始フラストレーションが溜まった12ラウンドだったように思えます。メイウエザーは誰と戦っても噛みあわない(噛み合わせない)という意味において、やはり傑出したボクサーなんだろうね。

あれで38歳かい?あな恐ろしや!!(笑)」

 

上記はわがポン友、ボクシングマニアの後藤君が送ってくれたメールを引用したものです。

 

彼のコメントと、自らをボクシングマニア、或はボクシングオタクと言って憚らないオリンピック金メダリストでありミドル級の世界ランカーの村田諒太選手の感想が一番私が共感するものでした。

 

パッキャオの圧力と迫力、踏み込みの鋭さは全盛期に近い凄さでした。テレビを見ているだけでその恐ろしいほどの迫力が伝わって来ました。

 

メイウエザーも始めはかなり警戒してすぐにクリンチ、(そこでややダーティーなテクニックも駆使していました)徐々に間合いが解ってきたのでしょうか、時折カウンターをヒットさせ始めました。

 

パッキャオも幾つかいい左をヒットさせたし、ロープ際ではガードの上からでも構わずに強いパンチを連打、ボディーにもかなり強いパンチを入れていました。メイウエザーは「効いてないよ」と首を振りますが、ああいう仕草をするときは大体効いているときが多いんです。

 

しかしメイウエザーのディフェンスとスピードは本当に凄い!この点ではもうこれ以上のボクサーは出て来ないでしょう。

 

村田選手の言うように今のポイントシステムでは史上最強なんでしょうね。昔は互角のポイントを付けられましたが、現代のボクシングの判定は必ずどちらかにポイントをあげないといけないんですね。

 

互角に近いラウンドでは、さほどの威力がなくとも多くヒットしたほうにポイントを付けざるを得ません。マルガリート、コットと言った名だたるハードパンチャー達とのドツキあいを征して来たパッキャオにとっては「蚊に刺された」ほどのパンチでしかなかったのかも知れません。でもメイウエザーにポイントは行ってしまいます。

 

試合後にパッキャオは「メイウエザーは周りを走っていただけで、何もしていなかった。自分が勝ったと思っていた。」と言いました。メイウエザーの前の試合の相手、マイダナも全く同じ事をいいました。でも今のポイントシステムではメイウエザーが勝つのです。

 

やはり5年前に見たかったですね。当時はメイウエザーが試合の中ではなくパッキャオから逃げ回っていたと言われても仕方ないところがあります。パッキャオが一番輝いていた時期でした。メイウエザーもパッキャオをリスペクトしていたし、今もしているのはこの試合を見てわかります。

 

昔、カシアス・クレイ(モハメッド・アリ)と言う素晴らしいチャンプがいました。彼は細見の身体で「蝶のように舞い、蜂のように刺す」ボクシングをしました。

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ディフェンスの技術で相手を翻弄するだけでなく、素晴らしいスピードとオフェンスの技術を出し惜しみませんでした。リスクを払って強打のヘビー級の強豪を打ち破って行ったのです。

 

ベトナム戦争に反対し、徴兵拒否したために禁固刑の判決を受け、彼の全盛期の4年間を失いました。

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その後復帰して数々の名ファイトを重ねました。今ボクシングがこのようなビッグビジネスに成長したのは彼の貢献による所が大きいのではないでしょうか?顎骨を骨折してもファイトをやめなかった彼のファイトは世界中を感動させたのです。

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今週のメイウエザーの試合は、まれにみる迫力ある試合でしたが、村田選手の言う通り、もう一度録画したビデオを観たいと思う人は少ないんじゃないでしょうか?史上稀にみる迫力と圧力と技術が満載の・・・、凡戦でした。

 

世界で一番有名なリングアナウンサー二人、ジミー・レノン・ジュニアとマイケル・バフェットが同時に(それぞれの紹介をしましたが)同じリングでアナウンスすることも、もう二度とないでしょう。(これも驚かされました。)

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リングサイド席に4200ドルのプレミアムがつく事ももう二度とないでしょう。(いったいどんな人が買ったんでしょう?)

 

二人合わせて350億円でしたか?こんなファイトマネーが払われることも多分もう二度とないんじゃないでしょうか?

