新原歯科医院

院長ブログ

カテゴリ: 日々のこと

老人と海、いいセリフ

先月、ゴルフ帰りの車の中で、G君、Hさんと食文化の話題になりまして、アメリカでは魚料理はよく食べるのか?と言う話になりました。

 

私は若い頃10年ほどアメリカに住んでいましたから、アメリカのことになると、どうなんだ?と聞かれるのですが、時代も変わって、みなグルメになって来ているでしょうから、現在のことはわかりません。

 

でも30年以上前ですが、私がいたころは内地では、一般的に魚料理はあまり普及していなかったようです。マクドナルドのフィッシュバーガーや、せいぜいフィッシュアンドチップスとかで、何だかわからない魚のフライを食べたくらいしか記憶にありません。

 

ただ、海の近くでは、レストランにも魚介料理はいろいろありました。ですから、地域によってはごく一般的に文化はあったのでしょうが、内陸の殆どの人はあまり食べていなかったように思う、と言った話をしました。

 

ただ、ヘミングウエーの「老人と海」の中で、主人公が特大のカジキマグロと格闘して漂流しているときに、食料が無く、釣れたマグロやシイラを片手で捌いて、生で食べるシーンがあってね、「ああ、ここに塩があればなぁ、」とか言いながら食べていたから、海に隣接した地域の人はふつうに魚食ってたんじゃないの?などと話していました。

 

あとで考えたら、あの小説を書いたのはアメリカ人だけど、舞台はキューバとかの外国だったなぁ・・・。と気づいて(遅いですね(笑))アメリカと関係ないじゃねぇか、とか思って笑ってしまいます。

 

ま、それは兎に角として、久しぶりに「老人と海」のことを思い出しまして、そういえばいいセリフがあったなぁ・・・・。と思い起こしました。どんなだったかなぁ?

 

あの本は高校生の時に初めて読みました。その前に映画で観て感動しました。かなり古い映画でしたから、青砥の京成名画座あたりで観たのかなぁ?それともあの淀川長治さんの名解説で記憶に残る日曜洋画劇場だったでしょうか?スペンサー・トレーシーの名演技が光っていました。原作に興味が湧き、読んでみました。

 

小説を映画にすると、その良さが伝わらないことが多く思います。短編小説でなければ、2時間の映画に収めるのは難しいことと、演技が過ぎると原作本の迫力が却って薄れるような気がします。

 

ですが、この本は小説も映画もそれぞれ素晴らしかったです。名作です。

 

そして、何故か10年くらい?たってから読み返してみたことがありました。高校生の時には特に何も感じなかったのに、数年たって改めて読んでみると、若い時には気づかなかった心に残るシーン、セリフが多々あったことに驚きました。それがまた面白かったので覚えています。

 

さて正確にどんなセリフだったのか?気になっていましたが、先日麹町の本屋さんをのぞいたら、「老人と海」の文庫本が書棚にあります。まるで私のために置いてあるかのようです。買ってしまいました。

老人と海

かの有名な、故福田恆存氏の訳でした。改めて読むと今度は福田さんの解説が面白かったです。「老人と海」はヘミングウェーの最高傑作であり、アメリカ文学がヨーロッパ文学と肩を並べるように成長した最初の作品の一つである、といった事が書いてありました。福田氏はこれを読むまでアメリカ文学は敢えて読むほどのものはないと思っていたそうです。へぇーそうなんだぁ・・・・。

 

そしてもう一つ新発見です。「ディック・シスラーの親父さんは・・・」と言うくだりがありました。イチロー選手が破るまでメジャーリーグの年間最多安打記録をもっていた、ジョージ・シスラーのことのようです。ディマジオの名は知っていたけど、イチローが新記録を作るまで、シスラーと言う大選手のことは知りませんでした。でもアメリカではその頃は知られた存在だったんでしょうね。

 

そんな新しい発見もあり、また、自分も多少なりとも人生の荒波(さざ波?)の中を漂って来ていますと、歳を重ねるほどに、この老人(サンチャゴ)が独りでボートに乗り、大自然と格闘している姿に感ずるものが大きくなっていることを実感しています。

 

さて、そのセリフです。

「しかし、老人はいつも海を女性と考えていた。それは大きな恵みを、ときには与え、ときにはお預けにするなにものかだ。たとえ荒々しくふるまい、禍をもたらすことがあったにしても、それは海みずからどうにもしようのないことじゃないか。月が海を支配しているんだ、それが人間の女たちを支配するように。老人はそう考えている。」

 

何十年ぶりかで読みました。こんな訳だったっけ?ネットでヘミングウェーの名言集を見ると、泣かせるセリフがいっぱいありますねぇ。原語で読んでみたくなってきたなぁ。

 カテゴリ:日々のこと, 未分類

骨太の方針

さあ寝ようかな?と思いつつ、テレビのニュースを見ています。

 

骨太の方針がなんたらかんたら言っています。

 

骨太?いったい何を言いたいんでしょうか?メディアの方々何も感じず報道していますが、説明してくれないかなぁ?骨太の方針ってどんな意味なんでしょうか?

