新原歯科医院

院長ブログ

カテゴリ: 日々のこと

スマホデビュー

連休が終わり、まだ気が戻りきっていない感じですが、いつのまにかそんなことも感じず普段の生活に戻って行くのでしょう。

 

世界卓球の女子準決勝では涙を流してしまいました。観た人少ないだろうなぁ。御茶ノ水ナルでは、大坂さんのドラムに何度も叫んでしまいました。荻原君のギターも相変わらずかっこよかったです。

 

そして私はついにスマートフォンに変えました。自分自身がガラパゴス人みたいなもんだから、必要ないと思っていました。

 

ところが、私が使っていたアプリがいくつか終了したり、使える機能が削減されたりしています。(ゴルフのトーナメント速報とか、その程度のものですが)

 

やはりガラ携を使う人が圧倒的に減っているのでしょうね。携帯の電池がそろそろ怪しくなってきていて、どうしようか思案しましたが。いまや、友人もみなスマホに変わっていることもあり、スマホデビューです。

 

電話の受け方がわかるまで暫くかかりました。マナーモードにする方法さえわかりません。息子に笑われながら、試行錯誤が続いています。変に触ると画面が変わっちゃうし・・・。

 

今はマニュアルも簡単なものしか付いてこない時代なんですね。いやいや・・・。連休中に少し練習をなどと思っていましたが、なにかと忙しくあまり進歩しておりません。

 

PCさえろくに使えないのですから、時間がかかりそうです。どうせもともとたいして使っていなかったから、問題はないのですが、元理系の人間としては情けない限りであります。

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C.A.レディースゴルフトーナメント2014

連休初日ですね。ゴルフの試合を観に行って来ました。サイバー・エージェント・レディースat鶴舞カントリー倶楽部です。

 

七高グリーン会の古参メンバーのK君のホームコースでありまして、何度かプレーさせて頂いたことがあります。

 

名門コースですが、プレーしているときは必死にゴルフしていますからあまり解らなかったのですが、ロープの外からプロゴルファーの素晴らしいプレーを俯瞰して観て、このコースの素晴らしさを再確認しました。

 

名匠井上誠一の設計によるゴルフコース、西、東の二つのコースがあります。メンバーのK君によると、西のほうがいいんだけど、川がらみのホールの橋の強度不足で大勢のギャラリーが渡るには危険があり、東コースでしかプロの試合が出来ないんだよ、と言うことでした。

 

その3ホール程をギャラリー観戦禁止区域にして、西コースでのトーナメントを実現しました。ギャラリーが入れないホールがあるなんてマスターズみたいですね。

 

自分がやっているときはブラインドのホールがいやだなぁ、とか思っていましたが、こんなに美しく、厳しいコースだったんだなぁ、そしてやりがいのあるチャレンジングなコースだなぁ、と改めて感じました。

 

おまけに私たちがプレーするときよりもはるかに速いグリーンでした。触っただけのように見えるパットがコロコロといつまでも止まらない。それをしっかり寄せるプロたち。すごいです。

 

自分がプレーした時を思い出しながら、まずは今話題のアマチュア、勝みなみ選手の組について数ホール歩きました。

 

同伴は最近G君がにわかファンになっている原江里菜選手、そして小楠選手です。3人とも今大会は決して好調ではなく、予選通過が危ぶまれる位置でしたが、インスタートにしては大勢のギャラリーを引き連れていたのは勝さんと原さんの人気からかな?

 

そのあと上田桃子プロ、鬼沢プロ、シン・ジェプロの組について行きました。上田さんは故障に悩まされアメリカのツアーから戻って来ました。シン・ジェも一時の絶対的な強さから不本意なシーズンを送っていましたが、復調気配を見せています。今シーズンは日本ツアーを主戦場にするようですが、今日は圧倒的な強さを見せ、上位争いに食い込んで来ました。

 

上田さんはなんとか予選を通過できそうです。相変わらずの美しいフォームですがスコアは伸びませんでした。みんなこんなに上手なのに・・・、私ごときには何がいけないのか計り知れません。

 

つまらないことなのですが、原さんが靴紐を結びなおすのにしゃがみもせずに、膝も曲げず手をおろし、紐を結んでいたのに驚きました。私の硬い身体では考えられないことなもんですから・・・。

 

私の予定では最後にトップ争いをしているアマチュアの堀さん、森田さんの最終組前後について何ホールか観るはずだったのですが、アップダウンのきつい鶴舞に負けて古傷のある右膝の痛みが強くなってきてくじけました。