 

あらゆる意味でボクシング史上最高の試合の一つになりました。でももうこういう試合はあまり見たくありませんが・・・。またこんな試合を出来るような凄い技術とスピードを持ったボクサーはきっともう出てこないでしょうから、心配はいらないかもしれませんね。

 

もしもこの試合をきっかけとして採点方法が変えるべきだと言う議論が出てくるようであれば(村田選手はそれを主張しています)そういう方向性を示した重要な試合であったということで、これもまた歴史に残る試合だったと言うことになりますね。

 

さて今夜は内山選手の試合です。スカッとしたいいドツキあいを見せてくれることでしょう。それにいても内山選手はあまり大きく取り上げてもらえないなぁ。私の中では、日本人のボクサーでは史上最強の選手だと思うのですが・・・。やはり帝拳や大橋ジムと比べてワタナベジムの(残念ながら)プロモーターとしての力の差なんでしょうか?

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内山頑張れ!

 

 カテゴリ:スポーツの話

高山・井岡W世界タイトルマッチ・4/22/2015

2試合とも素晴らしい試合でした。そして高山勝成選手、井岡一翔選手、ともに激戦に勝利し、高山選手は防衛、井岡選手は3階級制覇となるタイトル奪取です。

 

高山と戦ったファーラン選手、井岡と戦ったレベコ選手、二人とも素晴らしいファイターでしたね。敗れましたが、最後まで素晴らしいファイトを見せてくれました。

 

高山選手は残念ながらパンチ力はいまひとつ、しかしものすごいガッツと手数で相手に付け入るスキを見せませんでした。7ラウンドに左、8ラウンドに右瞼をカットしましたが、8ラウンド終了時には血まみれになりながらパンチを出し続けました。

 

負傷判定となりましたが、勝ちは揺るがないと思いましたが、彼はまるで敗者のような表情でした。最後まで戦いたかった・・・、倒して勝ちたかった・・・、事が出来なかった悔しさでしょうか?

 

これだけの素晴らしいファイトを見せてくれたチャンピォンには大きな拍手を送りたいですね。彼は30歳を越えて高校に通っています。その同級生たちが応援に来ていたのも、なんか感動しました。

 

井岡選手は強くなりました。正直、この試合は少々分が悪いんじゃないかなぁ?と思っていたのですが、見事に私の予想を覆す素晴らしい成長ぶりを見せてくれました。

 

8連続防衛中の強打者を相手に、恐れを見せずに打ち合って、その打ち合いに勝ちました。彼はディフェンスが素晴らしいんですね。いつも試合後に綺麗な顔をしています。

 

お互いに左のレバーブローを武器にしています。井岡選手の左が何度かチャンピォンの右わき腹を捕らえましたが(少し浅かったこともあるのか?)、結構効いていたはずですが、チャンピォンは攻撃の手を休めずに強打を振り回し続けました。

 

井岡選手はいい距離を保ちながら、時折踏み込んでいいパンチを何発も入れます。レベコ選手はガードの上からでも構わずフルスィング、一発で相手を倒せるようなパンチですが、井岡選手はかわし続けましたね。いくつか貰ってはいましたが、井岡選手は意外に打たれ強いのかも知れません。

 

クリーンヒットの数は間違いなく井岡選手が上でしたが、あの強烈なパンチをかいくぐりながらのパンチは少し威力がなかったか?またレベコ選手のガッツが井岡選手のパンチに威力がないようにさえ見せたのか?判定がどうなるのか?ジャッジペーパーの集計に注目が集まりました。

 

そして、判定は一人がドロー、二人が井岡支持でした。2-0で涙の3階級制覇となりました。これだけの豪打を誇る強いチャンピォンからのタイトル奪取には世界が驚いたんではないでしょうか?また一人強い日本人チャンピォンが生まれましたね。これからが益々楽しみになりました。

 

この素晴らしい2試合に水をさしたのは、中継陣です。高山戦・・・、7ラウンドで左、8ラウンドには右と高山選手がカットした事に、アナウンサーも解説の二人の元王者もなんのコメントもしませんでした。8ラウンドにおそらく場内アナウンスを聞いたのでしょう。アナウンサーが「彼のカットは偶然のバッティングによるものです。」と、簡単に伝えただけでした。

 

wowowの「エキサイトマッチ」なら、すぐに「あ!カットしましたね!」とかコメントしてくれるんですけど・・・。瞼をカットすることはその後の試合に大きな影響を与えます。ちゃんと言わないとなぁ・・・。

 

井岡戦では、俳優さんを(私は疎いんで誰だか知らないんですけど、有名な人なんでしょうか?)リングアナウンサーに使ったのはいいけれど、彼は上がってしまったのか、レベコ選手の名前を忘れてしまってラストネームが出て来ませんでした。お粗末な演出と言わざるを得ません。

 