 

確か、小泉政権の時に抜擢された民間出身の竹中さんの時に出てきた言葉だったんでしょうか。彼が経済学会でどんな評価を得ているのかは知りませんが、色々と話し続けて、口はうまいけど意味が解らないと言う印象しかありませんでした。当時のソニーのI社長みたいでしたね。

 

訳わかりません。私が頭悪いんでしょうか?ま、決して良くはないかもしれないけど・・・・。頭のいいメディアの皆様、もう少し私たちにわかるような説明してくれたら嬉しいな。

 

それではみなさん、オヤスミナサイ。

 カテゴリ:日々のこと

ショックな出来事

今朝、亀戸駅の改札を通ろうとしたら、Suica(定期)がありません。家でポケットを確認して確かに持って出たのに!時間があったので家に戻って見ましたが、やはり見つかりません。

 

ショックだぁ!!あそこでポケットから携帯を出した時に落ちたのかなぁ・・・・、とか、それともあそこかなぁ・・・とか、ウジウジとずっと考えながら職場へ着きました。

 

こんな些細なことにショックを受けて、なんて俺は器の小さい人間なんだろう!とか思ったりしてそれでまた少しだけ自己嫌悪に陥ったりして、またショックです。

 

ゴルフでもミスすると、暫く引きずるからなぁ・・・。

 

結構、普段は物事に動じないように思われているようで、小心者の部分も十分持ち合わせています。いくつ年をとっても、変わらないなぁ・・・。三つ子の魂百までとはこのことですね。

 

さて、切り替えて仕事に入りましょうか?

 カテゴリ:日々のこと

6月

月が変わりました。前月のレセプトのチェックにクリニックに来ています。

 

いや~~、暑い!来る途中で温度計が目に入りました。33度だって。

 

ほんとに梅雨が来る前に夏が来てしまった感さえしますね。今年はエルニーニョ現象の為に冷夏になるようなことが言われていたのに・・・。

 

汗をかいて痩せるチャンスですが、ビールの量も増えそうで、さてこれ以上ウエストがきつくならないように気を付けないといけませんね。Hooo・・・・。

 カテゴリ:日々のこと

夏到来?

日々暑さが増して来ています。冬休みに伸びた髭をそのままにしておりましたが、暑さでうっとおしくなって来ました。ここまできて剃るのもなんなので、髭初心者なりに考えまして、バリカンの刈り高を6ミリから3ミリに下げました。

 

かなりスッキリして、これなら夏を乗り切れるかな?と思っています。昨日BSNHKのスポーツニュースを見ていますと、小宮山さんの・・・(ロッテやメジャーでも活躍された投手で、NHKの解説者として毎晩出演していますが、)彼の髭が短くなっていました。私と同じような長さです。

 

全く同じタイミングでしたから、つい共感してしまいます。思うことは同じ、と言うことでしょうか?なぜか安心しました。つまらない事ですが・・・。

 カテゴリ:日々のこと

サプライズ

今日、旧友のM先生が訪ねて来てくれました。以前私の医院で勤務医として頑張ってくれた歯医者さんです。仕事の合間でしたから長話は出来ませんでしたが、今は院長先生として地域の人たちに慕われて活躍しているようです。

 

何年振りかわかりませんが、覚えてくれていてまた元気そうで嬉しかったですね。近所の会社に勤めている私の親友のG君はM先生と仲が良かったのでメールしたところ、来てくれましたが、惜しくも入れ違いになりました。残念!