 

こんなにきついコースだったかなぁ・・・?考えてみたら、ここでは乗用カートに乗ってのゴルフでした。歩いて回るのはきつい筈です。

 

帰宅してテレビで結果を観ました。なんとアマチュアが3人トップ10に残っています。高校1年生で優勝してしまった勝さんは残念ながら今回は予選落ちしましたが、彼女に触発された若い選手が頑張っています。

 

この数年で女子プロゴルフ界は大きく変わるかもしれませんね。最終日が楽しみです。

 

アメリカでも松山選手が上位で予選通過しています。今田隆二選手も下部ツアーの試合で上位に食い込んでいます。この二人も今週は楽しみです。今はネットでウエブ・ドット・コム・ツアーの結果を見れるんですから、いやはや、すごい世の中になったもんだなぁ・・・。昔のことを知らない人たちにはこの感覚はわからないでしょうけど・・・。

 

 

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世界卓球選手権

今、日本で世界卓球選手権(団体戦)が開かれています。私は中学、高校と卓球部だったので(3回戦ボーイと呼ばれていまして弱かったです)懐かしく感じながらテレビで観ています。

 

やはり男子の試合はすごい迫力です。一度皆さんにも観て頂ければ、楽しめると思います。

 

私の子供の頃は卓球はすごい人気のある競技だったんですが、急激にマイナースポーツになってしまいまして、私の高校時代は卓球の暗黒時代でした。福原愛さんのおかげで、またテレビ中継をしてもらえるようになりました。

 

日本の選手たちも強くなり、いい試合を見せてくれます。この連休中に一度、代々木第1体育館に行ってみたいと思っています。

 

私が高校生のときですが、卓球協会の偉い人が愛知県の人だったからなのか、暫く日本選手権は愛知で行われていました。

 

なぜか一度だけ久々に東京に戻り、台東体育館でやった年がありました。授業を終えて、我ら墨田川高校卓球部員たちは即行でバス(だったか、都電だったか)に乗り隅田川を渡って浅草へ!

 

体育館の入り口で切符を買おうとしたら、切符売り場に誰もいません。中を覗いて声をかけると、一人走って来ました。「君たち、いいから入りなさい!」

 

もう決勝戦が始まっていました。元世界チャンピォン同士、長谷川選手対伊藤選手の素晴らしい試合に、切符売場の人達も自分の仕事を放り出して観ていたんですね。

 

愛知県体育館でやっていたときは空席が目立ちましたが、久々の東京開催でもあり、凄い組み合わせになったこともあり、超満員でした。

 

40数年前のことですが、あの熱気に包まれた台東体育館での日本卓球選手権男子個人戦決勝の様子が昨日のことのように思い出されます。古き良き時代でした。

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田辺商店ライブat浅草SMILE、2014/4/26

ギターの田辺充邦君と奥様のチェリスト平山織絵さんのユニット、「田辺商店」のライブを聴きに、浅草スマイルにお邪魔しました。

 

ROXのビルの斜め向かいの6階にあるこのジャズバーは、ドラマーの井川さんと奥様(ヴォーカリストだそうです)のお店なんだそうです。窓からスカイツリーがよく見えて以外な隠れ家を見つけた感じです。

 

共演はピアノの田中菜緒子さん、トランペットの高澤綾さん、そしてヴォーカルの中溝ひろみさんでした。

 

かなり前ですが、銀座スィングへあるヴォーカルのライブに行きました。後ろでギターを弾いていた田辺君のフレーズが気に入って、それから彼のライブをよく聴きに行きます。

 

話をしたら、彼は深川4中出身だそうで、ご近所だったこともあり、親近感が湧いて、追っかけるようになってしまいました。彼の「奥様は魔女のテーマ」のアドリブは抜群にかっこいいです。

 

素敵な、奥様で素晴らしいチェリストの織絵さん、可愛い娘さんのハロちゃんと田辺君、のご家族の大ファンです。

 

高澤さんは私がよく行くライブハウスのスケジュールによく入っていて、一度聴いてみたいと思っていました。とてもいいフィーリングのアドリブを聴かせてくれましたね。どんどん人気が出て来ているようです。

 

田中菜緒子さんは、御茶ノ水ナルや小岩コチで何度か聴いたことがあります。もうナルではレギュラーのように毎月出演しています。今日も美しい音色でしっかりとしたテクニック(ある人がそう言っていました。)を見せてくれました。