せっかくの凄い試合でしたから、少し残念な中継でした。

 

 カテゴリ:スポーツの話

マスターズ・2015

マスターズが終わりました。21歳のジョーダン・スピースが(圧勝と言っていいでしょうか?)初優勝。松山選手は最終日にその日のベストスコアを出して、5位に浮上しました。立派です。タイガーは17位でしたが、本人には満足いく結果だったようです。

 

若い頃は早起きして眠い目をこすりながら観たものですが、さすがにこの歳になるとそういう気力はありません。今日、帰ってから録画を観るつもりです。

 

それにしても、本当に綺麗なゴルフコースです。そして美しいトーナメントですね。年々その思いが深まっていくようです。

 

それぞれのホールに違う花々が植えられていて、パトロンの目を和らげます。各ホールに花の名前がニックネームとしてついています。

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毎年思うのだけれど、フェアウエイにディボットが見えないんだよなぁ・・・。ディボットが無い筈はないんですが、テレビの画面ではそれが見えないんです。

 

マスターズの前の数週間は、準備の為にメンバーもプレーを控えてコースを整備するのでしょうが、プロの選手たちは試合前に自由にプレー出来ますから、それだけでもかなりのディボットが作られる筈なのですが、それが映りません。

 

キャディーたちが必ずターフを戻していますが、それだけではなく緑色に染めた土を目土に使っているんでしょうか?数年前に日本女子プロゴルフ選手権(だったと思いますが)が、キングフィールズで行われた時に見に行ったのですが、そこで緑色の土がディボットに目土されているのを見ました。

 

次の日(私は土曜日に行きましたから)の決勝をテレビで観ると、ディボットが見えなかった経験があります。オーガスタもそうなんでしょうか?

 

ちなみに日本の芝(高麗芝)のターフは戻しても根付かないので、戻さずに目土だけします。アメリカのベントやバミューダ芝は違うのかも知れません。

 

オーガスタでは、池の水もエメラルド色の染料を入れて、美しい輝きが演出されていますが、花々、木々、そしてディボットが見えないあくまでも美しい緑のフェアウエイ、それとクッキリ色分けされた茶色に枯れた松葉が敷き詰められたラフ、本当に綺麗です。

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この試合のあと10月までこのコースはクローズされます。いまではマスターズの準備の為に、と言う意味が大きくなっているんでしょうが、元々暑い南部のこの地域、上流階級の人達はその灼熱の季節にゴルフなどしなかったんでしょう。逆に冬の間にもゴルフが楽しめるコース、と言う事でメンバーを募っていたようです。

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今日の東京は冷たい雨が降り、コート姿の方が多かったですが、ここジョージア州オーガスタでは、老いも若きもみな短パン姿です。(日本では年輩の方は、夏でもこういう姿はしませんね・・・、おぉっと・・、私も老人でした・・・。)これから暑くなるんでしょうね。

 

ゴルフ界も確実に世代交代の波が来ているようです。若きスピース、松山選手などはその一角を担って行くのでしょう。

 

片山晋呉選手は、苦労して苦労して、マスターズで4位に入って達成感から燃え尽き症候群に陥ってしまいました。(最近復活の兆しが見えますが)

 

松山選手は勝つためにプレーしていますから、5位では満足が行かないところです。その意気やよし!ついに日本のゴルファーにも海外メジャーに手の届く選手が出て来ました。

 

タイガーはどうなんでしょうか?彼らしいプレーが戻って来たというコメントが多いですが、初日にバンカーからホームランしたり、フェアウエイウッドでシャンク気味のショットがあったとも聞いています。

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最終日にはラフからのショットで、松葉に隠れた木の根にクラブが当たり負傷したそうです。また暫く試合を休むようですが、若いゴルファーたちを押さえて世代交代の波にストップをかける事ができるのでしょうか?

 

良くも悪くも、タイガーの存在はやはり大きいものであることを証明したのかも知れません。また、PGAツアーが面白くなって来ましたね。

 

 

 カテゴリ:スポーツの話

将棋名人戦速報

いやいや驚きました!誰がこの早い時間に、テレビ中継時間内に終局すると思っていたでしょうか?

 

わずか60手で行方八段が投了しました・・・。森内さん、「まだまだ勝負を決するまでは時間がかかると思っていましたが、戦意喪失した、というところでしょうか・・・。」との解説でした。

 

解説でも、あまり分がよくないということは明らかでしたが、逆に次戦に向けての決然たる見切り方だったのでしょうか?