 

小さかったお子さんはもう二十歳だとか、なかなか優秀なようです。しかしあのAちゃんがもう二十歳かぁ・・・。私も歳をとるはずだなぁ・・・。

 

時代は変わっていきますね。私は何も教えてあげられませんでしたが、M先生も立派になって、そしてもうすぐお子さんたちの時代に変わって行きます。良い人生を重ねて頂きたいものです。

 カテゴリ:日々のこと

偉い人

仕事の関係で書留郵便を時々出します。だいたい私が郵便局へ行きます。先日郵便局の方に「先生が自分で出しに来るなんて、偉いですね。」とお褒めの言葉を頂いてしまいました。

 

そんなものかな?なんて思いましたが、褒められて悪い気は致しません。多分にやけてしまったのではないかな(笑)。

 

昔からうちの医院では歯医者は偉くありませんでしたから、郵便を出しに行くのも特になんとも思っておりませんでした。人手も少ないし、当然のことでしょう。

 

組織の中での「上司」と「部下」の関係であったり、「年長者」と「年少者」の関係などありますが、歯医者だから偉い、と言うことはありません。

 

どんな仕事も世の中の役に立つ、必要な(ま、たまにはそうでないこともありますか?)ものであるのだから、歯医者だからと言ってほかの方より偉い訳がないと思っています。

 

良い仕事をして良い歯医者になりたい、良い父親になりたい、良い人になりたい、とは思っています。それが私の人生の目標で、20代のころから思いは変わっていません。

 

まだまだ道は遠いようですが、たまに「いい歯医者さんです」とか言われますと、お世辞であっても嬉しくなりますね。また励みにもなります。

 

今日は私の友人のG君が勤める会社の株主総会があったようです。お疲れ様です!彼はその会社では、そこそこ偉い人なのですが、私たちと付き合うときはそういうところを見せません。

 

逆に偉ぶらないように努めてもいるところもあるかも知れませんね。こっちもあまり気にもしていないのだけど・・・。良い人です。あ、褒めてしまったなぁ・・・。ま、たまにはいいか。

 

 

 カテゴリ:日々のこと

木漏れ日の中

朝、亀戸駅までの桜並木の遊歩道を歩いて行きました。今のこの径は新緑の回廊です。柔らかい風に揺れる木漏れ日の中を歩くのはとても心が和らぎます。

 

英語では多分「Leafy glades」と言うのだと思っていました。「I wish you love」と言う歌がありまして、(大好きな歌ですが)その中で「 and in July, a lemonade to cool you in some leafy glade・・・」と言うフレーズがあります。

 

別れた恋人が幸せであってほしい・・、と言う想いを綴った歌です。元々はシャンソンでフランス語の歌詞は少し違うようですが、英語の歌詞が私たちに馴染んでしまっています。

 

和訳では「木陰で」・・とか、「緑の中で」とか・・・暑い夏の日にもレモネードで涼しく過ごしてくれたら・・・。とか訳詩されていますが、私は「木洩れ日の下で・・・」と言うことだと思い込んでいました。

 

10年アメリカに住んでいましたが、意味を勘違いして思い込んでいた単語がいっぱいあることをいまだに教えてもらっています。

 

チェックしてみたら、「leafy glade」は草の生い茂った空間」といった意味なんだそうです。へ~~~!そうだったんだ・・・!「木漏れ日」に合う単語は英語にはないらしいです。「sunlight filtering through trees」とか言わないといけないんだそうです。(ネットで見た限りでは)

 

まぁ歌の意味するところは大差ないですし、「木洩れ日の下で」のほうがいい感じに聴こえるからいいんじゃないかなぁ?などと思っています。言葉と言うものは完全に訳すことは不可能なんですね。

 

今日はそうして木洩れ日の下を歩いて駅に行き、久々に四谷のSDA教会へ行って来ました。心優しい人たちのいる空間にいると、木洩れ日の中にいるような心安らぐ心地よい時間の流れを感じました。皆さんの幸せを、私のような人間のことさえも祈ってくれているのですから。

 

 

 

 

 カテゴリ:日々のこと

栗林すみれライブ・代々木ナル5/13

栗林さんのリーダーライブではないのですが、代々木ナルへ行ってまいりました。ギターの曽根一馬さんはかなり前ですが、御茶ノ水ナルで甲斐さんの日に出演していた時に初めて聴きました。代々木のレギュラーです。

 

こてこてのジャズに拘らない感じのプレーが印象的でしたが、さらに進化を続けています。ピアノの遠藤征志君とのデュオは定評がありますが、栗林さんともピッタリあっているんではないかなぁ。

 

ヴォーカルの池田聖子さんは本格派です。上手にしっかりと、時折自分のフレーズをさりげなく入れながら心地よい歌を届けてくれました。

 

池田さんが入る前に2曲ほどピアノとギターのデュオの演奏をしてくれます。どうしてもタッチの強さ、パワーでは男性に敵わないのですが、ソフトなタッチの繊細さ、そして栗林さんの独特の美しいフレーズは素晴らしいものがあります。みなさん聴きに行って下さい。Mさんとも話したことがありますが、これから楽しみなピアニストです。

 