 

中溝さんは、PACOとか、錦糸町アーリーバードで何度か聴いています。とても美しいシルキーヴォイスでしっかりと歌ってくれます。こんなに上手いのに、まだ老舗のスケジュールに彼女の名前を見た記憶がありません。

 

先日、平河町のPACOで聴いた、河波浩平君もしかり、私の大好きな出口優日ちゃんとか、もっとみんなに聴いてほしい素晴らしいヴォーカリストがいます。

 

メジャーな人でも大したことないと思う歌手もいますが(失礼!)こういう上手なヴォーカルの人達がもっと評価を得てもいいと思っています。なかなかお客さんを集められないと有名な箱には出れないのかなぁ。

 

 

 カテゴリ:日々のこと, 音楽の話

長谷川・山中W世界タイトルマッチ2014/4/23

今日は録画予約を忘れてしまい、大急ぎで帰りましたが、長谷川戦は終わっていました。帰りの電車の中で携帯のニュースでTKO負けを知りました。

 

かつてバンタム級を10回防衛した彼のキャリアはここで終わってしまうのでしょうか。

 

タイトルを失ったあとの3年の間の彼の試合を2度ほど見ましたが、全盛期の長谷川選手の軽やかなフットワーク、ダッキング、正確なカウンターは見られませんでした(私の個人的な感想ですが)。

 

このタイトルマッチが決まっても私は不安を感じていましたが、残念ながら私の不安は的中してしまったようです。

 

相手も強いチャンピオンでしたが、全盛期の長谷川選手なら・・・。これほどの強いボクサーでありながら3年間かかってやっと世界戦が実現したのですが、やはり彼のピークは過ぎてしまっていたように感じます。

 

力のあるジムであればもっと簡単にチャンスを貰えたんだろうなぁ・・・。そんなことを言っても始まりませんが、もう少し早く試合を組めていたら・・・。彼はやり切った表情にも見えましたが、ファンにとっては残念でなりません。

 

山中選手は強かったですね。ワンーツーだけでここまでの強さを見せる選手はどこにもいません。

 

ただ相手は勇敢でタフで根性がありました。他のコンテンダーなら3回くらいKOされていただろう、と思うような強いパンチを受けながら決して下がらずワイルドな危険なパンチを振り回しました。

 

山中選手もいいパンチを食らっても立ち上がる姿に「まいったなぁ・・」と言った表情を隠しませんでした。

 

終盤にはまともに挑戦者のワイルドなフックを貰いましたが、そのころには挑戦者は山中選手のパンチのダメージでパンチに力がなく、救われました。

 

耐えて耐え続けた挑戦者でしたが、最後には一番苦しいボディーへのパンチで崩れ落ちました。左ストレートでのリバーブローなんて山中選手ならではのKOパンチでした。あれは苦しいだろうなぁ。

 

山中選手にはもっともっと強くなって世界の舞台で活躍してくれることを期待します。出来れば最後のインタヴューで相手の健闘を称える言葉もほしかったですが、それも次回の修正点として期待したいですね。

 

圧倒的な強さを誇った長谷川穂積選手が敗れ、山中選手が強さを見せつけました。先日のパッキャオは勝ったものの。彼のトレードマークの鋭い踏み込みからの右は見られませんでした。

 

時代が少しずつ変わっていくことが感じられます。時は必ず過ぎて行きますね。

 

 

 カテゴリ:スポーツの話, 日々のこと

マスターズ初日

松山選手、8オーバーです。厳しいスタートになりました。

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綺麗な花には・・・

桜が見事に咲き誇っています。昨日患者さんと治療の合間に話をしていましたら、「なんでみんなそんなに桜で大騒ぎするのかしら?」とおっしゃいます。「私は梅のほうがずっと好き、寒さの中に凛として咲く梅は綺麗、それに桜は花が散ったあとに虫がすごいのよ。あれがいやなの。」

 

いやぁ、卓見に富むご意見ではないでしょうか?いろんな美しいものを見落としているかもしれませんね。

 

亀戸に越してきて20年になります。亀戸駅までの遊歩道の桜並木、そのころから花見スポットでした。

 

でもその当時は桜の花が散る時期になると虫がいっぱい!木から下がってくる毛虫を避けながら歩かなくてはなりませんでした。

 

江東区の造園課の人たちが頑張ったんでしょうか?いつの頃からか、殆ど虫を見る事がなくなりました。

 