 

二局目が楽しみになりましたね。

 

それにしても・・・、悪意も他意もないのですが、森内さんに対しての女流棋士解説者の選定はどうなんだろう?単に私の苦手なタイプであるだけかもしれませんが、羽生さん、佐藤康光九段と並ぶ黄金世代の一人であり、羽生名人と龍虎のライバルと言える森内さんのパートナーとしては・・・?

 

もう少し違う人選があってもよかったんではないかなぁ・・・?名前覚えていないけど、御免なさい!

 

さて、マスターズが始まります!

 カテゴリ:スポーツの話

将棋名人戦・2015

昨日、将棋の名人戦が始まりました。羽生名人と行方尚史八段の戦いです。

 

正直、将棋のことは解りません。駒の動かし方を知っている程度です。それでも見ていると、ど素人の私でさえ迫力を感じてしまうのは、やはり日本最高峰の頭脳の戦いがある種のオーラを生むのでしょうか?

 

テレビ中継が一時間ありました。その中継時間内に指された手はたったの一手でした。

 

名人戦はそれぞれ九時間の持ち時間があるそうで、一時間を超える長考は珍しくありませんが、たまたま中継時間の時に、先手の行方八段が二時間近い長考をしていたのですね。

 

その間は手が動いていませんから、解説の森内俊之NHK杯も困るか、と思いきや、いろいろな解説で視聴者を飽きさせません。

 

思えば森内さんは、昨年羽生さんに奪われるまで、三期の間名人位を守って来た人ですが、内心は悔しい思いで解説していたのでしょうか?

 

そして、次の手の候補、その後の展開などの話をしているうちに、中継時間も残り少なくなって来た(おそらく残り10分くらいだったでしょうか?)頃、行方八段が打った手に、皆が驚きました。

80794229_thumbnail.v1428491210少し若い頃の行方さんです。

 

6八飛車、という手が指されました。私には何が何だか解らないのですが、相当に意外な手だったようです。

 

行方さんは、駒を動かすと少しして席を立ちました。行方八段がいなくなると、羽生名人は頭を押さえて盤上を見つめます。

82467595_thumbnail.v1428544435これ以上に厳しい表情でした。

 

いやぁ・・・、なんか訳わかんないけど迫力たっぷりでした。

 

短い残り時間で、この一手の解説がなされて行きます。おそらく次の手を羽生さんは封じ手にするだろう、森内さん曰く「私ならそうします」と言ったとおりに、羽生名人は次の手を封じて(ここで羽生名人、40分程考えたそうです。)この日の対局が終わったそうです。

 

今日はテレビ中継に2時間の枠が組まれています。勿論録画予約してあります。さて、中継時間内に第一局の終局が見られるのかどうか・・・。今日もまっすぐ帰ります。

 

そして今晩からマスターズ・ゴルフトーナメントも始まります。ゴルフの面白いシーズンが始まりますね。

 カテゴリ:スポーツの話

パウンド・フォー・パウンド

先の日曜日、ゲンナディー・ゴロフキンvsマーティン・マレーのWBA世界ミドル級タイトルマッチの録画中継を観ました。

 

先月(2月21日)行われた試合です。ニュースで11ラウンドにゴルフキンがTKO勝ちしたと聞いていました。11ラウンドまで行ったということは、ゴロフキン苦戦したのかな?と思って見ましたが、なんてことはない、やはり圧勝でした。

 

以前はパウンド・フォー・パウンド(もし体重差がなかったら)では誰が一番強いか?と言うと、パッキャオの名前が挙がっていました。私個人的には古い話ですがフリオ・セザール・チャベスの大ファンだったので、彼の名前を推したいところです。

 

現在のボクサーで、と限定したら、ゴロフキンの名前を候補に挙げてもいいんじゃないかと思っています。本当に強い!としか言いようがないボクサーです。

ゴロフキン

 

先々週、ゴルフ場の昼休みにG君がスマホのニュースを見て「おぉ!とうとうパッキャオとメイウエザーの試合決まったぜ!」と教えてくれました。(G君も大のボクシングファンで、語らせるとうるさいし詳しいですよぉ)

 

やっと・・・、ですね。でもG君も私も「時期を逸したよなぁ。」と、同意見でした。やはり3~4年前にはやってほしかったなぁ。2年前でしたか、パッキャオがマルケスに壮絶なKOをくらって以来、パッキャオは峠を越した・・・、と言われても仕方ない試合を続けています。

 

その前にあのシェーン・モズリーとやった時には、モズリーが怯えた表情あらわにして逃げまくりました。あの頃がパッキャオのプライムだったと言えるんではないでしょうか?