素人の私にはテクニックのことはよく解らないのですが、曽根君も栗林さんも心に響く音を奏でてくれます。時に激しく、時に優しく・・・・、いい音色です。知らない曲でしたが、オリジナルなのかなぁ・・・。とても美しいメロディーの曲でありました。

 

池田さんは一曲お客さんのリクエストに応えて「オール・オブ・ミー」を歌ったあと、たまたまですが、私の好きな曲の連発でした。「Moon Grow」、「Feel like making love」、そしてなんと「SweetGeorgia Brown」でした。

 

「Feel like…」はR&Bの名曲だけど、結構歌う人多いですね。いい曲は歌いたくなるんでしょうね。みんな歌が好きでヴォーカリストになった訳ですものね。「スィート・ジョージア・・・」はあまり聴く事はないかな?

 

「真夏の夜のジャズ」で有名なモンタレー・ジャズ・フェスティバルでのアニタ・オデイの名唱で有名ですね。そしてあのバスケットボールのハーレム・グローブ・トロッターズのテーマソングとして世界中の人に知られている曲です。

 

一度クラリネットの後藤雅広さんがスイングに出演した時にリクエストしてやって頂いた事があります。古き良きニューオリンズジャズの名曲でしょうか?大好きな歌です。

 

そして歌のバックでの演奏も、あまりでしゃばりはしませんが、いいフレーズがてんこ盛りでした。思わず伴奏の方に声を出してしまったりします。三人がうまく絡んだカッコいいライブになりました。今日は「来てよかったライブ」でした。イイェ~~イ!

 

栗林さんは今月ブルーノートに自分のトリオで日野さんと共演したそうです。期待されているのでしょう。CDデビューも予定されているとのこと、もっともっと多くの人達に聴いてもらいたい3人でした。

 カテゴリ:日々のこと, 音楽の話

5/10/2014・船カン

美しい新緑の中、船橋カントリー倶楽部でゴルフを楽しんで来ました。

20140510_115309 (1)

いい季節になりましたね。好天に恵まれた緑は輝くような美しさでした。芝の状態も良く、絶好のゴルフ日和にスコアだけはいつもと変わらず伸びません。

 

いつものG君、Hさんとのラウンドでしたが、みな山あり谷ありのゴルフで、それでも楽しい18ホールです。

 

スコアは伸びませんが、いいショットもいくつかあり、シャンクは殆ど出なくなって来ています。池越えでラフの粘っこさを読み切れず、グリーンまで8~90ヤードをPWで池ポチャ2連発には勉強させられました。

 

さすがに3打目は私も学習して3ヤード程下がってフェアウェイにドロップして池を越えました。これも含めてショートゲームがもう少し上手く行けば・・・、結構行けるかも・・・。

 

今日の帯同キャディーのSさんによると、この時期、芝の花が咲いていて、見た目よりも粘って、クラブにからむのだそうです。良く見ると紫色の細い穂のような(それが花なんだそうですが)長く伸びていました。

 

ゴルフ歴40年、初めて芝生の花を知りました。腕は上がりませんが、少しづつゴルフのことが解り、楽しめることを実感しています。英語で言うと、I appriciate the game of Golf and the heart of golf more and more, year by year,and, well,…I`m getting old….

 

帰りに千葉市内の病院に入院しているO君を見舞って来ました。難病と戦っている彼ですが、よい方向に向かっているようで、大分痩せましたがまあまあ元気で少し安心しました。

 

まだ闘病は続きますが、なんとか頑張ってまた船カンの月一ゴルフに復活してくれるよう祈っています。それまでスコアを上げずに待っていられそうなので、安心して養生してほしいですね。

 

今日の19ホールは浅草橋のG君宅に乱入し、美しい奥様の美味な手料理を頂きました。旬の野菜が美味しかった(他もみなですが)です。亜麻仁油とか、あまり食したことががないものですが、やはり和の食はいろんな意味で味わい深いものですね。ゴルフ同様、深い世界だなぁ・・・。Iさん(奥様です)いつも有難うございます!

 

 

 

 カテゴリ:日々のこと

03-6272-6579 医院までの地図はコチラ
english available

診療時間

月~木 11:00~14:00 / 15:00~19:00 金曜日 11:00~14:00 / 15:00~18:00 ※土日・祝日は休診となります

〒102-0083 東京都千代田区麹町6-6-1

麹町長尾ビル 3F

電話番号:03-6272-6579

当医院までのアクセスはこちら

お問い合わせ

医院長自己紹介
非常勤医師紹介
院長ブログ
根本先生のブログ
歯でお悩みの方へ
初めて来院された方へ
スマホサイトQRコード
新原歯科医院TOP > 院長ブログ