私の姉の家の近くで庭に桜を植えてある家があるそうです。やはり虫がついて、大変だそうで、姉いわく「個人で桜の木を家の庭で育てるのは(防虫をうまくしながら)無理よ!」との事。

 

亀戸の桜並木もかなり苦労して防虫をしているんでしょうね。おかげさまで今年も気持ちよく桜の下を歩く事が出来ます。

 

美味しいもの、美しいものには虫がよって来ます。美しい皆様方、お気をつけくださいな。

 カテゴリ:日々のこと

第18回七高グリーン会ゴルフコンペat船橋カントリー倶楽部

東京では昨日、今日の強い風で咲き始めた桜が散ってしまいそうです。

 

一昨日、3月30日の土曜日はここまでの強風ではなく、好天に恵まれ高校同期会のコンペを楽しみました。4組16人のフルゲート、私は実力者のM君、T君、そして常任幹事のI君とのラウンドでした。

 

名門船橋カントリー倶楽部は距離もあり、小さな砲台グリーンはいつにない速さでみな翻弄されました。

 

私は、と言うと、ショットはまぁこんなもんだろう・・・、と言うところでしたが、またまた「アプローチ怖い」症候群が悪化し始めました。グリーン回りからダフリダフリで乗せるのに3~4回かかってしまったり、林からもダフリで出すだけなのに2~3打かかってしまったことが数回ありました。

 

同組のI君は以前からドライバーのイップスなんですが、気持ちがよくわかります。構えてテークバックしようとするといやぁーな感じがしてクラブをひけない、なんとか動かすのですが、ダウンの動きもコントロール出来ず早打ちのダフリ、トップの連続です。

 

少しずつ自信を取り戻しかけていたはずでしたが、やはりずっとイップスと仲良くして行くことになりそうです。ただパットは珍しく好調で大たたきは無く、まんべんなくトリプルボギーを重ねていったおかげで見事にシングルぺリアは頂きました。ドラコンも頂きましたし、107のスコアも私には満足いくものでした。

 

M君はこの会のメンバーの中で1、2を争う実力者です。一緒に回ってあらためて彼の技術の高さを確認しました。ティーショットからパットまですべてにおいて私より数段上の技術を持っています。珍しく2~3度大きなミスショットもあったことでグロス90でしたが、この難コースでグロス2位は98ですから、ダントツのベスグロでした。素晴らしい!

 

T君は絶不調、2回のOBに加えパットのタッチもあわず、(なんと一度はパットが転がり続けてグリーンから出てしまいました。ほんとに早いグリーンでしたね。)100越えです。彼が100回以上打ったのは初めて見ました。でもドラコン一つとったし、楽しく回れたのではないでしょうか。

 

そしてI君、相変わらずにぎやかです。営業の仕事関係で年間のラウンド数はおそらく一番多い(ほぼ毎週らしいです)そうですが、多忙でラウンドする以外は全く練習出来ないそうです。ずっとドライバーイップスで苦しんでいましたが、今回も5鉄でティーショット。でもその5番アイアンが当たっていました。

 

実はここ数回のコンペでは調子悪く、ブービーメーカーの有力候補でした。後半の数ホール崩れかけましたが5番アイアンの切れを取り戻し、なんとか踏ん張りました。初参加のIA君とのにぎりにも勝ち、12位は最近の彼にはいい結果でしょう。スコアにはご不満でしょうが、ご機嫌はよろしいかったですね。常任幹事で活躍、みなお世話になっておりますから彼が調子がいいのは私たちにも嬉しいことでした。

 

優勝はここがホームコースのG君、私も毎月お世話になっております。実は先週も船カンでまわっておりまして、グリーンの速さに慣れていたことも幸いし他の科とは思いますが、本来実力者の片鱗を見せました。

 

前回優勝で今回幹事長を務めたIM君は残念ながら(私も同じ経験がありますが、優勝するとハンデが跳ね上がりますから、私のように波のあるゴルファーは次回が厳しいのですね)Bメーカーでした。また次回に期待です。

 

次回は7月、やはり高校同期の集まりは楽しく、今から楽しみです。グリーン会のみなさん、今回は年度末という事もあり多忙で参加出来なかった方々もいましたが、また宜しくお願い致します。

 

 

 カテゴリ:スポーツの話, 日々のこと

3/22/2014船橋カントリー倶楽部

先月は大雪で予定の日がクローズで出来なかった月例の船カンに2か月ぶりに行ってまいりました。

 