 

その前にはディフェンスの上手さで定評のあったミゲール・コットをボロボロにしています。当時のパッキャオならメイウエザーの究極のディフェンスさえ打ち破ったかも知れない・・・!あの頃に試合していたらどうなっていただろう?今ではもう誰にも知り得ません。

 

相変わらず勝負にこだわり、相手を倒せそうでも自重してポイントをとっていく慎重な試合しかしない(あの素晴らしいテクニックが勿体ない)メイウエザーに今のパッキャオが勝てるでしょうか?

 

恐らくファイトマネーだけは記録的な金額になるでしょうが、試合は面白味のないボクシングに終始しそうな予感がしています。フィリピンの英雄はもう国会議員に専念することを考える時期にきているのかもしれません。

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さて、ゴロフキンですが、アテネ五輪の銀メダリスト、プロ転向後、現在32戦全勝(29KO)、19連続KO(またはTKO)、世界タイトルマッチで13連続KO(またはTKO)を続けている怪物です。

 

ヘビー級のクリチコ兄弟のように、見ていて負ける気がしません。そして多少打たれようともリスクを物ともせず攻め切るハートを持っています。ボクシングファンが楽しむ試合をします。(玄人好みのディフェンス技術を持つメイウエザーのファンも多いでしうが、やはりこういうボクシングの方が人気はありますよね。

 

日本が誇るオリンピック金メダリストの村田諒太選手も、早くこのチャンピォンに挑戦できるところまで駆け上がって行って欲しいなぁ。

 

自称ボクシングおたくの村田選手もゴロフキンの強さをよく口にします。プロが尊敬するような偉大なチャンピォンは、いまや「パウンド・フォー・パウンド」のトップにランクされてもいい、と私は個人的には思っています。

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結構かわいい顔してますよね。お母さんが韓国系と言う、東洋の血を引くカザフスタンの英雄です。こういう優しい顔をしていて、こんなに強いボクサーって、いままでいたかなぁ・・・?

 

 

 

 カテゴリ:スポーツの話

タイガー、アプローチイップス?

なんとタイガー・ウッズがアプローチイップスかも知れない?とか・・・。

 

昨日から始まったファーマーズインシュランスオープンの練習場で、不調のタイガーがアプローチで、ザックリ、トップを繰り返し、目も当てられないほどの不調だったそうです。

ipus練習場で何人ものプロがアドバイス

 

と、思ったら・・・、腰痛で1ラウンド目のハーフを終えて2ホール程でプレーをやめて棄権してしまいました。

taigaかなりシャフト近くに当たっています。シャンク寸前?

 

会場のトーレ・パインはパブリックのゴルフ場なので、私も学生時代に何度かまわったことがある、親近感のあるコースです。海沿いのコースで、本当に美しいゴルフ場でした。

 

ウッズは地元とも言える南カリフォルニアのコースで、何度も好成績を上げている試合で始めて予選通過出来なかったことになります。

 

タイガーにとって苦しいシーズンになりそうですね。いよいよ世代交代なのでしょうか?

 

それにしても、もしやアプローチイップスか?とさえ報道されてします。まさにそれに苦しんでいる私には他人事ではありません。でも、これでアプローチイップスと言うものの存在が知られ渡ってくれたら、私もあれこれ(ゴルフに行くたびに)説明しなくても済むので助かるのですが。

 

パターやドライバーのイップスはよく聞きますので、ゴルファーはそれらの(漠然とした)イメージを持っていますが、意外にアプローチイップスのことはイメージが湧かないようです。

 

私はここ3~4年苦しんでいます。短い距離のアプローチになると、アドレスに入った瞬間に身体が固まってしまいます。最近やっと少しづつ良くなって来ている感触はありますが、前回もパーを6回取ったにもかかわらず、100を切れなかったのは、やはりアプローチの失敗で大たたきしたことが大きな理由の一つです。6回パーを取れれば、普通は90台前半では上がれるところですから。

 

米国PGAのサイトの記事を読んでいたら、「タイガーは自分のスィングの最下点がどこにあるのか分からなくなってしまったようだ・・・」等とのコメントがありました。いやいや・・・、あのタイガーが・・・。

 

タイガーの事ですから、直ぐに修正して復活してくるだろうとは思いますが、(私とは天地以上の差がある超スーパーゴルファーですから)なんか親近感を持って同情してしまいました。

 

 

 カテゴリ:スポーツの話, 日々のこと

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