いつものG君、H君との3人組です。雲一つない好天に恵まれ、まだ風邪は冷たいですが、冬の寒さはなく、いいスコアを期待しましたが・・・。

 

ベストスコアはG君の111、あとは書く必要もないですね、あいかわらずの低レベルの争いでした。

 

スタート前にアプローチ練習をしました。最近やっとシャンクは出なくなり、練習場では少しずつ自信がついてきたと思っていましたが、コースに出るとやはり打てない・・・。今日もテキサスウェッジを駆使せざるを得ませんでした。

 

もうテークバックでクラブを引こうとするとイヤーな感じがして、うまく動かせなくなります。そして相変わらずトップ、ダフリが出ます。それでまた怖くなってしまう悪循環です。

 

ひどいイップスの人は全くクラブを動かせなくなるそうです。そこまでは行っていなくて幸いと思わなければいけないかもしれません。

 

でも今日はショットも悪かったです。これではいいスコア出るはずないなぁ。どんどん下手になるみたい。それに慣れて楽しくラウンドを終えられるようになってしまったのは良い事なのかどうなんだか・・・。

 

来週はたまたま同じ船カンで七高グリーン会のコンペです。2週連続ですから少しはスコアアップを狙って頑張りたいところですが、ただの花見になってしまうかも・・・。ま、いいか。

 

 

 カテゴリ:スポーツの話, 日々のこと

科学の進歩

長年こつこつと基礎研究を重ねてきた研究者たちの努力と、少々の運、試行錯誤、失敗の繰り返し等、多くの人々の業績の積み重ねによって科学は進歩、発展して来ました。

 

学生時代にレポート提出に悩まされた経験を持つかたは多いと思います。論文の始めに基礎的なこと、現時点まで知られている事の説明をするときには、誰が書いても似たような記述になります。

 

少々文体を変えて、等よくやります。完全に引用してしまえば済むことでもありますが・・・。昔使ったデータを引用することもあります。論文のどこに使ったかによっては少々困ることもありますが、問題ないこともあります。

 

学生気分の残った未熟な研究者がいくつかミスをおかしたとしても、根幹である「発見をした」ということが「事実」であれば、そのミスが発見を揺るがすことはありません。

 

歴史的な発見だからこそ、細かくチェックされましすが、これほど注目されない研究ならば、たまには(?)同じようなミスを含んだ論文も出されている可能性はあります。

 

追試を正確に行った結果、もしも再現性が認められなかったとしても、それならばなぜ偶発的にそのような現象が起きたのかということは世界中の研究者の課題になります(発見が事実なら)。いつか正しい理由を明らかに出来るときが来るでしょう。

 

今騒がれているケースでも、数か月後には追試の結果が出るはずです。どういう結果になるのか期待しています。たとえ良い結果がでなくとも、その失敗は無駄にはならないのです。

 

本来論文が発表された時点ではそれが正しいかどうか解りません。多くの人に精査され、追試が行われ、それから本当の評価がでるものです。

 

少し騒ぎすぎ、持ち上げ過ぎていた方々が手のひらを返したかのように徹底的にたたき続けているように見えます。

 

初期の報道で若い研究者の周りの人からの取材をもとに、その人がすごい努力家で才能ある科学者であるということを私たちは知りました。これは紛れもない事実なのでしょう。

 

才能ある研究者は人類の宝です。私たちには出来ないことをしてくれます。その人たちの努力無くしては科学の進歩はないのです。

 

その若い芽をよってたかって踏み潰すことに何か建設的、発展的な意味はあるのでしょうか?憔悴した若い科学者をなんとか引っ張り出してさらし者にしようとする意地の悪い魂胆が見え隠れしています。

 

報道と言う蓑に隠れたペンの暴力によるいじめと思われないように、節度と品のある、配慮をもった報道をして頂きたいと思うのは間違いでしょうか?

 

先日、横綱日馬富士が研究者を擁護する発言をしました。彼だから許されるんだろうなぁ・・・。普通のひとが言ったらその人まで叩かれそうな雰囲気になって来ているように感じます。

 

ハーバードの元指導教員でもあり、共同研究者の方の発言は興味あるものでした。「いくつかのミステークは発見の根幹を揺るがせるものではない。ある圧力によって論文を撤回するべきではない。」と、いうものです。

 

科学の発展と進歩を妨げないようにしたいものです。それが人類の進歩の礎になり、私たちの生活を豊かにしてくれるものだからです。

 

 

 カテゴリ:サイエンスの話, 日々のこと

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